北海道の空き家予備軍:高齢者の持ち家で子が遠い・子がいない世帯(市区町村別)

北海道で、持ち家に住む65歳以上の単身世帯と夫婦世帯は548,300世帯(総務省「令和5年住宅・土地統計調査」の推計)。 このうち、子が片道1時間以上の所に住んでいる世帯と子がいない世帯は、合わせて222,500世帯で、 子の居住地が分類された426,900世帯の52.1%です。全国(45.8%)より6.3ポイント高い水準です。 「空き家予備軍」は当サイトの呼び方で、統計上の定義ではありません。

北海道の割合

52.1%

47都道府県中、割合が高い順に6位

県内で最も割合が高い

74.4%

七飯町

県内で最も割合が低い

39.3%

音更町

北海道の市区町村別 空き家予備軍の割合(高い順)

令和5年の推計値です。割合は、子の居住地が分類された世帯に占める、子が片道1時間以上の所に住む世帯と子がいない世帯の割合です。この統計表で公表されている49市区町村だけを載せています。

県内順位 市区町村 持ち家の世帯 子が片道1時間以上 子はいない 割合
1 七飯町 4,200 1,600 1,040 74.4%
2 八雲町 1,360 450 350 71.4%
3 余市町 2,280 960 400 68.0%
4 白老町 3,360 1,080 620 67.5%
5 夕張市 850 430 120 67.1%
6 根室市 2,680 1,210 560 66.8%
7 留萌市 2,280 900 430 66.5%
8 芦別市 1,980 650 510 65.5%
9 遠軽町 3,090 990 900 64.7%
10 倶知安町 1,230 590 150 64.3%
11 名寄市 3,040 1,100 630 63.6%
12 富良野市 2,470 910 440 63.4%
13 当別町 2,030 680 500 63.1%
14 赤平市 1,290 600 140 61.7%
15 新ひだか町 2,560 1,270 230 61.2%
16 滝川市 4,030 1,480 730 60.9%
17 三笠市 1,100 450 140 60.8%
18 網走市 3,530 1,360 470 60.8%
19 伊達市 4,520 1,450 650 59.3%
20 室蘭市 10,040 3,170 2,040 59.1%
21 紋別市 3,140 850 460 58.5%
22 歌志内市 270 90 50 58.3%
23 小樽市 15,280 4,220 3,000 57.9%
24 美唄市 2,780 890 520 57.6%
25 登別市 5,900 2,120 1,060 57.0%
26 稚内市 3,540 860 820 56.8%
27 函館市 26,980 6,220 3,920 55.8%
28 岩見沢市 9,280 3,300 1,250 54.8%
29 砂川市 2,090 750 340 54.0%
30 旭川市 37,040 8,060 7,930 52.8%
31 中標津町 2,250 630 500 52.3%
32 北斗市 4,710 1,170 970 51.6%
33 芽室町 1,550 350 360 51.4%
34 千歳市 7,240 1,740 1,070 50.9%
35 美幌町 1,900 580 320 50.0%
36 士別市 2,420 800 260 49.1%
37 深川市 2,910 810 250 48.8%
38 苫小牧市 15,070 3,470 1,880 48.2%
39 石狩市 7,740 1,760 1,190 48.1%
40 札幌市 177,800 26,700 32,500 47.9%
41 恵庭市 6,320 1,660 660 45.9%
42 釧路市 18,180 3,460 2,320 45.7%
43 釧路町 2,220 480 350 45.4%
44 北見市 14,150 2,960 1,260 44.4%
45 帯広市 17,850 2,990 2,500 44.2%
46 幕別町 2,920 840 360 43.6%
47 江別市 12,240 2,310 1,860 42.9%
48 北広島市 7,210 1,240 1,050 42.0%
49 音更町 4,580 1,020 430 39.3%

「持ち家の世帯」は65歳以上の単身世帯と夫婦世帯の合計です。市区町村の値は10世帯単位の推計で、小さな町村ほど誤差が大きくなります。

北海道の政令指定都市の区別

区 持ち家の世帯 子が片道1時間以上 子はいない 割合
札幌市中央区 21,680 3,650 5,020 60.8%
札幌市豊平区 18,800 2,930 4,190 53.9%
札幌市西区 20,060 2,800 5,020 51.6%
札幌市南区 15,840 3,140 2,710 50.2%
札幌市北区 27,200 3,930 5,890 49.8%
札幌市清田区 12,790 2,090 1,770 41.9%
札幌市厚別区 11,860 1,950 1,350 40.7%
札幌市白石区 12,740 1,210 2,170 40.4%
札幌市東区 20,660 2,520 2,710 39.7%
札幌市手稲区 16,200 2,430 1,710 38.4%

北海道の数字の見方

全国は、子の居住地が分類された8,374,800世帯のうち3,835,300世帯(45.8%)です。北海道は52.1%なので、全国(45.8%)より6.3ポイント高いことになります。

この割合は、親の家が空き家になる数を予測するものではありません。親の家の近くに子が住んでいる世帯が全体のどのくらいかを示す目安です。実際に空き家になるかどうかは、住む人がいるか、売るか貸すかを決めているかなど、家ごとの事情で変わります。

よくある質問

「空き家予備軍」とは何ですか。統計上の言葉ですか。

統計上の定義ではなく、当サイトの呼び方です。当サイトでは、持ち家に住む65歳以上の単身世帯・夫婦世帯のうち、子が片道1時間以上の所に住んでいる世帯と、子がいない世帯を指しています。親が住まなくなったとき、近くに家を引き継げる子がいない家が空き家になりやすいのではないか、という見方にもとづく名前で、実際に空き家になる数を示すものではありません。

「子が片道1時間以上」とは、どういう意味ですか。

総務省統計局の用語解説では、子の居住地は家計を主に支える者の子の住んでいる場所で、子が二人以上いる場合は、最も近くに住んでいる子について調査したとされています。「ここでいう子」には、未婚の子だけでなく、既婚の子や子の配偶者も含まれます。「片道1時間」は、ふだん行き来に利用している交通手段による片道の所要時間です。

割合の分母は何ですか。

子の居住地の6つの区分(一緒に住んでいる・徒歩5分程度・片道15分未満・片道1時間未満・片道1時間以上・子はいない)の合計です。原典の「総数」には、この6つの区分に入らない世帯が含まれていて、6区分の合計とは一致しません。そのため、総数ではなく6区分の合計で割っています。

この数字は正確な世帯数ですか。

住宅・土地統計調査は、全国の住宅と世帯の一部を調べる標本調査で、市区町村の値は調べた結果から全体を推計した値です。原典の市区町村の値は10世帯単位に丸められていて、合計が一致しないことがあります。標本が少ない小さな市区町村は、この統計表で公表されておらず、当サイトのページもありません。

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(令和5年)高齢世帯の型(3区分)、住宅の所有の関係(2区分)、子の居住地(6区分)別高齢者主世帯数-全国、都道府県、市区町村

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021845

子の居住地・高齢世帯の型の定義:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査 用語の解説」

https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/yougo.pdf

世帯数は原典の公表値で、合計・割合・順位は当サイトが公表値から機械的に算出したものです。「空き家予備軍」は当サイトの呼び方で、統計上の定義ではありません。住宅・土地統計調査は標本調査のため、市区町村の値は推計値です。