空き家予備軍の市区町村別一覧:高齢者の持ち家で子が遠い・子がいない世帯

持ち家に住む65歳以上の単身世帯と夫婦世帯は、全国に11,159,300世帯あります(総務省「令和5年住宅・土地統計調査」の推計)。 このうち、子が片道1時間以上の所に住んでいる世帯と、子がいない世帯は、合わせて3,835,300世帯で、 子の居住地が分類された8,374,800世帯の45.8%です。 親が住まなくなったとき、近くに子がいない家を、当サイトでは「空き家予備軍」と呼んでいます(統計上の定義ではありません)。 親の家がある町の割合は、下の都道府県別の表から市区町村のページで確かめられます。

全国の割合

45.8%

3,835,300世帯 / 8,374,800世帯

最も割合が高い市区町村

82.2%

栃木県那須町

最も割合が低い市区町村

14.8%

愛知県豊山町

都道府県別の空き家予備軍の割合

県名をクリックすると、県内の市区町村別の一覧に移動します。割合が最も高いのは岩手県(57.2%)です。

都道府県 持ち家の世帯 子が片道1時間以上 子はいない 割合 割合の順位
北海道 548,300 130,400 92,100 52.1% 6位
青森県 111,900 29,000 21,600 55.0% 2位
岩手県 105,200 31,600 18,500 57.2% 1位
宮城県 177,500 41,600 31,000 50.5% 9位
秋田県 95,900 28,300 16,200 54.3% 3位
山形県 88,300 22,100 18,600 52.0% 7位
福島県 156,900 38,400 29,300 52.7% 5位
茨城県 262,000 60,300 39,100 47.0% 20位
栃木県 170,300 34,200 29,400 46.0% 24位
群馬県 187,200 35,500 28,200 42.0% 37位
埼玉県 638,300 117,300 85,200 44.1% 33位
千葉県 581,800 128,000 72,800 48.3% 16位
東京都 1,000,700 124,700 146,900 46.1% 23位
神奈川県 794,800 142,100 106,900 46.0% 25位
新潟県 191,800 45,700 35,600 49.3% 12位
富山県 85,600 16,700 13,700 41.7% 38位
石川県 98,000 22,000 12,400 41.4% 39位
福井県 57,700 11,400 8,300 40.3% 44位
山梨県 76,600 17,500 14,000 48.2% 17位
長野県 196,600 48,100 33,100 48.5% 15位
岐阜県 181,000 39,200 24,300 41.1% 40位
静岡県 301,200 66,700 52,900 46.8% 21位
愛知県 524,000 73,700 60,300 33.9% 47位
三重県 172,900 38,200 21,100 43.4% 36位
滋賀県 120,200 23,600 13,900 40.8% 42位
京都府 249,700 46,800 32,000 46.2% 22位
大阪府 756,400 112,200 83,800 40.6% 43位
兵庫県 528,400 104,500 68,800 45.2% 29位
奈良県 144,200 32,800 15,800 44.0% 34位
和歌山県 107,500 25,700 15,200 44.5% 32位
鳥取県 48,500 9,900 7,100 45.6% 26位
島根県 66,000 18,100 11,200 51.9% 8位
岡山県 179,100 36,000 20,200 40.8% 41位
広島県 282,000 62,300 39,700 45.3% 28位
山口県 160,200 43,000 23,700 50.1% 10位
徳島県 74,800 16,200 9,900 43.9% 35位
香川県 97,700 19,600 12,300 39.8% 45位
愛媛県 147,900 32,600 18,200 45.4% 27位
高知県 79,800 18,100 12,900 49.4% 11位
福岡県 436,900 86,600 58,500 45.2% 30位
佐賀県 66,900 16,000 9,500 44.9% 31位
長崎県 131,000 34,500 21,000 52.9% 4位
熊本県 156,600 40,700 24,200 49.1% 13位
大分県 113,300 31,800 15,200 48.0% 18位
宮崎県 123,000 29,100 21,600 47.9% 19位
鹿児島県 202,400 50,100 36,800 49.1% 14位
沖縄県 82,600 7,900 11,300 36.5% 46位

「持ち家の世帯」は65歳以上の単身世帯と夫婦世帯の合計です。割合の分母は、子の居住地の6区分の合計です。

空き家予備軍の割合が高い市区町村 上位30

順位 市区町村 持ち家の世帯 空き家予備軍 割合
1 栃木県那須町 2,900 2,130 82.2%
2 静岡県熱海市 7,020 3,910 79.8%
3 石川県珠洲市 2,170 1,620 79.0%
4 静岡県伊東市 12,070 8,010 78.2%
5 千葉県勝浦市 2,650 1,940 76.1%
6 長崎県新上五島町 3,410 2,500 74.9%
7 千葉県館山市 6,650 4,150 74.4%
8 北海道七飯町 4,200 2,640 74.4%
9 岩手県陸前高田市 1,790 1,190 73.0%
10 高知県室戸市 1,920 1,360 72.7%
11 石川県能登町 2,370 1,680 72.4%
12 宮城県気仙沼市 5,340 3,420 71.8%
13 北海道八雲町 1,360 800 71.4%
14 石川県輪島市 3,350 2,120 70.7%
15 新潟県佐渡市 7,040 4,770 70.6%
16 長野県軽井沢町 2,860 1,900 70.4%
17 静岡県下田市 3,130 2,030 70.2%
18 岩手県金ケ崎町 1,070 680 69.4%
19 茨城県鹿嶋市 6,880 4,420 69.1%
20 千葉県南房総市 6,300 3,940 68.5%
21 岩手県宮古市 5,180 2,970 68.4%
22 熊本県上天草市 3,340 2,080 68.4%
23 北海道余市町 2,280 1,360 68.0%
24 広島県江田島市 3,640 2,120 67.9%
25 熊本県天草市 9,670 6,100 67.6%
26 北海道白老町 3,360 1,700 67.5%
27 岩手県遠野市 2,450 1,560 67.2%
28 佐賀県有田町 2,140 1,310 67.2%
29 秋田県仙北市 2,540 1,590 67.1%
30 北海道夕張市 850 550 67.1%

全国1,059市区町村のランキングを見る。この統計表で公表されている市区町村だけを載せています。市区町村の値は標本調査からの推計で、小さな町村ほど誤差が大きくなります。

よくある質問

「空き家予備軍」とは何ですか。統計上の言葉ですか。

統計上の定義ではなく、当サイトの呼び方です。当サイトでは、持ち家に住む65歳以上の単身世帯・夫婦世帯のうち、子が片道1時間以上の所に住んでいる世帯と、子がいない世帯を指しています。親が住まなくなったとき、近くに家を引き継げる子がいない家が空き家になりやすいのではないか、という見方にもとづく名前で、実際に空き家になる数を示すものではありません。

「子が片道1時間以上」とは、どういう意味ですか。

総務省統計局の用語解説では、子の居住地は家計を主に支える者の子の住んでいる場所で、子が二人以上いる場合は、最も近くに住んでいる子について調査したとされています。「ここでいう子」には、未婚の子だけでなく、既婚の子や子の配偶者も含まれます。「片道1時間」は、ふだん行き来に利用している交通手段による片道の所要時間です。

割合の分母は何ですか。

子の居住地の6つの区分(一緒に住んでいる・徒歩5分程度・片道15分未満・片道1時間未満・片道1時間以上・子はいない)の合計です。原典の「総数」には、この6つの区分に入らない世帯が含まれていて、6区分の合計とは一致しません。そのため、総数ではなく6区分の合計で割っています。

子が近くに住んでいれば、空き家にならないのですか。

そうとは限りません。近くに住む子がすでに自分の家を持っていれば、親の家を引き継いでも住まないことがあります。反対に、遠くに住む子が親の家に戻って住むこともあります。このページの割合は、家の行き先を予測するものではなく、親の家の近くに子が住んでいる世帯が全体のどのくらいかを示す目安です。

この数字は正確な世帯数ですか。

住宅・土地統計調査は、全国の住宅と世帯の一部を調べる標本調査で、市区町村の値は調べた結果から全体を推計した値です。原典の市区町村の値は10世帯単位に丸められていて、合計が一致しないことがあります。標本が少ない小さな市区町村は、この統計表で公表されておらず、当サイトのページもありません。

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」(令和5年)高齢世帯の型(3区分)、住宅の所有の関係(2区分)、子の居住地(6区分)別高齢者主世帯数-全国、都道府県、市区町村

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021845

子の居住地・高齢世帯の型の定義:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査 用語の解説」

https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2023/pdf/yougo.pdf

世帯数は原典の公表値で、合計・割合・順位は当サイトが公表値から機械的に算出したものです。「空き家予備軍」は当サイトの呼び方で、統計上の定義ではありません。住宅・土地統計調査は標本調査のため、市区町村の値は推計値です。