遺品整理で出てきた写真・アルバムはどうする?|集め方・分け方・データ化と処分の順番
この記事で紹介するiPhoneアプリ「パシャっとアルバム」は、当サイトの運営者が作ったアプリです。記事内のボタンは App Store のページにつながります(アフィリエイト広告ではありません)。
遺品整理で出てきた故人の写真やアルバムは、①集める、②仕分ける、③残す分をデータ(または新しいアルバム)にする、④残さない分を処分するの順に進めます。捨てるのは最後です。業者に片付けを頼む場合も、写真とアルバムだけは作業日の前に取り分けておきます。相続人が数人いるときは、家の中のものは共有なので(民法898条1項)、一人で決めずに、データを全員で見られるようにしてから原本の扱いを話します。
あなたの遺品整理は、どの進め方ですか
| 進め方 | 写真で先にやること |
|---|---|
| 家族で少しずつ進める | 写真とアルバムを1か所に集めて、量を確かめます。残す写真と手放す写真に仕分けます。 |
| 業者に頼む日が決まっている | 作業日の前に、写真とアルバムを取り分けます。公開されている事例の作業時間は1日〜3日間です。 |
| 相続人が数人いる | 一人で処分しません。先にデータを作り、全員で見てから原本の扱いを決めます。 |
| 葬儀や法事で使う写真を探している | 先に故人が写った写真を集めて、使う写真を選びます。 |
出典:e-Gov法令検索 民法898条1項(2026年10月17日取得)。作業時間は実家じまいの手順と費用が引く、遺品整理のコンシェルジュ公式サイトの事例。
写真は、どこから出てきますか。最初に何をしますか
カメラのキタムラの解説は、写真やアルバムは本棚や押し入れだけでなく、たんすの中や机の引き出し、本のページの間など、一見写真がなさそうな場所からも出てくると書いています。最初にするのは、探して、1か所に集めることです。
集まったら、量を確かめます。保管できるスペースに応じて、残す写真と残さない写真を決めていくからです。量の見当がつかないうちは、処分を決めません。
通帳や権利証などの重要書類も、同じタイミングで探します。書類の探し方は実家じまいの手順と費用にあります。
何を残して、何を手放しますか
キタムラの解説は、残す写真を見極める参考として、次の4種類を挙げています。
- 故人だけが写っている写真
- 遺族や親族など、家族と一緒に写っている写真
- 友人や、大切な人と一緒に写っている写真
- 成人式や結婚式など、節目の日の写真
同じ解説は、この基準はあくまで参考で、ご遺族から見て故人にとって大切な思い出だと思える写真を選ぶことが大切だとも書いています。生前に故人の意思を確認していなかった場合は、どう処分すればよいか分からなくなりがちです。迷うものは、いきなり手放さず、データにしてから決めます。
ほかの相続人がいるときは、仕分けの結果も共有します。「どの写真を残し、どれを手放したか」を一覧にしておくと、後の食い違いを防げます(アルバムの分け方は実家じまいで出てきたアルバムの整理)。
残す写真は、どう保管しますか
キタムラの解説は、プリント写真の保管方法を2つ挙げています。
新しいアルバムにまとめ直す
バラバラの状態よりも劣化を防げ、きれいな状態で見返せます。ただし、保管環境によってはカビが生えたり色あせたりすることがあります。粘着台紙のアルバムを使うときは、台紙とフィルムの間に空気が入らないようにすると、色あせを抑えられると書かれています。
データにして保管する
「保管するスペースがないが、処分はしたくない」場合に向く方法です。データなら場所を取らず、写真が劣化することもありません。家族や親族に写真を渡しやすいのも利点です。データにする方法は、スマホで撮る方法と、専門業者に頼む方法があります。
- スマホで撮る:自宅や実家で気軽にできます。枚数が多いと、時間がかかります。
- 業者に頼む:自分で作業するより、きれいに短い時間でデータにしてもらえる、と解説されています。そのぶん費用がかかります。
どれくらい費用がかかるか、公式の価格で比べた表はアルバムを自分でスマホでデジタル化する方法と費用にあります。
残さない写真は、どう処分しますか
処分の前に、本当に手放してよいかを最後にもう一度確かめます。方法は、自治体のルールに従って燃えるごみに出す、お焚き上げを神社や寺・遺品整理業者に頼む、の2つです。人物や場所が写った写真は個人情報なので、細かくしてから出します。くわしい手順と注意は昔のアルバムを処分したい、でも思い出は残したいときにまとめています。
手放すことに気持ちが追いつかないときは、アルバムを捨てたくない人へも読んでみてください。
遺品整理業者に頼むとき、写真はどうなりますか
遺品整理業者の中には、写真やアルバムのお焚き上げの手配も引き受けるところがあります。引き受けるかどうかは、見積もりの段階で聞きます。写真を作業日に出てきた家財と一緒に運び出されたくないときは、取り分けておくと伝えておきます。費用の考え方は遺品整理の費用は誰が払う?にあります。
よくある質問
生前に故人の意思を聞いていませんでした。写真は捨ててもいいのでしょうか?
カメラのキタムラの解説も、生前に意思を確認していなかった場合は処分に迷うとしています。迷うなら急がず、先に写真をデータにして、原本の扱いはあとで決めます。相続人が数人いるときは共有なので(民法898条1項)、全員で話します。
葬儀や法事で使う写真が、すぐ必要です。どう探せばいいですか?
写真は、本棚や押し入れのほか、たんすの中、机の引き出し、本のページの間からも出てきます(カメラのキタムラの解説)。日にちが迫っているときは、まず故人が写った写真を集めて、使う写真を選びます。選んだ写真をデータにしておくと、あとで焼き増しや共有に使えます。
写真をデータにすれば、元の写真は捨ててもよいですか?
決まりはありません。データを見返せると確かめて、家族の了解を得てからにします。台紙に手書きの文字がある写真や、特に大切な数枚は、原本を残す選び方もあります。
データにするときの画質は、スキャナーと同じですか?
同じではありません。パシャっとアルバム(当サイト運営者のiPhoneアプリ)の説明も、写真の画質そのものはフラットベッドスキャナーのほうが上だとしています。方法ごとの費用と向き不向きはアルバムを自分でスマホでデジタル化する方法と費用で比べています。