実家じまいで出てきたアルバムの整理|持ち帰らずに撮る・兄弟で分ける・手放す順番
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実家のアルバムは、「全部持ち帰る」か「全部捨てる」かの前に、実家で見開きごとに撮って、写真のデータを持ち帰る方法があります。原本の扱いは、データを確かめてから決められます。亡くなった親のアルバムを兄弟で分けるときは、相続人が数人いれば相続財産は共有です(民法898条1項)。一人の判断で処分せず、データを全員に渡したうえで、原本を持つ人を話し合うと揉めにくくなります。
あなたの実家は、どの場合に近いですか
| 実家の状況 | 先にやること |
|---|---|
| 実家が遠く、何度も通えない | 通える日のうちに撮ります。原本を運ばず、データだけ持ち帰れば、荷物が増えません。 |
| 兄弟・姉妹がいる | 原本は1つしかありません。まず全員が見られるデータを作り、原本を誰が持つかは、そのあとで話します。 |
| 片付けの業者の作業日が決まっている | 作業日までに、撮る冊と手元に残す冊を分けます。作業日の前に撮り終えます。 |
| 相続放棄を考えている | 家の中のものは処分しないでください。撮るだけなら、原本は動かしません。 |
相続放棄の前に家財を処分する注意は、実家じまいの手順と費用の「やってはいけないこと」にまとめています。
アルバムは、実家のどこから出てきて、何冊ありますか
カメラのキタムラの解説は、遺品整理をしていると、本棚や押し入れだけでなく、たんすの中や机の引き出し、本のページの間など、写真がなさそうな場所からも写真やアルバムが出てくると書いています。まず、実家じゅうのアルバムを1か所に集めて、冊数を数えます。
- 冊数が少ない:持ち帰って、自宅でゆっくり撮ることもできます。
- 冊数が多い:実家で撮ります。持ち帰る荷物が増えず、置き場の心配がありません。
- 大判・古い台紙のアルバムがある:ページ全体が画面に入るかを、先に1冊で試します。
アルバムを集めるときは、通帳・権利証・保険証券などの重要書類も一緒に探します。書類の探し方は実家じまいの手順と費用にあります。
兄弟で分けるとき、アルバムは誰が持ちますか
アルバムの原本は1冊に1つで、兄弟の人数では割れません。進め方は主に3つです。
- 1人が原本を持ち、全員にデータを渡す。データが全員に渡るので、原本を持たない人も写真を見返せます。
- 冊ごとに分ける。「この冊は長男、この冊は次女」のように、冊単位で持ち主を決めます。
- 写真を台紙から外して分ける。手間がかかり、台紙にあった並び順や、余白の手書きの書き込みが分からなくなります。
どれを選ぶにしても、先に全員が見られるデータを作っておくと話が進みます。原本を渡す人と渡さない人の間で、「あの写真がほしい」という争いが起きにくくなるためです。
亡くなった親のアルバムは、相続人が数人いれば共有です(民法898条1項)。一部の相続人だけで捨てたり分けたりすると、後で「あれはどこへ行った」という争いのもとになります(形見分けはいつ・誰に・何を渡す?)。
実家で見開きごとに撮るには、どう進めますか
実家で撮る日の進め方です。
- 明るい場所を決める。天井の照明が写真に映り込むと、顔の上に光が乗ります。照明が映り込まない、明るい場所を選びます。
- アルバムを平らな場所に置き、ページをひらく。ページ全体が画面に入るように撮ります。
- 1ページに1回撮り、ページをめくって繰り返す。1ページに4枚でも6枚でも、撮るのは1回です。
- 撮ったあとで、切り分けを確かめる。切り取り位置は、四隅の○を指で動かして直せます。見つからなかった写真は、自分で枠を足せます。
- 撮り終えた冊に目印をつける。付箋などを貼っておくと、撮った冊と未撮影の冊が混ざりません。
冊数が多いときは、1回の帰省で撮り終える前提にしないでください。何日かに分けて、どの冊まで済んだかを記録します。
原本を処分する前に確かめること
アプリは、撮ったページの元の写真を残している間は、枠を外へ広げたり、取りこぼした写真に枠を足したりできます。切り分けの確認が済む前に、アルバム本体を手放さないでください。撮り直す必要が出たときに、原本がなくなります。
手放す冊は、いつ・どう処分しますか
実家じまいでは、業者の作業日や、実家の売却・解体の予定が決まっていることが多いはずです。公開されている事例では、遺品整理業者の作業時間は1日〜3日間です(実家じまいの手順と費用)。作業日の前に、アルバムの撮影と、原本の行き先を決めておきます。
- 手元に残す冊:作業日より前に、片付けの対象から外して取り分けます。
- データにして手放す冊:データを見返せると確かめてから、ごみ・お焚き上げ・業者のどれにするかを決めます(昔のアルバムを処分したいとき)。
- 置き場だけが問題の冊:処分を急がず、預け先を探す手もあります(実家の荷物・遺品はどこに置く?)。
業者に頼む場合の費用の考え方は遺品整理の費用は誰が払う?にあります。遺品整理で出てきた写真全般の分け方は遺品整理で出てきた写真・アルバムはどうする?へ。
よくある質問
実家のアルバムは、全部持ち帰らないといけませんか?
いいえ。冊数が多いと、持ち帰っても置き場に困ります。実家で見開きごとに撮って、写真のデータだけを持ち帰る方法があります。原本をどうするかは、データを確かめてから、相続人で決められます。
兄弟の一人が、ほかの兄弟に断らずにアルバムを捨ててしまったら?
相続人が数人いるとき、相続財産は共有に属します(民法898条1項)。まずは話し合いが先です。個別の事情で結論が変わるので、争いになりそうなときは弁護士など専門家にご相談ください。
親がまだ存命で、施設に入っています。実家のアルバムはどうすればいいですか?
親の持ち物なので、親の意向が出発点です。実家を空けるときも、アルバムは勝手に処分せず、親に見せて確かめます。実家そのものの扱いは親が施設に入った実家はどうする?にまとめています。
iPhoneを持っていない兄弟は、どうやって写真を受け取りますか?
パシャっとアルバム(当サイト運営者のアプリ)はiPhone用で、Android版はありません。撮ったiPhoneの持ち主から、写真を送ってもらう形になります。アプリを使わずに業者やスキャナーでデータにする方法は、アルバムを自分でスマホでデジタル化する方法と費用で比べています。