相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

いちき串木野市(鹿児島県)の将来推計人口

鹿児島県いちき串木野市の人口は、2024年の住民基本台帳で25,808人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に15,772人となり、 2024年と比べて−38.9%(−10,036人)と見込まれています。

いちき串木野市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−38.9%

2024年 25,808人 → 2050年 15,772人(−10,036人)

2050年までに減少全国 666位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)鹿児島県内 14位 / 43市区町村

いちき串木野市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
25,808人
2040年の推計人口
19,288人
2050年の推計人口
15,772人
2024年→2050年の増減率
−38.9%
2024年→2050年の増減数
−10,036人
全国順位(減少率が大きい順)
666位 / 1,897市区町村
鹿児島県内の順位(減少率が大きい順)
14位 / 43市区町村
鹿児島県全体の増減率
−24.9%

4割前後減る見通しで、世帯数の減少もこれに近い形で進みます。鹿児島県は47都道府県のうち減少率が上位のグループにあります。全国の合計(−15.7%)との差は23.2ポイントで、全国より減り方が大きい側です。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は6.1%の減少で、推計の前提と大きくは離れていません。2040年の時点で25.3%まで減っている見通しです。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

いちき串木野市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

いちき串木野市の人口は、国勢調査で1995年の35,534人が最も多く、 直近の2020年は27,490人でした。 2050年の推計値15,772人は、1995年と比べて−55.6%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより22.6%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では6.1%減りました。

14,50020,10025,70031,30037,00019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年35,534人国勢調査
2000年34,266人国勢調査−3.6%
2005年32,993人国勢調査−3.7%
2010年31,144人国勢調査−5.6%
2015年29,282人国勢調査−6.0%
2020年27,490人国勢調査−6.1%
2040年19,288人将来推計−29.8%
2050年15,772人将来推計−18.2%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

いちき串木野市の社会増減(転入 − 転出)

いちき串木野市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が4,769人、転出が5,446人、 差し引き−677人でした。 直近の2024年は52人の転出超過(6年連続)です。 この6年はすべて転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年867人1,008人−141人
2020年752人977人−225人
2021年759人893人−134人
2022年782人872人−90人
2023年805人840人−35人
2024年804人856人−52人

6年間すべてが転出超過で、流出が続いています。6年間の社会減は人口1,000人あたり26.2人(差し引き677人)で、全国のなかでは転出が多いほうです。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。直近2024年の転入は804人、転出は856人で、人口1,000人あたりでは31.2人と33.2人にあたります。平均的な水準です。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

いちき串木野市の死亡数と相続の発生ペース

いちき串木野市の死亡数は、2023年で446人でした。 2024年の人口25,808人に対して、1,000人あたり17.3人にあたります。 2018年の442人と比べると+0.9%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、いちき串木野市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年442人
2019年399人
2020年422人
2021年413人
2022年392人
2023年446人

2018年と比べると死亡数は0.9%増えています。直近2023年の死亡数は446人、人口1,000人あたりでは17.3人で、全国的には高めの水準です。4割前後の減少が前提の地域では、相続した家の使い道を早めに決める意味が大きくなります。相続の発生は毎年まとまった件数にのぼります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・鹿児島県内での位置づけ

いちき串木野市の2024年→2050年の増減率は−38.9%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 666位(減少率が大きいほうから約35%の位置)で、 人口が保たれる順では1232位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、いちき串木野市はこれより 減少率が23.2ポイント大きくなっています。

鹿児島県内では、43市区町村のうち減少率が大きい順で14位です。 鹿児島県全体の増減率は−24.9%で、県内で最も減少率が大きいのは南大隅町(−57.4%)、 最も人口が保たれるのは龍郷町(−15.4%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

減少率は全国平均よりやや大きい位置にあります。鹿児島県内では減少率が上から3分の1に位置します。鹿児島県全体(−24.9%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。4割前後の減少になると、空き家は個別の事情ではなく地域全体の問題になります。ピークの半分という水準は、住宅の数が世帯数を大きく上回ることを意味します。

空き家の76.2%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、人口が減る前から住宅が滞留しています。空き家率22.2%という水準では、住宅はすでに余っている状態です。いまの空き家はすでに「その他の空き家」が中心で、人口が減る前から放置型の住宅が積み上がっています。住宅ストックは13,670戸で、世帯数の減少が直接効いてきます。増減率が近い宮城県白石市(−38.9%)の空き家率は17.8%で、人口の見通しが同じでも住宅の余り方は異なります。

いちき串木野市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

4割前後減る地域では、早く決めた家から順に選択肢が残ります。動かすこと自体に手間がかかります。住宅が大きく余っている地域では、複数の選択肢を同時に検討するほうが現実的です。住宅が13,670戸ある地域では、比較される物件も限られます。死亡数が多い地域では、相続物件どうしの競合も起こりやすくなります。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・鹿児島県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。