相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

臼杵市(大分県)の将来推計人口

大分県臼杵市の人口は、2024年の住民基本台帳で34,895人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に19,842人となり、 2024年と比べて−43.1%(−15,053人)と見込まれています。

臼杵市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−43.1%

2024年 34,895人 → 2050年 19,842人(−15,053人)

2050年までに減少全国 494位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)大分県内 9位 / 18市区町村

臼杵市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
34,895人
2040年の推計人口
24,535人
2050年の推計人口
19,842人
2024年→2050年の増減率
−43.1%
2024年→2050年の増減数
−15,053人
全国順位(減少率が大きい順)
494位 / 1,897市区町村
大分県内の順位(減少率が大きい順)
9位 / 18市区町村
大分県全体の増減率
−23.7%

4割台半ばの減少という推計で、住宅・商業・交通のいずれも規模の見直しが避けられません。2040年までに29.7%減る推計です。全国の合計(−15.7%)との差は27.4ポイントで、全国より減り方が大きい側です。減少の大半は2040年までに進み、その後の10年は落ち着きます。2040年から2050年にかけても1割台半ばの減少が続きます。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

臼杵市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

臼杵市の人口は、国勢調査で1995年の46,830人が最も多く、 直近の2020年は36,158人でした。 2050年の推計値19,842人は、1995年と比べて−57.6%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより22.8%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では6.7%減りました。

18,30025,90033,50041,10048,70019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年46,830人国勢調査
2000年45,486人国勢調査−2.9%
2005年43,352人国勢調査−4.7%
2010年41,469人国勢調査−4.3%
2015年38,748人国勢調査−6.6%
2020年36,158人国勢調査−6.7%
2040年24,535人将来推計−32.1%
2050年19,842人将来推計−19.1%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

臼杵市の社会増減(転入 − 転出)

臼杵市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が4,997人、転出が5,961人、 差し引き−964人でした。 直近の2024年は188人の転出超過(6年連続)です。 この6年はすべて転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年825人970人−145人
2020年829人975人−146人
2021年822人1,105人−283人
2022年796人973人−177人
2023年924人949人−25人
2024年801人989人−188人

6年間すべてが転出超過で、流出が続いています。6年間の社会減は人口1,000人あたり27.6人(差し引き964人)で、全国のなかでは転出が多いほうです。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。直近2024年の転入は801人、転出は989人で、人口1,000人あたりでは23.0人と28.3人にあたります。全国的には出入りの少ない部類です。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

臼杵市の死亡数と相続の発生ペース

臼杵市の死亡数は、2023年で679人でした。 2024年の人口34,895人に対して、1,000人あたり19.5人にあたります。 2018年の600人と比べると+13.2%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、臼杵市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年600人
2019年614人
2020年564人
2021年597人
2022年689人
2023年679人

直近2023年の死亡数は679人、人口1,000人あたりでは19.5人で、全国のなかでは高い部類に入ります。4割台半ばの人口減が見込まれる地域では、相続後の空き家化が進みやすくなります。2018年と比べると死亡数は13.2%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。相続の発生は毎年まとまった件数にのぼります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・大分県内での位置づけ

臼杵市の2024年→2050年の増減率は−43.1%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 494位(減少率が大きいほうから約26%の位置)で、 人口が保たれる順では1404位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、臼杵市はこれより 減少率が27.4ポイント大きくなっています。

大分県内では、18市区町村のうち減少率が大きい順で9位です。 大分県全体の増減率は−23.7%で、県内で最も減少率が大きいのは姫島村(−67.4%)、 最も人口が保たれるのは大分市(−12.1%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では減少率が大きいほうから3分の1に位置します。大分県内の順位は下位半分で、県内では減り方が小さいほうです。大分県全体(−23.7%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。4割台半ばの減少は、住宅の需要が大きく細ることを意味します。ピークの半分という水準は、住宅の数が世帯数を大きく上回ることを意味します。

空き家の77.0%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、人口が減る前から住宅が滞留しています。いまの空き家はすでに「その他の空き家」が中心で、人口が減る前から放置型の住宅が積み上がっています。空き家の20.2%は賃貸の空室で、人口減の影響は売買側に出やすい構図です。空き家率が21.3%に達しており、住宅の余剰は表面化しています。増減率が近い熊本県小国町(−43.1%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

臼杵市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

4割台半ばの人口減が前提の地域では、時間の経過が条件に効いてきます。動かすこと自体に手間がかかります。空き家率が2割に迫る地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくほうが進みます。相続の発生が速い地域では、売り出す時期の選び方が結果を左右します。2040年までに29.7%減るため、次の10年の判断が結果を分けます。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・大分県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。