相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

山江村(熊本県)の将来推計人口

熊本県山江村の人口は、2024年の住民基本台帳で3,162人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に1,717人となり、 2024年と比べて−45.7%(−1,445人)と見込まれています。

山江村の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−45.7%

2024年 3,162人 → 2050年 1,717人(−1,445人)

2050年までに減少全国 391位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)熊本県内 11位 / 50市区町村

山江村の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
3,162人
2040年の推計人口
2,153人
2050年の推計人口
1,717人
2024年→2050年の増減率
−45.7%
2024年→2050年の増減数
−1,445人
全国順位(減少率が大きい順)
391位 / 1,897市区町村
熊本県内の順位(減少率が大きい順)
11位 / 50市区町村
熊本県全体の増減率
−21.0%

4割台半ばの減少という推計で、住宅・商業・交通のいずれも規模の見直しが避けられません。2040年時点ですでに3割前後減っている計算です。2050年の人口は1,717人という規模です。3,162人という規模では、数十世帯の転出入でも推計との差が生じます。全国の合計(−15.7%)との差は30.0ポイントで、全国より減り方が大きい側です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

山江村の人口の推移(1995年〜2050年推計)

山江村の人口は、国勢調査で1995年の4,118人が最も多く、 直近の2020年は3,238人でした。 2050年の推計値1,717人は、1995年と比べて−58.3%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより21.4%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では5.4%減りました。

1,6002,3002,9003,6004,30019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年4,118人国勢調査
2000年4,104人国勢調査−0.3%
2005年3,901人国勢調査−4.9%
2010年3,681人国勢調査−5.6%
2015年3,422人国勢調査−7.0%
2020年3,238人国勢調査−5.4%
2040年2,153人将来推計−33.5%
2050年1,717人将来推計−20.3%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

山江村の社会増減(転入 − 転出)

山江村では2019年から2024年までの6年間で、 転入が490人、転出が666人、 差し引き−176人でした。 直近の2024年は24人の転出超過(6年連続)です。 この6年はすべて転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年77人125人−48人
2020年95人116人−21人
2021年86人115人−29人
2022年71人106人−35人
2023年80人99人−19人
2024年81人105人−24人

6年間すべてが転出超過で、流出が続いています。6年間の社会減は人口1,000人あたり55.7人(差し引き176人)で、転出超過が定着しています。規模が小さい自治体では、一世帯の転出でも数字が動きます。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

山江村の死亡数と相続の発生ペース

山江村の死亡数は、2023年で48人でした。 2024年の人口3,162人に対して、1,000人あたり15.2人にあたります。 2018年の45人と比べると+6.7%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、山江村ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年45人
2019年51人
2020年40人
2021年53人
2022年52人
2023年48人

人口規模が小さく、相続の発生も限られた件数にとどまります。4割台半ばの人口減が見込まれる地域では、相続後の空き家化が進みやすくなります。2018年と比べると死亡数は6.7%増えています。直近2023年の死亡数は48人、人口1,000人あたりでは15.2人で、全国平均に近い水準です。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・熊本県内での位置づけ

山江村の2024年→2050年の増減率は−45.7%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 391位(減少率が大きいほうから約21%の位置)で、 人口が保たれる順では1507位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、山江村はこれより 減少率が30.0ポイント大きくなっています。

熊本県内では、50市区町村のうち減少率が大きい順で11位です。 熊本県全体の増減率は−21.0%で、県内で最も減少率が大きいのは球磨村(−75.5%)、 最も人口が保たれるのは菊陽町(+6.0%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

減少率では上位2割に入ります。熊本県内では減少率が上から3分の1に位置します。熊本県全体(−21.0%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。4割台半ばの減少は、住宅の需要が大きく細ることを意味します。ピークの半分という水準は、住宅の数が世帯数を大きく上回ることを意味します。

人口規模が小さい自治体では、推計そのものの幅も大きくなります。2040年時点で3割前後減っている前提で考える必要があります。転出超過が続いていることは、推計の方向と一致しています。死亡数の水準からすると、相続は毎年一定の規模で起き続けます。増減率が近い福岡県小竹町(−45.7%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

山江村で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

4割台半ばの人口減が前提の地域では、時間の経過が条件に効いてきます。人口規模が小さい自治体では、買い手・借り手の母数そのものが限られます。2040年時点で3割前後減る前提なら、動くなら早いほうが選択肢は広く残ります。転出超過が定着している地域では、早めの判断が結果を左右します。直近年の転出超過は小さくなく、借り手探しには時間がかかりがちです。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・熊本県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。