相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

川俣町(福島県)の将来推計人口

福島県川俣町の人口は、2024年の住民基本台帳で11,412人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に5,072人となり、 2024年と比べて−55.6%(−6,340人)と見込まれています。

川俣町の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−55.6%

2024年 11,412人 → 2050年 5,072人(−6,340人)

2050年までに減少全国 95位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)福島県内 3位 / 46市区町村

川俣町の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
11,412人
2040年の推計人口
7,112人
2050年の推計人口
5,072人
2024年→2050年の増減率
−55.6%
2024年→2050年の増減数
−6,340人
全国順位(減少率が大きい順)
95位 / 1,897市区町村
福島県内の順位(減少率が大きい順)
3位 / 46市区町村
福島県全体の増減率
−28.4%

2050年までに人口が半分以下になる見通しで、いまの暮らしの規模がそのまま続く前提は置けません。2040年までの16年間だけで3割以上減る推計で、変化は目の前の期間から始まります。全国の合計(−15.7%)との差は39.8ポイントで、全国より減り方が大きい側です。2040年から2050年の10年だけでもさらに2割以上減ります。福島県は47都道府県のうち減少率が上位のグループにあります。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

川俣町の人口の推移(1995年〜2050年推計)

川俣町の人口は、国勢調査で1995年の19,043人が最も多く、 直近の2020年は12,170人でした。 2050年の推計値5,072人は、1995年と比べて−73.4%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより36.1%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では15.8%減りました。

4,7008,50012,20016,00019,80019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年19,043人国勢調査
2000年17,751人国勢調査−6.8%
2005年17,034人国勢調査−4.0%
2010年15,569人国勢調査−8.6%
2015年14,452人国勢調査−7.2%
2020年12,170人国勢調査−15.8%
2040年7,112人将来推計−41.6%
2050年5,072人将来推計−28.7%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

川俣町の社会増減(転入 − 転出)

川俣町では2019年から2024年までの6年間で、 転入が1,548人、転出が2,197人、 差し引き−649人でした。 直近の2024年は54人の転出超過(6年連続)です。 この6年はすべて転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年315人446人−131人
2020年222人385人−163人
2021年277人343人−66人
2022年250人400人−150人
2023年249人334人−85人
2024年235人289人−54人

6年間すべてが転出超過で、流出が続いています。6年間の社会減は人口1,000人あたり56.9人(差し引き649人)で、転出超過が定着しています。直近2024年の転入は235人、転出は289人で、人口1,000人あたりでは20.6人と25.3人にあたります。人の出入りは少ないほうです。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

川俣町の死亡数と相続の発生ペース

川俣町の死亡数は、2023年で241人でした。 2024年の人口11,412人に対して、1,000人あたり21.1人にあたります。 2018年の242人と比べると−0.4%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、川俣町ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年242人
2019年270人
2020年252人
2021年254人
2022年257人
2023年241人

直近2023年の死亡数は241人、人口1,000人あたりでは21.1人で、全国のなかでは高い部類に入ります。2018年と比べると死亡数はほとんど変わっていません。人口が半分以下になる見通しのもとでは、相続人が地域外に住んでいる例も増えていきます。毎年一定の件数の相続が起きている規模です。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・福島県内での位置づけ

川俣町の2024年→2050年の増減率は−55.6%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 95位(減少率が大きいほうから約5%の位置)で、 人口が保たれる順では1803位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、川俣町はこれより 減少率が39.8ポイント大きくなっています。

福島県内では、46市区町村のうち減少率が大きい順で3位です。 福島県全体の増減率は−28.4%で、県内で最も減少率が大きいのは三島町(−60.2%)、 最も人口が保たれるのは大玉村(−9.6%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

減少率が大きいほうから1割以内に入り、全国的にも人口の減り方が急な地域です。福島県のなかでも減り方が大きい部類に入ります。人口が半分以下になる地域では、学校・診療所・商店といった生活基盤の維持が課題になります。福島県全体(−28.4%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。ピーク時の3分の1を下回るということは、まちの規模そのものが作り替わるということです。

2040年までに3割以上減るため、対応を考える時間軸は20年より短くなります。転出超過が続いていることは、推計の方向と一致しています。相続の発生ペースは全国的に見て速い部類です。中心部への集約が進むかどうかで実際の姿は変わります。増減率が近い愛媛県久万高原町(−55.5%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

川俣町で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

人口が半分以下になる地域では、判断を先送りするほど引き受け手は見つけにくくなります。2040年までの16年で3割以上減る以上、判断を20年先送りする余裕はありません。相続の発生が速い地域では、売り出す時期の選び方が結果を左右します。転出超過が定着している地域では、早めの判断が結果を左右します。中心部からの距離で条件が大きく変わります。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・福島県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。