相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

八頭町(鳥取県)の将来推計人口

鳥取県八頭町の人口は、2024年の住民基本台帳で15,488人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に9,086人となり、 2024年と比べて−41.3%(−6,402人)と見込まれています。

八頭町の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−41.3%

2024年 15,488人 → 2050年 9,086人(−6,402人)

2050年までに減少全国 572位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)鳥取県内 7位 / 19市区町村

八頭町の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
15,488人
2040年の推計人口
11,299人
2050年の推計人口
9,086人
2024年→2050年の増減率
−41.3%
2024年→2050年の増減数
−6,402人
全国順位(減少率が大きい順)
572位 / 1,897市区町村
鳥取県内の順位(減少率が大きい順)
7位 / 19市区町村
鳥取県全体の増減率
−24.1%

4割前後減る見通しで、世帯数の減少もこれに近い形で進みます。2040年までに27.0%減る推計です。全国の合計(−15.7%)との差は25.6ポイントで、全国より減り方が大きい側です。2040年から2050年にかけても1割台半ばの減少が続きます。2050年の人口は9,086人という規模です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

八頭町の人口の推移(1995年〜2050年推計)

八頭町の人口は、国勢調査で1995年の20,806人が最も多く、 直近の2020年は15,937人でした。 2050年の推計値9,086人は、1995年と比べて−56.3%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより23.4%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では6.2%減りました。

8,40011,70015,00018,30021,60019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年20,806人国勢調査
2000年20,245人国勢調査−2.7%
2005年19,434人国勢調査−4.0%
2010年18,427人国勢調査−5.2%
2015年16,985人国勢調査−7.8%
2020年15,937人国勢調査−6.2%
2040年11,299人将来推計−29.1%
2050年9,086人将来推計−19.6%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

八頭町の社会増減(転入 − 転出)

八頭町では2019年から2024年までの6年間で、 転入が1,852人、転出が2,485人、 差し引き−633人でした。 直近の2024年は70人の転出超過(6年連続)です。 この6年はすべて転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年331人451人−120人
2020年377人474人−97人
2021年291人399人−108人
2022年292人411人−119人
2023年273人392人−119人
2024年288人358人−70人

6年間すべてが転出超過で、流出が続いています。6年間の社会減は人口1,000人あたり40.9人(差し引き633人)で、転出超過が定着しています。直近2024年の転入は288人、転出は358人で、人口1,000人あたりでは18.6人と23.1人にあたります。人の出入りは少ないほうです。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

八頭町の死亡数と相続の発生ペース

八頭町の死亡数は、2023年で279人でした。 2024年の人口15,488人に対して、1,000人あたり18.0人にあたります。 2018年の231人と比べると+20.8%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、八頭町ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年231人
2019年295人
2020年219人
2021年262人
2022年282人
2023年279人

2018年と比べると死亡数は20.8%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。直近2023年の死亡数は279人、人口1,000人あたりでは18.0人で、全国的には高めの水準です。4割前後の減少が前提の地域では、相続した家の使い道を早めに決める意味が大きくなります。毎年一定の件数の相続が起きている規模です。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・鳥取県内での位置づけ

八頭町の2024年→2050年の増減率は−41.3%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 572位(減少率が大きいほうから約30%の位置)で、 人口が保たれる順では1326位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、八頭町はこれより 減少率が25.6ポイント大きくなっています。

鳥取県内では、19市区町村のうち減少率が大きい順で7位です。 鳥取県全体の増減率は−24.1%で、県内で最も減少率が大きいのは若桜町(−59.1%)、 最も人口が保たれるのは日吉津村(−6.9%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では減少率が大きいほうから3分の1に位置します。鳥取県内では7位で、上位半分にあたります。鳥取県全体(−24.1%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。4割前後の減少になると、空き家は個別の事情ではなく地域全体の問題になります。ピークの半分という水準は、住宅の数が世帯数を大きく上回ることを意味します。

空き家の88.0%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、人口が減る前から住宅が滞留しています。いまの空き家はすでに「その他の空き家」が中心で、人口が減る前から放置型の住宅が積み上がっています。現時点の空き家は1,170戸で、まだ把握できる規模です。住宅ストックは6,390戸で、世帯数が減れば余剰はすぐに数字に出ます。増減率が近い北海道蘭越町(−41.3%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

八頭町で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

4割前後減る地域では、早く決めた家から順に選択肢が残ります。動かすこと自体に手間がかかります。住宅が6,390戸ある地域では、条件の近い物件はそう多く出回りません。空き家率が2割に迫る地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくほうが進みます。転出超過が定着している地域では、早めの判断が結果を左右します。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・鳥取県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。