相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

釧路市(北海道)の将来推計人口

北海道釧路市の人口は、2024年の住民基本台帳で154,271人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に98,544人となり、 2024年と比べて−36.1%(−55,727人)と見込まれています。

釧路市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−36.1%

2024年 154,271人 → 2050年 98,544人(−55,727人)

2050年までに減少全国 771位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)北海道内 131位 / 189市区町村

釧路市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
154,271人
2040年の推計人口
119,698人
2050年の推計人口
98,544人
2024年→2050年の増減率
−36.1%
2024年→2050年の増減数
−55,727人
全国順位(減少率が大きい順)
771位 / 1,897市区町村
北海道内の順位(減少率が大きい順)
131位 / 189市区町村
北海道全体の増減率
−24.3%

3割台半ばの減少が見込まれています。154,271人という規模では、区や地区ごとに事情がまったく異なります。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は6.5%の減少で、推計より速いペースで進んでいる可能性があります。2050年の人口は98,544人という規模です。2万人を超える減少で、都市機能の規模そのものが見直しの対象になります。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

釧路市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

釧路市の人口は、国勢調査で1995年の209,680人が最も多く、 直近の2020年は165,077人でした。 2050年の推計値98,544人は、1995年と比べて−53.0%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより21.3%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では5.5%減りました。

90,700122,500154,400186,200218,10019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年209,680人国勢調査
2000年201,566人国勢調査−3.9%
2005年190,478人国勢調査−5.5%
2010年181,169人国勢調査−4.9%
2015年174,742人国勢調査−3.5%
2020年165,077人国勢調査−5.5%
2040年119,698人将来推計−27.5%
2050年98,544人将来推計−17.7%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

釧路市の社会増減(転入 − 転出)

釧路市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が32,051人、転出が38,411人、 差し引き−6,360人でした。 直近の2024年は1,437人の転出超過(6年連続)です。 この6年はすべて転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年5,811人6,603人−792人
2020年5,439人6,480人−1,041人
2021年5,563人6,333人−770人
2022年5,355人6,358人−1,003人
2023年5,051人6,368人−1,317人
2024年4,832人6,269人−1,437人

6年間すべてが転出超過で、流出が続いています。6年間の社会減は人口1,000人あたり41.2人(差し引き6,360人)で、転出超過が定着しています。社会増減の内訳は地区ごとにまったく異なります。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

釧路市の死亡数と相続の発生ペース

釧路市の死亡数は、2023年で2,628人でした。 2024年の人口154,271人に対して、1,000人あたり17.0人にあたります。 2018年の2,313人と比べると+13.6%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、釧路市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年2,313人
2019年2,300人
2020年2,271人
2021年2,469人
2022年2,520人
2023年2,628人

相続をめぐる取引が地域の不動産市場を動かす規模です。直近2023年の死亡数は2,628人、人口1,000人あたりでは17.0人で、全国的には高めの水準です。3割台半ばの人口減が見込まれるなかでは、相続と住宅の余剰は同時に進みます。2018年と比べると死亡数は13.6%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・北海道内での位置づけ

釧路市の2024年→2050年の増減率は−36.1%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 771位(減少率が大きいほうから約41%の位置)で、 人口が保たれる順では1127位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、釧路市はこれより 減少率が20.4ポイント大きくなっています。

北海道内では、189市区町村のうち減少率が大きい順で131位です。 北海道全体の増減率は−24.3%で、県内で最も減少率が大きいのは歌志内市(−67.6%)、 最も人口が保たれるのは月形町(−8.1%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

減少率は全国平均よりやや大きい位置にあります。北海道内では人口が保たれるほうから3分の1に入ります。北海道全体(−24.3%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。3割台半ばの減少では、既存の住宅ストックのほうが世帯数より多くなっていきます。ピークの半分という水準は、住宅の数が世帯数を大きく上回ることを意味します。

いまの空き家は賃貸の空室が中心で、人口が減れば空室が埋まるまでの期間が延びる形で表れます。市全体の数字と自分の住む地区の実感がずれることも珍しくありません。現時点の空き家は18,160戸で、人口が減る前からすでに存在しています。空き家率が19.1%に達しており、住宅の余剰は表面化しています。増減率が近い高知県土佐市(−36.1%)は空き家率も16.7%と近く、置かれた状況はよく似ています。

釧路市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割台半ばの減少が見込まれるなかでは、保有し続ける費用と将来の値段を見比べる必要があります。同じ市内でも地区によって結果がまったく違います。空き家率が2割に迫る地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくほうが進みます。転出超過が定着している地域では、早めの判断が結果を左右します。直近年の転出超過は小さくなく、借り手探しには時間がかかりがちです。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・北海道内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。