相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

西都市(宮崎県)の将来推計人口

宮崎県西都市の人口は、2024年の住民基本台帳で28,078人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に16,977人となり、 2024年と比べて−39.5%(−11,101人)と見込まれています。

西都市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−39.5%

2024年 28,078人 → 2050年 16,977人(−11,101人)

2050年までに減少全国 642位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)宮崎県内 12位 / 26市区町村

西都市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
28,078人
2040年の推計人口
20,669人
2050年の推計人口
16,977人
2024年→2050年の増減率
−39.5%
2024年→2050年の増減数
−11,101人
全国順位(減少率が大きい順)
642位 / 1,897市区町村
宮崎県内の順位(減少率が大きい順)
12位 / 26市区町村
宮崎県全体の増減率
−24.0%

4割前後減る見通しで、世帯数の減少もこれに近い形で進みます。2040年までに26.4%減る推計です。全国の合計(−15.7%)との差は23.8ポイントで、全国より減り方が大きい側です。2040年から2050年にかけても1割台半ばの減少が続きます。1万人を超える減少は、地域の産業の担い手にも直接響きます。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

西都市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

西都市の人口は、国勢調査で1995年の36,331人が最も多く、 直近の2020年は28,610人でした。 2050年の推計値16,977人は、1995年と比べて−53.3%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより21.3%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では6.8%減りました。

15,60021,20026,70032,20037,80019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年36,331人国勢調査
2000年35,381人国勢調査−2.6%
2005年34,087人国勢調査−3.7%
2010年32,614人国勢調査−4.3%
2015年30,683人国勢調査−5.9%
2020年28,610人国勢調査−6.8%
2040年20,669人将来推計−27.8%
2050年16,977人将来推計−17.9%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

西都市の社会増減(転入 − 転出)

西都市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が4,905人、転出が5,573人、 差し引き−668人でした。 直近の2024年は123人の転出超過(2年連続)です。 この6年のうち5年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年839人1,100人−261人
2020年784人909人−125人
2021年770人895人−125人
2022年935人924人+11人
2023年799人844人−45人
2024年778人901人−123人

6年のうち5年で転出が転入を上回っています。6年間の社会減は人口1,000人あたり23.8人(差し引き668人)で、全国のなかでは転出が多いほうです。同じ向きが2年続いています。直近2024年の転入は778人、転出は901人で、人口1,000人あたりでは27.7人と32.1人にあたります。出入りの量は平均をやや下回ります。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

西都市の死亡数と相続の発生ペース

西都市の死亡数は、2023年で526人でした。 2024年の人口28,078人に対して、1,000人あたり18.7人にあたります。 2018年の445人と比べると+18.2%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、西都市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年445人
2019年458人
2020年462人
2021年481人
2022年557人
2023年526人

2018年と比べると死亡数は18.2%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。直近2023年の死亡数は526人、人口1,000人あたりでは18.7人で、全国的には高めの水準です。4割前後の減少が前提の地域では、相続した家の使い道を早めに決める意味が大きくなります。相続の発生は毎年まとまった件数にのぼります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・宮崎県内での位置づけ

西都市の2024年→2050年の増減率は−39.5%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 642位(減少率が大きいほうから約34%の位置)で、 人口が保たれる順では1256位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、西都市はこれより 減少率が23.8ポイント大きくなっています。

宮崎県内では、26市区町村のうち減少率が大きい順で12位です。 宮崎県全体の増減率は−24.0%で、県内で最も減少率が大きいのは椎葉村(−55.8%)、 最も人口が保たれるのは宮崎市(−11.6%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

減少率は全国平均よりやや大きい位置にあります。宮崎県内では12位で、上位半分にあたります。宮崎県全体(−24.0%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。4割前後の減少になると、空き家は個別の事情ではなく地域全体の問題になります。ピークの半分という水準は、住宅の数が世帯数を大きく上回ることを意味します。

いまの空き家はすでに「その他の空き家」が中心で、人口が減る前から放置型の住宅が積み上がっています。空き家の67.7%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、市場から外れた住宅が積み上がっています。空き家率が18.6%に達しており、住宅の余剰は表面化しています。2040年までに26.4%減るため、変化は次の世代の話ではありません。増減率が近い熊本県氷川町(−39.5%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

西都市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

4割前後減る地域では、早く決めた家から順に選択肢が残ります。状態と価格以外に差をつける材料が乏しくなります。空き家率が2割に迫る地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくほうが進みます。2040年までに26.4%減るため、次の10年の判断が結果を分けます。住宅が14,430戸ある地域では、比較される物件も限られます。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・宮崎県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。