相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

甲州市(山梨県)の将来推計人口

山梨県甲州市の人口は、2024年の住民基本台帳で29,079人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に16,846人となり、 2024年と比べて−42.1%(−12,233人)と見込まれています。

甲州市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−42.1%

2024年 29,079人 → 2050年 16,846人(−12,233人)

2050年までに減少全国 535位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)山梨県内 7位 / 27市区町村

甲州市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
29,079人
2040年の推計人口
20,735人
2050年の推計人口
16,846人
2024年→2050年の増減率
−42.1%
2024年→2050年の増減数
−12,233人
全国順位(減少率が大きい順)
535位 / 1,897市区町村
山梨県内の順位(減少率が大きい順)
7位 / 27市区町村
山梨県全体の増減率
−23.7%

4割台半ばの減少という推計で、住宅・商業・交通のいずれも規模の見直しが避けられません。2040年までに28.7%減る推計です。全国の合計(−15.7%)との差は26.3ポイントで、全国より減り方が大きい側です。減少の大半は2040年までに進み、その後の10年は落ち着きます。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は0.5%の減少で、人口はほとんど変わっていません。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

甲州市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

甲州市の人口は、国勢調査で1995年の38,046人が最も多く、 直近の2020年は29,237人でした。 2050年の推計値16,846人は、1995年と比べて−55.7%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより23.2%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では7.7%減りました。

15,50021,50027,50033,60039,60019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年38,046人国勢調査
2000年36,925人国勢調査−2.9%
2005年35,922人国勢調査−2.7%
2010年33,927人国勢調査−5.6%
2015年31,671人国勢調査−6.6%
2020年29,237人国勢調査−7.7%
2040年20,735人将来推計−29.1%
2050年16,846人将来推計−18.8%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

甲州市の社会増減(転入 − 転出)

甲州市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が4,104人、転出が4,679人、 差し引き−575人でした。 直近の2024年は114人の転出超過です。 この6年のうち5年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年645人855人−210人
2020年629人803人−174人
2021年709人725人−16人
2022年724人816人−92人
2023年746人715人+31人
2024年651人765人−114人

6年のうち5年で転出が転入を上回っています。直近の向きが続いているのは1年だけで、傾向とまでは言えません。直近2024年の転入は651人、転出は765人で、人口1,000人あたりでは22.4人と26.3人にあたります。全国的には出入りの少ない部類です。6年間の社会減は人口1,000人あたり19.8人(差し引き575人)で、全国的には中位の水準です。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

甲州市の死亡数と相続の発生ペース

甲州市の死亡数は、2023年で476人でした。 2024年の人口29,079人に対して、1,000人あたり16.4人にあたります。 2018年の480人と比べると−0.8%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、甲州市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年480人
2019年482人
2020年420人
2021年433人
2022年540人
2023年476人

2018年と比べると死亡数は0.8%減っています。4割台半ばの人口減が見込まれる地域では、相続後の空き家化が進みやすくなります。直近2023年の死亡数は476人、人口1,000人あたりでは16.4人で、全国平均に近い水準です。相続の発生は毎年まとまった件数にのぼります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・山梨県内での位置づけ

甲州市の2024年→2050年の増減率は−42.1%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 535位(減少率が大きいほうから約28%の位置)で、 人口が保たれる順では1363位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、甲州市はこれより 減少率が26.3ポイント大きくなっています。

山梨県内では、27市区町村のうち減少率が大きい順で7位です。 山梨県全体の増減率は−23.7%で、県内で最も減少率が大きいのは身延町(−61.0%)、 最も人口が保たれるのは昭和町(+3.1%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では減少率が大きいほうから3分の1に位置します。山梨県内では減少率が上から3分の1に位置します。山梨県全体(−23.7%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。4割台半ばの減少は、住宅の需要が大きく細ることを意味します。ピークの半分という水準は、住宅の数が世帯数を大きく上回ることを意味します。

空き家の27.8%で腐朽・破損が確認されており、建て替えや解体を含む対応が必要な段階です。いまの空き家はすでに「その他の空き家」が中心で、人口が減る前から放置型の住宅が積み上がっています。現時点の空き家は2,300戸で、人口減はこの上に積み増されます。2040年までに28.7%減るため、変化は次の世代の話ではありません。増減率が近い島根県隠岐の島町(−42.1%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

甲州市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

4割台半ばの人口減が前提の地域では、時間の経過が条件に効いてきます。2040年までに28.7%減るため、次の10年の判断が結果を分けます。買い手・借り手の側に強い選択権があります。住宅が13,190戸ある地域では、比較される物件も限られます。空き家が多い地域では、売り出しても比較対象が並びます。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・山梨県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。