相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

江戸川区(東京都)の将来推計人口

東京都江戸川区の人口は、2024年の住民基本台帳で693,570人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に679,003人となり、 2024年と比べて−2.1%(−14,567人)と見込まれています。

江戸川区の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−2.1%

2024年 693,570人 → 2050年 679,003人(−14,567人)

2050年までに減少全国 1773位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)東京都内 27位 / 62市区町村

江戸川区の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
693,570人
2040年の推計人口
690,100人
2050年の推計人口
679,003人
2024年→2050年の増減率
−2.1%
2024年→2050年の増減数
−14,567人
全国順位(減少率が大きい順)
1773位 / 1,897市区町村
東京都内の順位(減少率が大きい順)
27位 / 62市区町村
東京都全体の増減率
+2.8%

ほぼ横ばいに近い推移が見込まれ、人口規模は大きくは変わりません。2040年までの減少は0.5%にとどまり、ごくわずかです。東京都は47都道府県のなかで最も人口が保たれるグループに属します。全国の合計(−15.7%)との差は13.6ポイントで、全国より人口が保たれる側です。2040年から2050年にかけての変化はごくわずかです。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

江戸川区の人口の推移(1995年〜2050年推計)

江戸川区の人口は、国勢調査では直近の2020年の697,932人が最も多い水準です。 2050年の推計値679,003人は、2020年と比べて−2.7%にあたります。

国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では18.4%増えています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では2.4%増えました。

542,300588,200634,100680,000725,80019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年589,414人国勢調査
2000年619,953人国勢調査+5.2%
2005年653,944人国勢調査+5.5%
2010年678,967人国勢調査+3.8%
2015年681,298人国勢調査+0.3%
2020年697,932人国勢調査+2.4%
2040年690,100人将来推計−1.1%
2050年679,003人将来推計−1.6%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

江戸川区の社会増減(転入 − 転出)

江戸川区では2019年から2024年までの6年間で、 転入が216,707人、転出が221,740人、 差し引き−5,033人でした。 直近の2024年は2,207人の転入超過(2年連続)です。 この6年のうち3年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年37,445人37,334人+111人
2020年34,957人37,716人−2,759人
2021年34,432人37,913人−3,481人
2022年34,946人37,018人−2,072人
2023年36,780人35,819人+961人
2024年38,147人35,940人+2,207人

直近2024年の転入は38,147人、転出は35,940人で、人口1,000人あたりでは55.0人と51.8人にあたります。住民の入れ替わりが大きい地域です。社会増減の内訳は地区ごとにまったく異なります。6年間の社会減は人口1,000人あたり7.3人(差し引き5,033人)で、全国的には中位の水準です。同じ向きが2年続いています。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

江戸川区の死亡数と相続の発生ペース

江戸川区の死亡数は、2023年で6,873人でした。 2024年の人口693,570人に対して、1,000人あたり9.9人にあたります。 2018年の5,933人と比べると+15.8%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、江戸川区ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年5,933人
2019年5,974人
2020年5,994人
2021年6,320人
2022年6,921人
2023年6,873人

直近2023年の死亡数は6,873人、人口1,000人あたりでは9.9人で、全国的に見て低いほうです。人口が保たれる見通しの地域では、相続した家も次の世帯に渡りやすくなります。相続をめぐる取引が地域の不動産市場を動かす規模です。2018年と比べると死亡数は15.8%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・東京都内での位置づけ

江戸川区の2024年→2050年の増減率は−2.1%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1773位(減少率が大きいほうから約93%の位置)で、 人口が保たれる順では125位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、江戸川区はこれより 減少率が13.6ポイント小さくなっています。

東京都内では、62市区町村のうち減少率が大きい順で27位です。 東京都全体の増減率は+2.8%で、県内で最も減少率が大きいのは檜原村(−46.1%)、 最も人口が保たれるのは港区(+16.7%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国1,897市区町村のうち、人口が保たれるほうから1割以内に入ります。東京都内では27位で、上位半分にあたります。人口がほぼ保たれる見通しの地域では、住宅の需要も大きくは変わりません。ピーク時の水準を保っており、住宅が余っていく地域とは前提が異なります。東京都全体(+2.8%)より減少率は大きめです。

2040年までの減少は0.5%にとどまり、当面の変化は小さめです。いまの空き家は賃貸の空室が中心で、人口が減れば空室が埋まるまでの期間が延びる形で表れます。死亡数の水準が低いことは、相続が発生するペースも緩やかであることを示します。市全体の数字と自分の住む地区の実感がずれることも珍しくありません。増減率が近い埼玉県新座市(−2.1%)は空き家率も7.5%と近く、置かれた状況はよく似ています。

江戸川区で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

人口が保たれる見通しの地域では、売る・貸すのどちらも選びやすい状況です。2040年までの減少は0.5%にとどまり、当面は落ち着いて検討できます。相続の発生が緩やかな地域では、似た事情の物件が一度に出ることは多くありません。同じ市内でも地区によって結果がまったく違います。住宅が366,170戸ある地域では、立地と状態の差がそのまま条件に響きます。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・東京都内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。