相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

黒潮町(高知県)の将来推計人口

高知県黒潮町の人口は、2024年の住民基本台帳で9,855人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に4,971人となり、 2024年と比べて−49.6%(−4,884人)と見込まれています。

黒潮町の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−49.6%

2024年 9,855人 → 2050年 4,971人(−4,884人)

2050年までに減少全国 232位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)高知県内 13位 / 34市区町村

黒潮町の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
9,855人
2040年の推計人口
6,567人
2050年の推計人口
4,971人
2024年→2050年の増減率
−49.6%
2024年→2050年の増減数
−4,884人
全国順位(減少率が大きい順)
232位 / 1,897市区町村
高知県内の順位(減少率が大きい順)
13位 / 34市区町村
高知県全体の増減率
−32.2%

半減に近い減少が見込まれており、地域の担い手も同じ割合で細っていきます。高知県は、47都道府県のなかで人口の減り方が大きいほうから3位です。全国の合計(−15.7%)との差は33.8ポイントで、全国より減り方が大きい側です。2040年時点ですでに3割前後減っている計算です。2040年から2050年の10年だけでもさらに2割以上減ります。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

黒潮町の人口の推移(1995年〜2050年推計)

黒潮町の人口は、国勢調査で1995年の15,024人が最も多く、 直近の2020年は10,262人でした。 2050年の推計値4,971人は、1995年と比べて−66.9%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより31.7%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では8.5%減りました。

4,6007,30010,10012,90015,60019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年15,024人国勢調査
2000年14,208人国勢調査−5.4%
2005年13,437人国勢調査−5.4%
2010年12,366人国勢調査−8.0%
2015年11,217人国勢調査−9.3%
2020年10,262人国勢調査−8.5%
2040年6,567人将来推計−36.0%
2050年4,971人将来推計−24.3%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

黒潮町の社会増減(転入 − 転出)

黒潮町では2019年から2024年までの6年間で、 転入が1,489人、転出が1,689人、 差し引き−200人でした。 直近の2024年は52人の転出超過(5年連続)です。 この6年のうち5年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年286人282人+4人
2020年280人309人−29人
2021年263人299人−36人
2022年242人250人−8人
2023年220人299人−79人
2024年198人250人−52人

6年のうち5年で転出が転入を上回っています。直近2024年の転入は198人、転出は250人で、人口1,000人あたりでは20.1人と25.4人にあたります。人の出入りは少ないほうです。この規模では、社会増減の数十人が住宅の需要に直結します。5年連続で同じ向きが続いています。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

黒潮町の死亡数と相続の発生ペース

黒潮町の死亡数は、2023年で252人でした。 2024年の人口9,855人に対して、1,000人あたり25.6人にあたります。 2018年の196人と比べると+28.6%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、黒潮町ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年196人
2019年211人
2020年191人
2021年233人
2022年206人
2023年252人

直近2023年の死亡数は252人、人口1,000人あたりでは25.6人で、高齢化の進み方がそのまま表れています。2018年と比べると死亡数は28.6%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。半減に近い人口減の地域では、家を引き継ぐ人が地元にいないことが珍しくありません。相続の発生は年間でも限られた件数です。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・高知県内での位置づけ

黒潮町の2024年→2050年の増減率は−49.6%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 232位(減少率が大きいほうから約12%の位置)で、 人口が保たれる順では1666位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、黒潮町はこれより 減少率が33.8ポイント大きくなっています。

高知県内では、34市区町村のうち減少率が大きい順で13位です。 高知県全体の増減率は−32.2%で、県内で最も減少率が大きいのは室戸市(−66.5%)、 最も人口が保たれるのは高知市(−22.7%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

減少率では上位2割に入ります。高知県内では13位で、上位半分にあたります。高知県全体(−32.2%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。半減に近い減少では、いまの世帯数を前提にした施設配置は見直しの対象になります。ピークから6割以上減る地域では、当時に建てられた住宅が余っていきます。

死亡数の多さは、相続を通じた住宅の世代交代が急速に進むことを意味します。2040年時点で3割前後減っている前提で考える必要があります。この規模では、大きな事業所の増減が推計を上回る影響を持つこともあります。社会減は小さめで、人口の減り方は自然減が主因です。増減率が近い山形県小国町(−49.5%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

黒潮町で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

半減に近い減少が見込まれる地域では、動かせるうちに方針を決めておく意味が大きくなります。相続物件が次々と出る地域では、条件の差がそのまま成否につながります。2040年時点で3割前後減る前提なら、動くなら早いほうが選択肢は広く残ります。成約事例が少なく、相場がつかみにくい規模です。直近年も転出が上回っており、募集期間は長めに見ておくのが無難です。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・高知県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。