売却・活用 読了時間:約9分

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古民家・築100年の家は売れる?建物の価値の見られ方・古民家のまま売るか土地で売るか・契約不適合責任の免責・取得費が分からないときの税金

古民家の売り方は、古民家のまま仲介で売る・自治体の空き家バンクに載せる・買取業者に売る・壊して土地として売る、の4通りに分けられます。売値は不動産会社の査定で決まり、このページでは金額を示しません。売主が個人なら、契約不適合責任を負わない特約はできますが、知っていた不具合は告げる必要があります(民法572条)。買った値段が分からなければ、売った金額の5パーセントを取得費にできます(国税庁)。なお、このページでいう古民家は、築年数がかなり古い木造の家のことで、法令上の区分ではありません。

売り方向く場面確かめること
古民家のまま仲介で売る家を使いたい買主を、時間をかけて探せるとき媒介契約の種類と期間。専任媒介は有効期間が3か月以内
空き家バンク田舎で、移住や活用を考える人に見つけてもらいたいとき登録は自治体を通す。媒介契約を必須とする自治体もある
買取業者に売る築年数や残置物で断られた、早く手放したいとき買取額の根拠。契約不適合責任の扱いを契約書で
壊して土地で売る建物に使い道がなく、土地に買い手がつくとき解体費と、壊す前後の査定の差。3,000万円控除の要件

出典は宅地建物取引業法34条の2第3項、国土交通省「全国版空き家・空き地バンク Q&A」、ラクウル公式サイト、国税庁タックスアンサー(2026年10月3日取得)。「向く場面」はこのページの整理で、法令の区分ではありません。

自分はどの場合に当てはまるか

築年数が古い家は、売るときどう見られるか

金額の目安だけ先に知りたいときは不動産のAI査定とはにあります。AI査定は所在地・築年数・面積から推定するもので、建物の傷みは見ません。

古民家のまま売るか、土地として売るか

契約不適合責任を負わない契約にできるか

田舎の古民家はどう売るか

売ったときの税金:取得費が分からないとき

計算の手順は取得費が分からないとき、税額の全体は家を売ったときにかかる税金にあります。

よくある質問

築100年の古民家でも、売ることはできますか?

築年数だけで売れないと決まる法令の定めは、確かめた範囲では見つかりませんでした。売れるか、いくらで売れるかは、売り方と物件の状態、地域で変わります。ラクウルの公式サイト(2026年10月3日取得)のよくある質問には「築年数が古すぎるのですが大丈夫ですか?」に「はい、問題ありません。築年数については完全に不問です。」とあります。ただし公式サイトに「古民家」の語はなく、買取の対象かどうかと買取額は、物件を調べた査定で決まります。

古民家は、建物を壊して土地として売ったほうがよいですか?

一概には言えません。壊すと、古民家として探している買主には売れなくなります。壊す費用は売る側が先に払い、国税庁は、建物を取り壊して土地を売るときの取壊し費用を譲渡費用の例に挙げています。相続した家なら、3,000万円特別控除は、耐震基準を満たすか、全部取り壊したあとの土地を売る形が要件です。壊す前に、不動産会社に「そのままの査定」と「更地の査定」の両方を聞き、解体費の見積もりと比べます。

古民家を売るとき、契約不適合責任を負わない契約にできますか?

売主が個人の場合、民法572条は、担保責任を負わない旨の特約を認めています。ただし、売主が知りながら告げなかった事実は、特約があっても責任を免れません。雨漏りやシロアリなど知っている不具合は、契約の前に伝えます。売主が不動産会社の場合は、宅地建物取引業法40条で、引渡しの日から2年以上とする特約を除き、買主に不利な特約はできません。

古民家を買った値段が分かりません。税金はどう計算しますか?

国税庁のタックスアンサー No.3258は、取得費が分からないとき、売った金額の5パーセント相当額を取得費にできるとしています。例として、3,000万円で売って取得費が不明なら150万円です。実際の取得費が売った金額の5パーセントを下回るときも同じです。建物の取得費は、取得価額から所有期間中の減価償却費相当額を差し引いて計算し(No.3261)、取得価額の95パーセントが限度です。

田舎の古民家が売れません。どうすればよいですか?

自治体の空き家バンクに登録する、買取業者に査定を頼む、売り出し価格と売り方を見直す、の順に確かめます。国土交通省のQ&Aでは、全国版空き家・空き地バンクへの登録は必ず自治体を介し、媒介契約を必須とする自治体もあるとされています。買取は、公式サイトに築年数不問・他社に断られた物件も相談できるとあるラクウルのような専門の会社に、メール相談で査定を頼む方法があります。

参考・出典

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、古民家の売却額や買取の可否、税額を保証するものではありません。個別の物件の価格や契約、税の扱いは、不動産会社・司法書士・税理士・税務署などにご確認ください。

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