相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

板野町(徳島県)の将来推計人口

徳島県板野町の人口は、2024年の住民基本台帳で12,812人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に8,928人となり、 2024年と比べて−30.3%(−3,884人)と見込まれています。

板野町の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−30.3%

2024年 12,812人 → 2050年 8,928人(−3,884人)

2050年までに減少全国 988位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)徳島県内 19位 / 24市区町村

板野町の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
12,812人
2040年の推計人口
10,397人
2050年の推計人口
8,928人
2024年→2050年の増減率
−30.3%
2024年→2050年の増減数
−3,884人
全国順位(減少率が大きい順)
988位 / 1,897市区町村
徳島県内の順位(減少率が大きい順)
19位 / 24市区町村
徳島県全体の増減率
−31.4%

3割前後の減少という水準です。徳島県は、47都道府県のなかで人口の減り方が大きいほうから6位です。2040年までの減少幅は全体の6割弱で、後半にかけて減り方が増します。2050年の人口は8,928人という規模です。12,812人という規模では、生活圏の中心をどこに置くかが問われます。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

板野町の人口の推移(1995年〜2050年推計)

板野町の人口は、国勢調査で2000年の14,637人が最も多く、 直近の2020年は13,042人でした。 2050年の推計値8,928人は、2000年と比べて−39.0%にあたります。

人口のピークは2000年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより10.9%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では6.8%減っています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では2.4%減りました。

8,20010,00011,70013,50015,20019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年13,999人国勢調査
2000年14,637人国勢調査+4.6%
2005年14,519人国勢調査−0.8%
2010年14,241人国勢調査−1.9%
2015年13,358人国勢調査−6.2%
2020年13,042人国勢調査−2.4%
2040年10,397人将来推計−20.3%
2050年8,928人将来推計−14.1%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

板野町の社会増減(転入 − 転出)

板野町では2019年から2024年までの6年間で、 転入が2,342人、転出が2,315人、 差し引き+27人でした。 直近の2024年は19人の転入超過(3年連続)です。 この6年のうち2年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年374人394人−20人
2020年389人385人+4人
2021年369人402人−33人
2022年395人394人+1人
2023年421人365人+56人
2024年394人375人+19人

6年間の社会増は人口1,000人あたり2.1人(差し引き27人)で、人を集めているほうの地域です。6年のうち2年が転出超過で、年によって向きが変わります。進学・就職の時期に流出が集中しがちな規模です。3〜4年連続で同じ向きが続いており、単年の振れではありません。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

板野町の死亡数と相続の発生ペース

板野町の死亡数は、2023年で230人でした。 2024年の人口12,812人に対して、1,000人あたり18.0人にあたります。 2018年の196人と比べると+17.3%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、板野町ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年196人
2019年158人
2020年171人
2021年193人
2022年198人
2023年230人

直近2023年の死亡数は230人、人口1,000人あたりでは18.0人で、全国的には高めの水準です。2018年と比べると死亡数は17.3%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。毎年一定の件数の相続が起きている規模です。3割前後の減少が見込まれる地域では、相続のたびに使われない家が増える可能性があります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・徳島県内での位置づけ

板野町の2024年→2050年の増減率は−30.3%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 988位(減少率が大きいほうから約52%の位置)で、 人口が保たれる順では910位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、板野町はこれより 減少率が14.6ポイント大きくなっています。

徳島県内では、24市区町村のうち減少率が大きい順で19位です。 徳島県全体の増減率は−31.4%で、県内で最も減少率が大きいのは那賀町(−63.5%)、 最も人口が保たれるのは藍住町(−12.9%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国のちょうど真ん中あたりの減り方です。徳島県内では人口が保たれるほうから3分の1に入ります。徳島県全体(−31.4%)とほぼ同じ水準の減り方です。3割前後の減少は、住宅の買い手・借り手が同じ割合で減っていくということです。ピーク時の6割強という水準まで下がると、住宅の需給は明確に緩みます。

社会増があることは、推計より人口が保たれる方向に働きます。死亡数が多い地域では、相続を機に空き家になる住宅も増えます。中心部への集約が進むかどうかで実際の姿は変わります。2040年までの減少は2割弱で、当面の変化は緩やかです。増減率が近い鹿児島県東串良町(−30.4%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

板野町で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割前後減る地域では、貸す場合の借り手も同じ割合で減っていきます。転入が続く地域では、賃貸に回す選択肢も現実的です。直近年は転入超過で、賃貸に回す選択肢も検討できます。死亡数が多い地域では、相続物件どうしの競合も起こりやすくなります。中心部からの距離で条件が大きく変わります。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・徳島県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。