相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

安中市(群馬県)の将来推計人口

群馬県安中市の人口は、2024年の住民基本台帳で53,790人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に34,680人となり、 2024年と比べて−35.5%(−19,110人)と見込まれています。

安中市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−35.5%

2024年 53,790人 → 2050年 34,680人(−19,110人)

2050年までに減少全国 796位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)群馬県内 16位 / 35市区町村

安中市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
53,790人
2040年の推計人口
41,540人
2050年の推計人口
34,680人
2024年→2050年の増減率
−35.5%
2024年→2050年の増減数
−19,110人
全国順位(減少率が大きい順)
796位 / 1,897市区町村
群馬県内の順位(減少率が大きい順)
16位 / 35市区町村
群馬県全体の増減率
−20.3%

3割台半ばの減少が見込まれています。群馬県は全国的には人口が保たれるほうの都道府県です。2040年の時点で22.8%まで減っている見通しです。2040年から2050年にかけても1割台半ばの減少が続きます。2050年の人口は34,680人という規模です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

安中市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

安中市の人口は、国勢調査で2000年の64,893人が最も多く、 直近の2020年は54,907人でした。 2050年の推計値34,680人は、2000年と比べて−46.6%にあたります。

人口のピークは2000年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより15.4%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では6.2%減りました。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では15.3%減っています。

31,90040,80049,70058,60067,50019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年64,853人国勢調査
2000年64,893人国勢調査+0.1%
2005年63,179人国勢調査−2.6%
2010年61,077人国勢調査−3.3%
2015年58,531人国勢調査−4.2%
2020年54,907人国勢調査−6.2%
2040年41,540人将来推計−24.3%
2050年34,680人将来推計−16.5%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

安中市の社会増減(転入 − 転出)

安中市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が7,232人、転出が7,728人、 差し引き−496人でした。 直近の2024年は211人の転出超過です。 この6年のうち5年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年1,162人1,332人−170人
2020年1,168人1,274人−106人
2021年1,230人1,248人−18人
2022年1,248人1,328人−80人
2023年1,333人1,244人+89人
2024年1,091人1,302人−211人

6年のうち5年で転出が転入を上回っています。直近2024年の転入は1,091人、転出は1,302人で、人口1,000人あたりでは20.3人と24.2人にあたります。人の出入りは少ないほうです。6年間の社会減は人口1,000人あたり9.2人(差し引き496人)で、全国的には中位の水準です。直近の向きが続いているのは1年だけで、傾向とまでは言えません。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

安中市の死亡数と相続の発生ペース

安中市の死亡数は、2023年で915人でした。 2024年の人口53,790人に対して、1,000人あたり17.0人にあたります。 2018年の852人と比べると+7.4%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、安中市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年852人
2019年839人
2020年836人
2021年837人
2022年1,008人
2023年915人

直近2023年の死亡数は915人、人口1,000人あたりでは17.0人で、全国的には高めの水準です。2018年と比べると死亡数は7.4%増えています。相続の件数が多く、司法書士や不動産会社の扱う件数も相応です。3割台半ばの人口減が見込まれるなかでは、相続と住宅の余剰は同時に進みます。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件

全国・群馬県内での位置づけ

安中市の2024年→2050年の増減率は−35.5%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 796位(減少率が大きいほうから約42%の位置)で、 人口が保たれる順では1102位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、安中市はこれより 減少率が19.8ポイント大きくなっています。

群馬県内では、35市区町村のうち減少率が大きい順で16位です。 群馬県全体の増減率は−20.3%で、県内で最も減少率が大きいのは南牧村(−71.5%)、 最も人口が保たれるのは吉岡町(−2.1%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

減少率は全国平均よりやや大きい位置にあります。群馬県内では16位で、上位半分にあたります。群馬県全体(−20.3%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。3割台半ばの減少では、既存の住宅ストックのほうが世帯数より多くなっていきます。ピーク時の6割強という水準まで下がると、住宅の需給は明確に緩みます。

空き家の75.9%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、人口が減る前から住宅が滞留しています。空き家の33.0%で腐朽・破損が確認されており、建て替えや解体を含む対応が必要な段階です。いまの空き家はすでに「その他の空き家」が中心で、人口が減る前から放置型の住宅が積み上がっています。空き家の17.7%は賃貸の空室で、人口減の影響は売買側に出やすい構図です。増減率が近い福岡県糸田町(−35.5%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

安中市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割台半ばの減少が見込まれるなかでは、保有し続ける費用と将来の値段を見比べる必要があります。動かすこと自体に手間がかかります。空き家率が2割に迫る地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくほうが進みます。死亡数が多い地域では、相続物件どうしの競合も起こりやすくなります。条件が整えば買い手・借り手は見つかる規模です。

一括見積もりで電話は何社から来るのか — 3〜4社に絞る仕組みと、断りの代行売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・群馬県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。