相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

常陸大宮市(茨城県)の将来推計人口

茨城県常陸大宮市の人口は、2024年の住民基本台帳で37,861人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に22,313人となり、 2024年と比べて−41.1%(−15,548人)と見込まれています。

常陸大宮市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−41.1%

2024年 37,861人 → 2050年 22,313人(−15,548人)

2050年までに減少全国 575位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)茨城県内 11位 / 44市区町村

常陸大宮市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
37,861人
2040年の推計人口
27,783人
2050年の推計人口
22,313人
2024年→2050年の増減率
−41.1%
2024年→2050年の増減数
−15,548人
全国順位(減少率が大きい順)
575位 / 1,897市区町村
茨城県内の順位(減少率が大きい順)
11位 / 44市区町村
茨城県全体の増減率
−21.2%

4割前後減る見通しで、世帯数の減少もこれに近い形で進みます。2040年までに26.6%減る推計です。2040年代の10年間で2割前後が失われる計算です。全国の合計(−15.7%)との差は25.3ポイントで、全国より減り方が大きい側です。37,861人という規模では、地区ごとの人口動向の差が大きく出ます。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

常陸大宮市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

常陸大宮市の人口は、国勢調査で1995年の49,561人が最も多く、 直近の2020年は39,267人でした。 2050年の推計値22,313人は、1995年と比べて−55.0%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより20.8%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では7.8%減りました。

20,50028,30036,00043,80051,50019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年49,561人国勢調査
2000年48,964人国勢調査−1.2%
2005年47,808人国勢調査−2.4%
2010年45,178人国勢調査−5.5%
2015年42,587人国勢調査−5.7%
2020年39,267人国勢調査−7.8%
2040年27,783人将来推計−29.2%
2050年22,313人将来推計−19.7%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

常陸大宮市の社会増減(転入 − 転出)

常陸大宮市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が4,880人、転出が6,355人、 差し引き−1,475人でした。 直近の2024年は256人の転出超過(6年連続)です。 この6年はすべて転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年836人1,173人−337人
2020年791人1,134人−343人
2021年909人1,002人−93人
2022年819人1,053人−234人
2023年781人993人−212人
2024年744人1,000人−256人

6年間すべてが転出超過で、流出が続いています。6年間の社会減は人口1,000人あたり39.0人(差し引き1,475人)で、転出超過が定着しています。直近2024年の転入は744人、転出は1,000人で、人口1,000人あたりでは19.7人と26.4人にあたります。人の出入りは少ないほうです。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

常陸大宮市の死亡数と相続の発生ペース

常陸大宮市の死亡数は、2023年で659人でした。 2024年の人口37,861人に対して、1,000人あたり17.4人にあたります。 2018年の655人と比べると+0.6%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、常陸大宮市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年655人
2019年694人
2020年649人
2021年616人
2022年686人
2023年659人

2018年と比べると死亡数は0.6%増えています。直近2023年の死亡数は659人、人口1,000人あたりでは17.4人で、全国的には高めの水準です。4割前後の減少が前提の地域では、相続した家の使い道を早めに決める意味が大きくなります。相続の件数が多く、司法書士や不動産会社の扱う件数も相応です。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・茨城県内での位置づけ

常陸大宮市の2024年→2050年の増減率は−41.1%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 575位(減少率が大きいほうから約30%の位置)で、 人口が保たれる順では1323位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、常陸大宮市はこれより 減少率が25.3ポイント大きくなっています。

茨城県内では、44市区町村のうち減少率が大きい順で11位です。 茨城県全体の増減率は−21.2%で、県内で最も減少率が大きいのは大子町(−57.1%)、 最も人口が保たれるのは守谷市(+7.5%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では減少率が大きいほうから3分の1に位置します。茨城県内では減少率が上から3分の1に位置します。茨城県全体(−21.2%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。4割前後の減少になると、空き家は個別の事情ではなく地域全体の問題になります。ピークの半分という水準は、住宅の数が世帯数を大きく上回ることを意味します。

いまの空き家はすでに「その他の空き家」が中心で、人口が減る前から放置型の住宅が積み上がっています。空き家の69.2%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、市場から外れた住宅が積み上がっています。転出超過が続いていることは、推計の方向と一致しています。2040年までに26.6%減るため、変化は次の世代の話ではありません。増減率が近い北海道富良野市(−41.0%)は空き家率も16.4%と近く、置かれた状況はよく似ています。

常陸大宮市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

4割前後減る地域では、早く決めた家から順に選択肢が残ります。状態と価格以外に差をつける材料が乏しくなります。転出超過が定着している地域では、早めの判断が結果を左右します。2040年までに26.6%減るため、次の10年の判断が結果を分けます。直近年の転出超過は小さくなく、借り手探しには時間がかかりがちです。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・茨城県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。