相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

有田川町(和歌山県)の将来推計人口

和歌山県有田川町の人口は、2024年の住民基本台帳で24,954人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に17,649人となり、 2024年と比べて−29.3%(−7,305人)と見込まれています。

有田川町の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−29.3%

2024年 24,954人 → 2050年 17,649人(−7,305人)

2050年までに減少全国 1025位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)和歌山県内 25位 / 30市区町村

有田川町の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
24,954人
2040年の推計人口
20,174人
2050年の推計人口
17,649人
2024年→2050年の増減率
−29.3%
2024年→2050年の増減数
−7,305人
全国順位(減少率が大きい順)
1025位 / 1,897市区町村
和歌山県内の順位(減少率が大きい順)
25位 / 30市区町村
和歌山県全体の増減率
−29.9%

3割前後の減少という水準です。和歌山県は、47都道府県のなかで人口の減り方が大きいほうから7位です。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は1.2%の減少で、人口はほとんど変わっていません。全国の合計(−15.7%)との差は13.5ポイントで、全国より減り方が大きい側です。減少の3分の2近くが2040年までに起きる見通しです。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

有田川町の人口の推移(1995年〜2050年推計)

有田川町の人口は、国勢調査で1995年の29,703人が最も多く、 直近の2020年は25,258人でした。 2050年の推計値17,649人は、1995年と比べて−40.6%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより15.0%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では4.2%減りました。

16,20019,90023,60027,20030,90019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年29,703人国勢調査
2000年29,563人国勢調査−0.5%
2005年28,640人国勢調査−3.1%
2010年27,162人国勢調査−5.2%
2015年26,361人国勢調査−2.9%
2020年25,258人国勢調査−4.2%
2040年20,174人将来推計−20.1%
2050年17,649人将来推計−12.5%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

有田川町の社会増減(転入 − 転出)

有田川町では2019年から2024年までの6年間で、 転入が3,340人、転出が3,602人、 差し引き−262人でした。 直近の2024年は156人の転出超過(3年連続)です。 この6年のうち5年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年618人679人−61人
2020年616人643人−27人
2021年535人531人+4人
2022年534人553人−19人
2023年562人565人−3人
2024年475人631人−156人

6年のうち5年で転出が転入を上回っています。直近2024年の転入は475人、転出は631人で、人口1,000人あたりでは19.0人と25.3人にあたります。人の出入りは少ないほうです。6年間の社会減は人口1,000人あたり10.5人(差し引き262人)で、全国的には中位の水準です。3〜4年連続で同じ向きが続いており、単年の振れではありません。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

有田川町の死亡数と相続の発生ペース

有田川町の死亡数は、2023年で398人でした。 2024年の人口24,954人に対して、1,000人あたり15.9人にあたります。 2018年の377人と比べると+5.6%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、有田川町ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年377人
2019年396人
2020年407人
2021年363人
2022年425人
2023年398人

2018年と比べると死亡数は5.6%増えています。直近2023年の死亡数は398人、人口1,000人あたりでは15.9人で、全国平均に近い水準です。相続の発生は毎年まとまった件数にのぼります。3割前後の減少が見込まれる地域では、相続のたびに使われない家が増える可能性があります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件

全国・和歌山県内での位置づけ

有田川町の2024年→2050年の増減率は−29.3%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1025位(減少率が大きいほうから約54%の位置)で、 人口が保たれる順では873位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、有田川町はこれより 減少率が13.5ポイント大きくなっています。

和歌山県内では、30市区町村のうち減少率が大きい順で25位です。 和歌山県全体の増減率は−29.9%で、県内で最も減少率が大きいのは九度山町(−60.5%)、 最も人口が保たれるのは日高町(−13.5%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国のちょうど真ん中あたりの減り方です。和歌山県のなかでは人口が保たれるほうに位置します。和歌山県全体(−29.9%)とほぼ同じ水準の減り方です。3割前後の減少は、住宅の買い手・借り手が同じ割合で減っていくということです。ピーク時の6割強という水準まで下がると、住宅の需給は明確に緩みます。

空き家の85.8%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、人口が減る前から住宅が滞留しています。空き家の32.8%で腐朽・破損が確認されており、建て替えや解体を含む対応が必要な段階です。いまの空き家はすでに「その他の空き家」が中心で、人口が減る前から放置型の住宅が積み上がっています。空き家率が20.5%に達しており、住宅の余剰は表面化しています。増減率が近い福島県白河市(−29.3%)の空き家率は16.0%で、人口の見通しが同じでも住宅の余り方は異なります。

有田川町で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割前後減る地域では、貸す場合の借り手も同じ割合で減っていきます。動かすこと自体に手間がかかります。空き家率が2割に迫る地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくほうが進みます。住宅が12,320戸ある地域では、比較される物件も限られます。社会減は小さめで、条件次第で借り手は見つかります。

一括見積もりで電話は何社から来るのか — 3〜4社に絞る仕組みと、断りの代行売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・和歌山県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。