相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

春日部市(埼玉県)の将来推計人口

埼玉県春日部市の人口は、2024年の住民基本台帳で229,656人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に171,185人となり、 2024年と比べて−25.5%(−58,471人)と見込まれています。

春日部市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−25.5%

2024年 229,656人 → 2050年 171,185人(−58,471人)

2050年までに減少全国 1152位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)埼玉県内 23位 / 73市区町村

春日部市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
229,656人
2040年の推計人口
191,778人
2050年の推計人口
171,185人
2024年→2050年の増減率
−25.5%
2024年→2050年の増減数
−58,471人
全国順位(減少率が大きい順)
1152位 / 1,897市区町村
埼玉県内の順位(減少率が大きい順)
23位 / 73市区町村
埼玉県全体の増減率
−10.0%

2割台の減少が見込まれ、全国的にはやや大きめの減り方です。埼玉県は47都道府県のなかで最も人口が保たれるグループに属します。2050年の人口は171,185人という規模です。229,656人という規模では、区や地区ごとに事情がまったく異なります。2万人を超える減少で、都市機能の規模そのものが見直しの対象になります。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

春日部市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

春日部市の人口は、国勢調査で2000年の240,924人が最も多く、 直近の2020年は229,792人でした。 2050年の推計値171,185人は、2000年と比べて−28.9%にあたります。

人口のピークは2000年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより4.6%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では3.7%減っています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では1.3%減りました。

157,500180,800204,000227,300250,60019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年238,598人国勢調査
2000年240,924人国勢調査+1.0%
2005年238,506人国勢調査−1.0%
2010年237,171人国勢調査−0.6%
2015年232,709人国勢調査−1.9%
2020年229,792人国勢調査−1.3%
2040年191,778人将来推計−16.5%
2050年171,185人将来推計−10.7%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

春日部市の社会増減(転入 − 転出)

春日部市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が48,313人、転出が45,535人、 差し引き+2,778人でした。 直近の2024年は578人の転入超過(6年連続)です。 この6年はすべて転入超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年8,097人7,685人+412人
2020年7,769人7,451人+318人
2021年8,105人7,396人+709人
2022年7,904人7,595人+309人
2023年8,121人7,669人+452人
2024年8,317人7,739人+578人

6年間すべてで転入が転出を上回りました。6年間の社会増は人口1,000人あたり12.1人(差し引き2,778人)で、人を集めているほうの地域です。社会増減の内訳は地区ごとにまったく異なります。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

春日部市の死亡数と相続の発生ペース

春日部市の死亡数は、2023年で2,962人でした。 2024年の人口229,656人に対して、1,000人あたり12.9人にあたります。 2018年の2,321人と比べると+27.6%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、春日部市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年2,321人
2019年2,357人
2020年2,529人
2021年2,447人
2022年2,911人
2023年2,962人

2018年と比べると死亡数は27.6%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。相続をめぐる取引が地域の不動産市場を動かす規模です。直近2023年の死亡数は2,962人、人口1,000人あたりでは12.9人で、全国の中位付近にあたります。2割台の人口減のもとでは、相続された家の一部は市場に戻る余地が残ります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・埼玉県内での位置づけ

春日部市の2024年→2050年の増減率は−25.5%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1152位(減少率が大きいほうから約61%の位置)で、 人口が保たれる順では746位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、春日部市はこれより 減少率が9.7ポイント大きくなっています。

埼玉県内では、73市区町村のうち減少率が大きい順で23位です。 埼玉県全体の増減率は−10.0%で、県内で最も減少率が大きいのは東秩父村(−54.1%)、 最も人口が保たれるのは滑川町(+10.9%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では人口が保たれるほうから約39%の位置にあり、減り方は平均より小さめです。埼玉県内では減少率が上から3分の1に位置します。埼玉県全体(−10.0%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。2割台の減少なら、立地のよい住宅の需要は残る可能性があります。ピークから3割程度の減少なら、住宅ストックの過剰は限定的にとどまります。

いまの空き家率(6.3%)は全国的に低く、人口が減ってもすぐには余剰が表面化しません。いまの空き家の半分前後は行き先が決まっていない住宅で、人口減はそこに上乗せされます。市全体の数字と自分の住む地区の実感がずれることも珍しくありません。社会増があることは、推計より人口が保たれる方向に働きます。増減率が近い滋賀県日野町(−25.4%)の空き家率は10.8%で、人口の見通しが同じでも住宅の余り方は異なります。

春日部市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

2割台の減少なら、条件次第で売却も賃貸も現実的です。空き家が少ない地域なので、状態のよい家なら比較的動きやすいといえます。同じ市内でも地区によって結果がまったく違います。転入が続く地域では、賃貸に回す選択肢も現実的です。直近年は転入超過で、賃貸に回す選択肢も検討できます。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・埼玉県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。