相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

鴻巣市(埼玉県)の将来推計人口

埼玉県鴻巣市の人口は、2024年の住民基本台帳で117,564人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に91,849人となり、 2024年と比べて−21.9%(−25,715人)と見込まれています。

鴻巣市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−21.9%

2024年 117,564人 → 2050年 91,849人(−25,715人)

2050年までに減少全国 1261位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)埼玉県内 29位 / 73市区町村

鴻巣市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
117,564人
2040年の推計人口
101,288人
2050年の推計人口
91,849人
2024年→2050年の増減率
−21.9%
2024年→2050年の増減数
−25,715人
全国順位(減少率が大きい順)
1261位 / 1,897市区町村
埼玉県内の順位(減少率が大きい順)
29位 / 73市区町村
埼玉県全体の増減率
−10.0%

2割台の減少が見込まれ、全国的にはやや大きめの減り方です。埼玉県は47都道府県のなかで最も人口が保たれるグループに属します。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は0.6%の増加で、直近では減少が止まっています。2050年の人口は91,849人という規模です。117,564人という規模では、総数の変化より年齢構成の変化のほうが先に現れます。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

鴻巣市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

鴻巣市の人口は、国勢調査で2000年の120,271人が最も多く、 直近の2020年は116,828人でした。 2050年の推計値91,849人は、2000年と比べて−23.6%にあたります。

人口のピークは2000年で、その後は増えた回を挟みながら2020年にはピークより2.9%低い水準になりました。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では0.3%増えています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では1.1%減りました。

84,50094,600104,800114,900125,10019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年116,421人国勢調査
2000年120,271人国勢調査+3.3%
2005年119,594人国勢調査−0.6%
2010年119,639人国勢調査+0.0%
2015年118,072人国勢調査−1.3%
2020年116,828人国勢調査−1.1%
2040年101,288人将来推計−13.3%
2050年91,849人将来推計−9.3%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

鴻巣市の社会増減(転入 − 転出)

鴻巣市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が25,573人、転出が23,398人、 差し引き+2,175人でした。 直近の2024年は483人の転入超過(6年連続)です。 この6年はすべて転入超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年4,196人4,026人+170人
2020年3,888人3,857人+31人
2021年4,237人3,888人+349人
2022年4,567人3,835人+732人
2023年4,356人3,946人+410人
2024年4,329人3,846人+483人

6年間の社会増は人口1,000人あたり18.5人(差し引き2,175人)で、周辺から人が集まる側にあります。6年間すべてで転入が転出を上回りました。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。転入・転出の絶対数が大きく、地区ごとの差も出ます。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

鴻巣市の死亡数と相続の発生ペース

鴻巣市の死亡数は、2023年で1,396人でした。 2024年の人口117,564人に対して、1,000人あたり11.9人にあたります。 2018年の1,109人と比べると+25.9%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、鴻巣市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年1,109人
2019年1,171人
2020年1,156人
2021年1,259人
2022年1,336人
2023年1,396人

2018年と比べると死亡数は25.9%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。直近2023年の死亡数は1,396人、人口1,000人あたりでは11.9人で、全国のなかでは低めの水準です。相続の発生件数が多い規模です。2割台の人口減のもとでは、相続された家の一部は市場に戻る余地が残ります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・埼玉県内での位置づけ

鴻巣市の2024年→2050年の増減率は−21.9%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1261位(減少率が大きいほうから約66%の位置)で、 人口が保たれる順では637位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、鴻巣市はこれより 減少率が6.1ポイント大きくなっています。

埼玉県内では、73市区町村のうち減少率が大きい順で29位です。 埼玉県全体の増減率は−10.0%で、県内で最も減少率が大きいのは東秩父村(−54.1%)、 最も人口が保たれるのは滑川町(+10.9%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では人口が保たれるほうから約34%の位置にあり、減り方は平均より小さめです。埼玉県内では29位で、上位半分にあたります。埼玉県全体(−10.0%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。2割台の減少なら、立地のよい住宅の需要は残る可能性があります。ピークから3割程度の減少なら、住宅ストックの過剰は限定的にとどまります。

空き家の7.5%で腐朽・破損が確認されており、建物の状態はまだ保たれているほうです。いまの空き家の半分前後は行き先が決まっていない住宅で、人口減はそこに上乗せされます。流入が続く地域では、推計を上回る形で人口が保たれることもあります。空き家率は9.5%で、まだ余裕のある水準です。増減率が近い岡山県西粟倉村(−21.9%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

鴻巣市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

2割台の減少なら、条件次第で売却も賃貸も現実的です。流入が大きい地域では、賃貸需要も比較的しっかりしています。直近年の転入超過は大きく、賃貸需要は比較的しっかりしています。空き家が多くない地域では、競合する物件も限られます。相続に伴う物件が市場に出る量も、いまのところ限られています。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・埼玉県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。