相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

東松島市(宮城県)の将来推計人口

宮城県東松島市の人口は、2024年の住民基本台帳で37,875人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に27,332人となり、 2024年と比べて−27.8%(−10,543人)と見込まれています。

東松島市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−27.8%

2024年 37,875人 → 2050年 27,332人(−10,543人)

2050年までに減少全国 1076位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)宮城県内 24位 / 40市区町村

東松島市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
37,875人
2040年の推計人口
31,528人
2050年の推計人口
27,332人
2024年→2050年の増減率
−27.8%
2024年→2050年の増減数
−10,543人
全国順位(減少率が大きい順)
1076位 / 1,897市区町村
宮城県内の順位(減少率が大きい順)
24位 / 40市区町村
宮城県全体の増減率
−17.8%

3割前後の減少という水準です。宮城県は全国的には人口が保たれるほうの都道府県です。2040年までの減少幅は全体の6割弱で、後半にかけて減り方が増します。2040年時点では1割台半ばの減少という推計です。2050年の人口は27,332人という規模です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

東松島市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

東松島市の人口は、国勢調査で2005年の43,235人が最も多く、 直近の2020年は39,098人でした。 2050年の推計値27,332人は、2005年と比べて−36.8%にあたります。

人口のピークは2005年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより9.6%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では8.6%減っています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では1.0%減りました。

25,10030,10035,10040,00045,00019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年42,778人国勢調査
2000年43,180人国勢調査+0.9%
2005年43,235人国勢調査+0.1%
2010年42,903人国勢調査−0.8%
2015年39,503人国勢調査−7.9%
2020年39,098人国勢調査−1.0%
2040年31,528人将来推計−19.4%
2050年27,332人将来推計−13.3%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

東松島市の社会増減(転入 − 転出)

東松島市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が7,294人、転出が8,006人、 差し引き−712人でした。 直近の2024年は136人の転出超過(4年連続)です。 この6年のうち5年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年1,355人1,469人−114人
2020年1,321人1,302人+19人
2021年1,200人1,294人−94人
2022年1,242人1,306人−64人
2023年1,080人1,403人−323人
2024年1,096人1,232人−136人

6年のうち5年で転出が転入を上回っています。直近2024年の転入は1,096人、転出は1,232人で、人口1,000人あたりでは28.9人と32.5人にあたります。出入りの量は平均をやや下回ります。周辺町村からの流入と大都市への流出が同時に起きます。6年間の社会減は人口1,000人あたり18.8人(差し引き712人)で、全国的には中位の水準です。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

東松島市の死亡数と相続の発生ペース

東松島市の死亡数は、2023年で487人でした。 2024年の人口37,875人に対して、1,000人あたり12.9人にあたります。 2018年の413人と比べると+17.9%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、東松島市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年413人
2019年491人
2020年460人
2021年425人
2022年530人
2023年487人

直近2023年の死亡数は487人、人口1,000人あたりでは12.9人で、全国の中位付近にあたります。2018年と比べると死亡数は17.9%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。相続の件数が多く、司法書士や不動産会社の扱う件数も相応です。3割前後の減少が見込まれる地域では、相続のたびに使われない家が増える可能性があります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・宮城県内での位置づけ

東松島市の2024年→2050年の増減率は−27.8%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1076位(減少率が大きいほうから約57%の位置)で、 人口が保たれる順では822位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、東松島市はこれより 減少率が12.1ポイント大きくなっています。

宮城県内では、40市区町村のうち減少率が大きい順で24位です。 宮城県全体の増減率は−17.8%で、県内で最も減少率が大きいのは丸森町(−57.0%)、 最も人口が保たれるのは大衡村(+2.9%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では人口が保たれるほうから約43%の位置にあり、減り方は平均より小さめです。宮城県内の順位は下位半分で、県内では減り方が小さいほうです。宮城県全体(−17.8%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。ピークから3割程度の減少なら、住宅ストックの過剰は限定的にとどまります。3割前後の減少は、住宅の買い手・借り手が同じ割合で減っていくということです。

いまの空き家は賃貸の空室が中心で、人口が減れば空室が埋まるまでの期間が延びる形で表れます。空き家の30.9%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、残りは市場に出ています。空き家の25.1%で腐朽・破損が確認されており、人口減はここに重なります。現時点の空き家は2,230戸で、人口減はこの上に積み増されます。増減率が近い山梨県鳴沢村(−27.8%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

東松島市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割前後減る地域では、貸す場合の借り手も同じ割合で減っていきます。放置型の空き家は多くなく、周囲に似た事情の家はそれほどありません。毎年一定の相続が起きるため、似た条件の家が並ぶ場面もあります。条件が整えば買い手・借り手は見つかる規模です。2040年時点の減少は1割台半ばで、急ぐほどの状況ではありません。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・宮城県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。