相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

美里町(宮城県)の将来推計人口

宮城県美里町の人口は、2024年の住民基本台帳で22,826人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に15,734人となり、 2024年と比べて−31.1%(−7,092人)と見込まれています。

美里町の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−31.1%

2024年 22,826人 → 2050年 15,734人(−7,092人)

2050年までに減少全国 956位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)宮城県内 21位 / 40市区町村

美里町の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
22,826人
2040年の推計人口
18,554人
2050年の推計人口
15,734人
2024年→2050年の増減率
−31.1%
2024年→2050年の増減数
−7,092人
全国順位(減少率が大きい順)
956位 / 1,897市区町村
宮城県内の順位(減少率が大きい順)
21位 / 40市区町村
宮城県全体の増減率
−17.8%

3割前後の減少という水準です。宮城県は全国的には人口が保たれるほうの都道府県です。2040年までの減少幅は全体の6割弱で、後半にかけて減り方が増します。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は4.9%の減少で、推計の前提と大きくは離れていません。全国の合計(−15.7%)との差は15.3ポイントで、全国より減り方が大きい側です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

美里町の人口の推移(1995年〜2050年推計)

美里町の人口は、国勢調査で1995年の27,980人が最も多く、 直近の2020年は23,994人でした。 2050年の推計値15,734人は、1995年と比べて−43.8%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより14.2%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では3.5%減りました。

14,50018,10021,80025,40029,10019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年27,980人国勢調査
2000年27,395人国勢調査−2.1%
2005年26,329人国勢調査−3.9%
2010年25,190人国勢調査−4.3%
2015年24,852人国勢調査−1.3%
2020年23,994人国勢調査−3.5%
2040年18,554人将来推計−22.7%
2050年15,734人将来推計−15.2%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

美里町の社会増減(転入 − 転出)

美里町では2019年から2024年までの6年間で、 転入が3,817人、転出が3,855人、 差し引き−38人でした。 直近の2024年は30人の転出超過です。 この6年のうち3年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年746人718人+28人
2020年660人591人+69人
2021年577人651人−74人
2022年546人582人−36人
2023年618人613人+5人
2024年670人700人−30人

6年間の社会減は人口1,000人あたり1.7人(差し引き38人)で、全国的には中位の水準です。直近の向きが続いているのは1年だけで、傾向とまでは言えません。直近2024年の転入は670人、転出は700人で、人口1,000人あたりでは29.4人と30.7人にあたります。出入りの量は平均をやや下回ります。転出超過と転入超過がほぼ半々で、方向が定まっていません。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

美里町の死亡数と相続の発生ペース

美里町の死亡数は、2023年で395人でした。 2024年の人口22,826人に対して、1,000人あたり17.3人にあたります。 2018年の354人と比べると+11.6%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、美里町ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年354人
2019年353人
2020年343人
2021年393人
2022年412人
2023年395人

直近2023年の死亡数は395人、人口1,000人あたりでは17.3人で、全国的には高めの水準です。2018年と比べると死亡数は11.6%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。相続の発生は毎年まとまった件数にのぼります。3割前後の減少が見込まれる地域では、相続のたびに使われない家が増える可能性があります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・宮城県内での位置づけ

美里町の2024年→2050年の増減率は−31.1%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 956位(減少率が大きいほうから約50%の位置)で、 人口が保たれる順では942位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、美里町はこれより 減少率が15.3ポイント大きくなっています。

宮城県内では、40市区町村のうち減少率が大きい順で21位です。 宮城県全体の増減率は−17.8%で、県内で最も減少率が大きいのは丸森町(−57.0%)、 最も人口が保たれるのは大衡村(+2.9%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国のちょうど真ん中あたりの減り方です。宮城県内の順位は下位半分で、県内では減り方が小さいほうです。宮城県全体(−17.8%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。3割前後の減少は、住宅の買い手・借り手が同じ割合で減っていくということです。ピーク時の6割強という水準まで下がると、住宅の需給は明確に緩みます。

いまの空き家はすでに「その他の空き家」が中心で、人口が減る前から放置型の住宅が積み上がっています。現時点の空き家は1,250戸で、まだ把握できる規模です。空き家の72.0%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、市場から外れた住宅が積み上がっています。住宅ストックは9,680戸で、世帯数が減れば余剰はすぐに数字に出ます。増減率が近い山梨県韮崎市(−31.0%)は空き家率も15.6%と近く、置かれた状況はよく似ています。

美里町で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割前後減る地域では、貸す場合の借り手も同じ割合で減っていきます。状態と価格以外に差をつける材料が乏しくなります。住宅が9,680戸ある地域では、条件の近い物件はそう多く出回りません。死亡数が多い地域では、相続物件どうしの競合も起こりやすくなります。社会減は小さめで、条件次第で借り手は見つかります。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・宮城県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。