相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

紫波町(岩手県)の将来推計人口

岩手県紫波町の人口は、2024年の住民基本台帳で32,684人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に23,581人となり、 2024年と比べて−27.9%(−9,103人)と見込まれています。

紫波町の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−27.9%

2024年 32,684人 → 2050年 23,581人(−9,103人)

2050年までに減少全国 1075位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)岩手県内 28位 / 33市区町村

紫波町の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
32,684人
2040年の推計人口
26,887人
2050年の推計人口
23,581人
2024年→2050年の増減率
−27.9%
2024年→2050年の増減数
−9,103人
全国順位(減少率が大きい順)
1075位 / 1,897市区町村
岩手県内の順位(減少率が大きい順)
28位 / 33市区町村
岩手県全体の増減率
−32.1%

3割前後の減少という水準です。岩手県は、47都道府県のなかで人口の減り方が大きいほうから4位です。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は1.7%の増加で、直近では減少が止まっています。2040年時点では1割台半ばの減少という推計です。全国の合計(−15.7%)との差は12.1ポイントで、全国より減り方が大きい側です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

紫波町の人口の推移(1995年〜2050年推計)

紫波町の人口は、国勢調査で2005年の33,692人が最も多く、 直近の2020年は32,147人でした。 2050年の推計値23,581人は、2005年と比べて−30.0%にあたります。

人口のピークは2005年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより4.6%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では2.7%増えています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では1.4%減りました。

21,70025,00028,40031,70035,00019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年31,311人国勢調査
2000年33,038人国勢調査+5.5%
2005年33,692人国勢調査+2.0%
2010年33,288人国勢調査−1.2%
2015年32,614人国勢調査−2.0%
2020年32,147人国勢調査−1.4%
2040年26,887人将来推計−16.4%
2050年23,581人将来推計−12.3%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

紫波町の社会増減(転入 − 転出)

紫波町では2019年から2024年までの6年間で、 転入が6,292人、転出が5,407人、 差し引き+885人でした。 直近の2024年は86人の転入超過(6年連続)です。 この6年はすべて転入超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年1,105人974人+131人
2020年1,187人909人+278人
2021年1,145人917人+228人
2022年968人885人+83人
2023年953人874人+79人
2024年934人848人+86人

6年間の社会増は人口1,000人あたり27.1人(差し引き885人)で、周辺から人が集まる側にあります。6年間すべてで転入が転出を上回りました。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。直近2024年の転入は934人、転出は848人で、人口1,000人あたりでは28.6人と25.9人にあたります。出入りの量は平均をやや下回ります。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

紫波町の死亡数と相続の発生ペース

紫波町の死亡数は、2023年で450人でした。 2024年の人口32,684人に対して、1,000人あたり13.8人にあたります。 2018年の392人と比べると+14.8%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、紫波町ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年392人
2019年371人
2020年403人
2021年408人
2022年449人
2023年450人

直近2023年の死亡数は450人、人口1,000人あたりでは13.8人で、全国の中位付近にあたります。2018年と比べると死亡数は14.8%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。相続の発生は毎年まとまった件数にのぼります。3割前後の減少が見込まれる地域では、相続のたびに使われない家が増える可能性があります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件

全国・岩手県内での位置づけ

紫波町の2024年→2050年の増減率は−27.9%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1075位(減少率が大きいほうから約57%の位置)で、 人口が保たれる順では823位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、紫波町はこれより 減少率が12.1ポイント大きくなっています。

岩手県内では、33市区町村のうち減少率が大きい順で28位です。 岩手県全体の増減率は−32.1%で、県内で最も減少率が大きいのは西和賀町(−58.4%)、 最も人口が保たれるのは矢巾町(−14.8%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では人口が保たれるほうから約43%の位置にあり、減り方は平均より小さめです。岩手県のなかでは人口が保たれるほうに位置します。岩手県全体(−32.1%)と比べれば、減り方は小さいほうです。ピークから3割程度の減少なら、住宅ストックの過剰は限定的にとどまります。3割前後の減少は、住宅の買い手・借り手が同じ割合で減っていくということです。

いまの空き家の半分前後は行き先が決まっていない住宅で、人口減はそこに上乗せされます。流入が続く地域では、推計を上回る形で人口が保たれることもあります。現時点の空き家は1,500戸で、まだ把握できる規模です。空き家の12.0%で腐朽・破損が確認されており、傷んだ住宅は少ないほうです。増減率が近い宮城県東松島市(−27.8%)は空き家率も13.7%と近く、置かれた状況はよく似ています。

紫波町で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割前後減る地域では、貸す場合の借り手も同じ割合で減っていきます。流入が大きい地域では、賃貸需要も比較的しっかりしています。直近年は転入超過で、賃貸に回す選択肢も検討できます。住宅が13,260戸ある地域では、比較される物件も限られます。空き家率が平均を下回る地域では、条件の整った家は目立ちます。

一括見積もりで電話は何社から来るのか — 3〜4社に絞る仕組みと、断りの代行売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・岩手県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。