相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

山口市(山口県)の将来推計人口

山口県山口市の人口は、2024年の住民基本台帳で185,982人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に158,010人となり、 2024年と比べて−15.0%(−27,972人)と見込まれています。

山口市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−15.0%

2024年 185,982人 → 2050年 158,010人(−27,972人)

2050年までに減少全国 1465位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)山口県内 18位 / 19市区町村

山口市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
185,982人
2040年の推計人口
171,592人
2050年の推計人口
158,010人
2024年→2050年の増減率
−15.0%
2024年→2050年の増減数
−27,972人
全国順位(減少率が大きい順)
1465位 / 1,897市区町村
山口県内の順位(減少率が大きい順)
18位 / 19市区町村
山口県全体の増減率
−28.4%

2割弱の減少で、全国平均に近い減り方といえます。2040年までの減少はごくわずかで、変化は2040年代に出てきます。2050年の人口は158,010人という規模です。185,982人という規模では、区や地区ごとに事情がまったく異なります。全国の合計(−15.7%)との差は0.7ポイントで、全国より人口が保たれる側です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

山口市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

山口市の人口は、国勢調査で2005年の199,297人が最も多く、 直近の2020年は193,966人でした。 2050年の推計値158,010人は、2005年と比べて−20.7%にあたります。

人口のピークは2005年で、その後は増えた回を挟みながら2020年にはピークより2.7%低い水準になりました。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では0.4%増えています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では1.8%減りました。

145,400160,800176,300191,800207,30019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年193,172人国勢調査
2000年197,115人国勢調査+2.0%
2005年199,297人国勢調査+1.1%
2010年196,628人国勢調査−1.3%
2015年197,422人国勢調査+0.4%
2020年193,966人国勢調査−1.8%
2040年171,592人将来推計−11.5%
2050年158,010人将来推計−7.9%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

山口市の社会増減(転入 − 転出)

山口市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が42,474人、転出が42,550人、 差し引き−76人でした。 直近の2024年は216人の転出超過です。 この6年のうち3年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年7,198人7,315人−117人
2020年7,098人7,028人+70人
2021年7,049人6,945人+104人
2022年7,098人7,119人−21人
2023年7,171人7,067人+104人
2024年6,860人7,076人−216人

社会増減の内訳は地区ごとにまったく異なります。6年間の社会減は人口1,000人あたり0.4人(差し引き76人)で、転入と転出はほぼ釣り合っています。直近の向きが続いているのは1年だけで、傾向とまでは言えません。直近2024年の転入は6,860人、転出は7,076人で、人口1,000人あたりでは36.9人と38.0人にあたります。人の動きは活発なほうです。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

山口市の死亡数と相続の発生ペース

山口市の死亡数は、2023年で2,497人でした。 2024年の人口185,982人に対して、1,000人あたり13.4人にあたります。 2018年の2,211人と比べると+12.9%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、山口市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年2,211人
2019年2,179人
2020年2,213人
2021年2,314人
2022年2,456人
2023年2,497人

相続をめぐる取引が地域の不動産市場を動かす規模です。直近2023年の死亡数は2,497人、人口1,000人あたりでは13.4人で、全国の中位付近にあたります。2割弱の減少にとどまる地域では、相続後の住宅にも一定の需要が見込めます。2018年と比べると死亡数は12.9%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・山口県内での位置づけ

山口市の2024年→2050年の増減率は−15.0%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1465位(減少率が大きいほうから約77%の位置)で、 人口が保たれる順では433位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、山口市はこれより 減少率が0.7ポイント小さくなっています。

山口県内では、19市区町村のうち減少率が大きい順で18位です。 山口県全体の増減率は−28.4%で、県内で最も減少率が大きいのは上関町(−56.3%)、 最も人口が保たれるのは下松市(−14.3%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

減少率が小さいほうから3分の1に入ります。山口県のなかでは人口が保たれるほうに位置します。山口県全体(−28.4%)を大きく上回って人口が保たれます。2割弱の減少は全国の平均像に近く、住宅需要も緩やかに細っていく形です。ピークからの落差が小さく、住宅の需給も大きくは崩れていません。

いまの空き家は賃貸の空室が中心で、人口が減れば空室が埋まるまでの期間が延びる形で表れます。市全体の数字と自分の住む地区の実感がずれることも珍しくありません。現時点の空き家は17,910戸で、人口が減る前からすでに存在しています。2040年までの変化はごくわずかです。増減率が近い熊本県西原村(−15.0%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

山口市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

2割弱の減少にとどまる地域では、急いで手放す必要性は高くありません。同じ市内でも地区によって結果がまったく違います。2040年までの変化は小さく、時間をかけた検討も可能です。住宅が105,450戸ある地域では、同種の物件との競合を前提にする必要があります。空き家が多い地域では、売り出しても比較対象が並びます。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・山口県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。