相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

あま市(愛知県)の将来推計人口

愛知県あま市の人口は、2024年の住民基本台帳で88,393人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に72,696人となり、 2024年と比べて−17.8%(−15,697人)と見込まれています。

あま市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−17.8%

2024年 88,393人 → 2050年 72,696人(−15,697人)

2050年までに減少全国 1378位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)愛知県内 18位 / 70市区町村

あま市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
88,393人
2040年の推計人口
77,378人
2050年の推計人口
72,696人
2024年→2050年の増減率
−17.8%
2024年→2050年の増減数
−15,697人
全国順位(減少率が大きい順)
1378位 / 1,897市区町村
愛知県内の順位(減少率が大きい順)
18位 / 70市区町村
愛知県全体の増減率
−10.8%

2割弱の減少で、全国平均に近い減り方といえます。愛知県は47都道府県のなかで最も人口が保たれるグループに属します。2040年までに減少のほとんどが進む形で、変化は前半に集中します。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は2.6%の増加で、直近では減少が止まっています。2040年までの減り方は1割程度です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

あま市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

あま市の人口は、国勢調査で2015年の86,898人が最も多く、 直近の2020年は86,126人でした。 2050年の推計値72,696人は、2015年と比べて−16.3%にあたります。

人口のピークは2015年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより0.9%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では9.5%増えています。

66,90073,10079,40085,70091,90019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年78,678人国勢調査
2000年82,321人国勢調査+4.6%
2005年85,307人国勢調査+3.6%
2010年86,714人国勢調査+1.6%
2015年86,898人国勢調査+0.2%
2020年86,126人国勢調査−0.9%
2040年77,378人将来推計−10.2%
2050年72,696人将来推計−6.1%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

あま市の社会増減(転入 − 転出)

あま市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が20,638人、転出が19,998人、 差し引き+640人でした。 直近の2024年は97人の転出超過です。 この6年のうち2年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年3,634人3,192人+442人
2020年3,347人3,447人−100人
2021年3,333人3,228人+105人
2022年3,642人3,442人+200人
2023年3,448人3,358人+90人
2024年3,234人3,331人−97人

6年間の社会増は人口1,000人あたり7.2人(差し引き640人)で、人を集めているほうの地域です。直近の向きが続いているのは1年だけで、傾向とまでは言えません。転入・転出の絶対数が大きく、地区ごとの差も出ます。6年のうち2年が転出超過で、年によって向きが変わります。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

あま市の死亡数と相続の発生ペース

あま市の死亡数は、2023年で1,003人でした。 2024年の人口88,393人に対して、1,000人あたり11.3人にあたります。 2018年の834人と比べると+20.3%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、あま市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年834人
2019年841人
2020年843人
2021年958人
2022年977人
2023年1,003人

直近2023年の死亡数は1,003人、人口1,000人あたりでは11.3人で、全国のなかでは低めの水準です。2018年と比べると死亡数は20.3%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。相続の発生件数が多い規模です。2割弱の減少にとどまる地域では、相続後の住宅にも一定の需要が見込めます。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・愛知県内での位置づけ

あま市の2024年→2050年の増減率は−17.8%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1378位(減少率が大きいほうから約73%の位置)で、 人口が保たれる順では520位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、あま市はこれより 減少率が2.0ポイント大きくなっています。

愛知県内では、70市区町村のうち減少率が大きい順で18位です。 愛知県全体の増減率は−10.8%で、県内で最も減少率が大きいのは設楽町(−52.3%)、 最も人口が保たれるのは長久手市(+5.0%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

減少率が小さいほうから3分の1に入ります。愛知県内では減少率が上から3分の1に位置します。愛知県全体(−10.8%)より減少率は大きめです。2割弱の減少は全国の平均像に近く、住宅需要も緩やかに細っていく形です。ピークからの落差が小さく、住宅の需給も大きくは崩れていません。

いまの空き家の半分前後は行き先が決まっていない住宅で、人口減はそこに上乗せされます。空き家率は9.3%で、まだ余裕のある水準です。社会増があることは、推計より人口が保たれる方向に働きます。相続の発生ペースは全国的に見て低めです。増減率が近い神奈川県大磯町(−17.8%)の空き家率は13.6%で、人口の見通しが同じでも住宅の余り方は異なります。

あま市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

2割弱の減少にとどまる地域では、急いで手放す必要性は高くありません。空き家が多くない地域では、競合する物件も限られます。相続に伴う物件が市場に出る量も、いまのところ限られています。似た条件の物件と比較されることが前提になります。転入が続く地域では、賃貸に回す選択肢も現実的です。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・愛知県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。