相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

名古屋市(愛知県)の将来推計人口

愛知県名古屋市の人口は、2024年の住民基本台帳で2,303,004人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に2,122,366人となり、 2024年と比べて−7.8%(−180,638人)と見込まれています。

名古屋市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−7.8%

2024年 2,303,004人 → 2050年 2,122,366人(−180,638人)

2050年までに減少全国 1659位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)愛知県内 41位 / 70市区町村

名古屋市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
2,303,004人
2040年の推計人口
2,221,982人
2050年の推計人口
2,122,366人
2024年→2050年の増減率
−7.8%
2024年→2050年の増減数
−180,638人
全国順位(減少率が大きい順)
1659位 / 1,897市区町村
愛知県内の順位(減少率が大きい順)
41位 / 70市区町村
愛知県全体の増減率
−10.8%

1割前後の減少にとどまり、減り方は緩やかなほうです。愛知県は47都道府県のなかで最も人口が保たれるグループに属します。2040年までの減少はごくわずかで、変化は2040年代に出てきます。2040年から2050年にかけての変化はごくわずかです。2050年の人口は2,122,366人という規模です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

名古屋市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

名古屋市の人口は、国勢調査では直近の2020年の2,332,176人が最も多い水準です。 2050年の推計値2,122,366人は、2020年と比べて−9.0%にあたります。

国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では8.4%増えています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では1.6%増えました。

1,952,6002,070,8002,189,0002,307,2002,425,50019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年2,152,184人国勢調査
2000年2,171,557人国勢調査+0.9%
2005年2,215,062人国勢調査+2.0%
2010年2,263,894人国勢調査+2.2%
2015年2,295,638人国勢調査+1.4%
2020年2,332,176人国勢調査+1.6%
2040年2,221,982人将来推計−4.7%
2050年2,122,366人将来推計−4.5%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

名古屋市の社会増減(転入 − 転出)

名古屋市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が877,518人、転出が864,550人、 差し引き+12,968人でした。 直近の2024年は4,515人の転入超過(2年連続)です。 この6年のうち1年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年148,836人145,421人+3,415人
2020年146,502人143,427人+3,075人
2021年143,981人142,679人+1,302人
2022年144,591人145,142人−551人
2023年146,317人145,105人+1,212人
2024年147,291人142,776人+4,515人

6年間の社会増は人口1,000人あたり5.6人(差し引き12,968人)で、人を集めているほうの地域です。転出超過だった年は1年だけです。直近2024年の転入は147,291人、転出は142,776人で、人口1,000人あたりでは64.0人と62.0人にあたります。住民の入れ替わりが大きい地域です。社会増減の内訳は地区ごとにまったく異なります。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

名古屋市の死亡数と相続の発生ペース

名古屋市の死亡数は、2023年で25,709人でした。 2024年の人口2,303,004人に対して、1,000人あたり11.2人にあたります。 2018年の22,426人と比べると+14.6%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、名古屋市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年22,426人
2019年22,871人
2020年23,120人
2021年24,029人
2022年26,126人
2023年25,709人

直近2023年の死亡数は25,709人、人口1,000人あたりでは11.2人で、全国のなかでは低めの水準です。相続をめぐる取引が地域の不動産市場を動かす規模です。1割前後の減少であれば、相続した家の引き受け手は比較的見つかります。2018年と比べると死亡数は14.6%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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名古屋市の行政区別 将来推計人口

名古屋市の16区を、2024年→2050年の減少率が大きい順に並べています。

2024年2050年推計増減率
名古屋市港区141,271人107,549人−23.9%
名古屋市南区131,917人107,390人−18.6%
名古屋市北区161,333人139,073人−13.8%
名古屋市中川区215,992人190,378人−11.9%
名古屋市中村区137,948人126,110人−8.6%
名古屋市瑞穂区107,751人99,531人−7.6%
名古屋市中区99,504人92,444人−7.1%
名古屋市昭和区106,491人99,364人−6.7%
名古屋市熱田区65,904人61,796人−6.2%
名古屋市西区147,999人140,245人−5.2%
名古屋市守山区175,961人167,223人−5.0%
名古屋市名東区159,594人152,101人−4.7%
名古屋市天白区156,525人149,490人−4.5%
名古屋市千種区160,425人157,000人−2.1%
名古屋市緑区249,204人245,558人−1.5%
名古屋市東区85,185人87,114人+2.3%

全国・愛知県内での位置づけ

名古屋市の2024年→2050年の増減率は−7.8%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1659位(減少率が大きいほうから約87%の位置)で、 人口が保たれる順では239位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、名古屋市はこれより 減少率が7.9ポイント小さくなっています。

愛知県内では、70市区町村のうち減少率が大きい順で41位です。 愛知県全体の増減率は−10.8%で、県内で最も減少率が大きいのは設楽町(−52.3%)、 最も人口が保たれるのは長久手市(+5.0%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

人口が保たれるほうから2割以内に位置します。愛知県内の順位は下位半分で、県内では減り方が小さいほうです。1割前後の減少にとどまるなら、住宅市場の縮み方も限定的です。ピーク時の水準を保っており、住宅が余っていく地域とは前提が異なります。愛知県全体(−10.8%)とほぼ同じ水準の減り方です。

いまの空き家は賃貸の空室が中心で、人口が減れば空室が埋まるまでの期間が延びる形で表れます。市全体の数字と自分の住む地区の実感がずれることも珍しくありません。現時点の空き家は173,000戸で、人口が減る前からすでに存在しています。2040年までの変化はごくわずかです。増減率が近い大阪府箕面市(−7.9%)は空き家率も11.7%と近く、置かれた状況はよく似ています。

名古屋市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

1割前後の減少であれば、時間をかけて条件を探る余地もあります。同じ市内でも地区によって結果がまったく違います。2040年までの変化は小さく、時間をかけた検討も可能です。放置型の空き家は多くなく、周囲に似た事情の家はそれほどありません。住宅が1,310,600戸ある地域では、立地と状態の差がそのまま条件に響きます。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・愛知県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。