相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

渡名喜村(沖縄県)の将来推計人口

沖縄県渡名喜村の人口は、2024年の住民基本台帳で291人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に221人となり、 2024年と比べて−24.1%(−70人)と見込まれています。

渡名喜村の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−24.1%

2024年 291人 → 2050年 221人(−70人)

2050年までに減少全国 1196位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)沖縄県内 12位 / 41市区町村

渡名喜村の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
291人
2040年の推計人口
260人
2050年の推計人口
221人
2024年→2050年の増減率
−24.1%
2024年→2050年の増減数
−70人
全国順位(減少率が大きい順)
1196位 / 1,897市区町村
沖縄県内の順位(減少率が大きい順)
12位 / 41市区町村
沖縄県全体の増減率
−6.3%

2割台の減少が見込まれ、全国的にはやや大きめの減り方です。沖縄県は47都道府県のなかで最も人口が保たれるグループに属します。2050年の人口は221人という規模です。291人という規模では、数十世帯の転出入でも推計との差が生じます。減る人数にすると千人未満で、集落単位の話に近い規模です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

渡名喜村の人口の推移(1995年〜2050年推計)

渡名喜村の人口は、国勢調査で1995年の616人が最も多く、 直近の2020年は346人でした。 2050年の推計値221人は、1995年と比べて−64.1%にあたります。

人口のピークは1995年で、その後は増えた回を挟みながら2020年にはピークより43.8%低い水準になりました。直近の国勢調査(2015年→2020年)では19.5%減りました。

20030040050060019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年616人国勢調査
2000年523人国勢調査−15.1%
2005年531人国勢調査+1.5%
2010年452人国勢調査−14.9%
2015年430人国勢調査−4.9%
2020年346人国勢調査−19.5%
2040年260人将来推計−24.9%
2050年221人将来推計−15.0%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

渡名喜村の社会増減(転入 − 転出)

渡名喜村では2019年から2024年までの6年間で、 転入が120人、転出が158人、 差し引き−38人でした。 直近の2024年は1人の転出超過(3年連続)です。 この6年のうち5年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年20人32人−12人
2020年19人24人−5人
2021年18人16人+2人
2022年17人32人−15人
2023年22人29人−7人
2024年24人25人−1人

6年間の社会減は人口1,000人あたり130.6人(差し引き38人)で、転出の多さが際立ちます。6年のうち5年で転出が転入を上回っています。直近2024年の転入は24人、転出は25人で、人口1,000人あたりでは82.5人と85.9人にあたります。住民の入れ替わりが大きい地域です。規模が小さい自治体では、一世帯の転出でも数字が動きます。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

渡名喜村の死亡数と相続の発生ペース

渡名喜村の死亡数は、2023年で10人でした。 2024年の人口291人に対して、1,000人あたり34.4人にあたります。 2018年の3人と比べると+233.3%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、渡名喜村ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年3人
2019年8人
2020年5人
2021年8人
2022年8人
2023年10人

直近2023年の死亡数は10人、人口1,000人あたりでは34.4人で、高齢化の進み方がそのまま表れています。2018年と比べると死亡数は233.3%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。人口規模が小さく、相続の発生も限られた件数にとどまります。2割台の人口減のもとでは、相続された家の一部は市場に戻る余地が残ります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・沖縄県内での位置づけ

渡名喜村の2024年→2050年の増減率は−24.1%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1196位(減少率が大きいほうから約63%の位置)で、 人口が保たれる順では702位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、渡名喜村はこれより 減少率が8.3ポイント大きくなっています。

沖縄県内では、41市区町村のうち減少率が大きい順で12位です。 沖縄県全体の増減率は−6.3%で、県内で最も減少率が大きいのは伊平屋村(−45.9%)、 最も人口が保たれるのは中城村(+15.1%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では人口が保たれるほうから約37%の位置にあり、減り方は平均より小さめです。沖縄県内では減少率が上から3分の1に位置します。沖縄県全体(−6.3%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。ピークから6割以上減る地域では、当時に建てられた住宅が余っていきます。2割台の減少なら、立地のよい住宅の需要は残る可能性があります。

転出超過の大きさは、将来推計が前提とする減り方を裏づけています。死亡数の多さは、相続を通じた住宅の世代交代が急速に進むことを意味します。人口規模が小さい自治体では、推計そのものの幅も大きくなります。2040年までの減り方は1割程度で、当面は大きく変わりません。増減率が近い青森県おいらせ町(−24.1%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

渡名喜村で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

2割台の減少なら、条件次第で売却も賃貸も現実的です。相続物件が次々と出る地域では、条件の差がそのまま成否につながります。人口規模が小さい自治体では、買い手・借り手の母数そのものが限られます。転出が続く地域では、待っていて需要が戻る見込みは大きくありません。2040年までの減り方は1割程度にとどまります。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・沖縄県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。