相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

香南市(高知県)の将来推計人口

高知県香南市の人口は、2024年の住民基本台帳で32,585人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に24,703人となり、 2024年と比べて−24.2%(−7,882人)と見込まれています。

香南市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−24.2%

2024年 32,585人 → 2050年 24,703人(−7,882人)

2050年までに減少全国 1191位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)高知県内 33位 / 34市区町村

香南市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
32,585人
2040年の推計人口
27,483人
2050年の推計人口
24,703人
2024年→2050年の増減率
−24.2%
2024年→2050年の増減数
−7,882人
全国順位(減少率が大きい順)
1191位 / 1,897市区町村
高知県内の順位(減少率が大きい順)
33位 / 34市区町村
高知県全体の増減率
−32.2%

2割台の減少が見込まれ、全国的にはやや大きめの減り方です。高知県は、47都道府県のなかで人口の減り方が大きいほうから3位です。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は1.2%の増加で、直近では減少が止まっています。全国の合計(−15.7%)との差は8.5ポイントで、全国より減り方が大きい側です。2040年時点では1割台半ばの減少という推計です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

香南市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

香南市の人口は、国勢調査で2010年の33,830人が最も多く、 直近の2020年は32,207人でした。 2050年の推計値24,703人は、2010年と比べて−27.0%にあたります。

人口のピークは2010年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより4.8%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では2.3%増えています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では2.3%減りました。

22,70025,80029,00032,10035,20019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年31,481人国勢調査
2000年32,659人国勢調査+3.7%
2005年33,541人国勢調査+2.7%
2010年33,830人国勢調査+0.9%
2015年32,961人国勢調査−2.6%
2020年32,207人国勢調査−2.3%
2040年27,483人将来推計−14.7%
2050年24,703人将来推計−10.1%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

香南市の社会増減(転入 − 転出)

香南市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が7,614人、転出が6,909人、 差し引き+705人でした。 直近の2024年は47人の転出超過です。 この6年のうち1年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年1,272人1,088人+184人
2020年1,194人1,125人+69人
2021年1,374人1,149人+225人
2022年1,280人1,194人+86人
2023年1,337人1,149人+188人
2024年1,157人1,204人−47人

6年間の社会増は人口1,000人あたり21.6人(差し引き705人)で、周辺から人が集まる側にあります。転出超過だった年は1年だけです。直近の向きが続いているのは1年だけで、傾向とまでは言えません。直近2024年の転入は1,157人、転出は1,204人で、人口1,000人あたりでは35.5人と36.9人にあたります。人の動きは活発なほうです。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

香南市の死亡数と相続の発生ペース

香南市の死亡数は、2023年で492人でした。 2024年の人口32,585人に対して、1,000人あたり15.1人にあたります。 2018年の458人と比べると+7.4%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、香南市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年458人
2019年422人
2020年405人
2021年423人
2022年495人
2023年492人

2018年と比べると死亡数は7.4%増えています。2割台の人口減のもとでは、相続された家の一部は市場に戻る余地が残ります。直近2023年の死亡数は492人、人口1,000人あたりでは15.1人で、全国平均に近い水準です。相続の発生は毎年まとまった件数にのぼります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・高知県内での位置づけ

香南市の2024年→2050年の増減率は−24.2%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1191位(減少率が大きいほうから約63%の位置)で、 人口が保たれる順では707位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、香南市はこれより 減少率が8.5ポイント大きくなっています。

高知県内では、34市区町村のうち減少率が大きい順で33位です。 高知県全体の増減率は−32.2%で、県内で最も減少率が大きいのは室戸市(−66.5%)、 最も人口が保たれるのは高知市(−22.7%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では人口が保たれるほうから約37%の位置にあり、減り方は平均より小さめです。高知県のなかでは人口が保たれるほうに位置します。高知県全体(−32.2%)と比べれば、減り方は小さいほうです。2割台の減少なら、立地のよい住宅の需要は残る可能性があります。ピークから3割程度の減少なら、住宅ストックの過剰は限定的にとどまります。

いまの空き家はすでに「その他の空き家」が中心で、人口が減る前から放置型の住宅が積み上がっています。流入が続く地域では、推計を上回る形で人口が保たれることもあります。空き家の69.7%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、市場から外れた住宅が積み上がっています。空き家率が20.0%に達しており、住宅の余剰は表面化しています。増減率が近い静岡県島田市(−24.2%)の空き家率は12.2%で、人口の見通しが同じでも住宅の余り方は異なります。

香南市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

2割台の減少なら、条件次第で売却も賃貸も現実的です。流入が大きい地域では、賃貸需要も比較的しっかりしています。状態と価格以外に差をつける材料が乏しくなります。空き家率が2割に迫る地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくほうが進みます。2040年時点の減少は1割台半ばで、急ぐほどの状況ではありません。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・高知県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。