相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

鹿屋市(鹿児島県)の将来推計人口

鹿児島県鹿屋市の人口は、2024年の住民基本台帳で98,626人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に78,294人となり、 2024年と比べて−20.6%(−20,332人)と見込まれています。

鹿屋市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−20.6%

2024年 98,626人 → 2050年 78,294人(−20,332人)

2050年までに減少全国 1298位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)鹿児島県内 39位 / 43市区町村

鹿屋市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
98,626人
2040年の推計人口
85,320人
2050年の推計人口
78,294人
2024年→2050年の増減率
−20.6%
2024年→2050年の増減数
−20,332人
全国順位(減少率が大きい順)
1298位 / 1,897市区町村
鹿児島県内の順位(減少率が大きい順)
39位 / 43市区町村
鹿児島県全体の増減率
−24.9%

2割台の減少が見込まれ、全国的にはやや大きめの減り方です。鹿児島県は47都道府県のうち減少率が上位のグループにあります。2050年の人口は78,294人という規模です。98,626人という規模では、総数の変化より年齢構成の変化のほうが先に現れます。全国の合計(−15.7%)との差は4.9ポイントで、全国より減り方が大きい側です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

鹿屋市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

鹿屋市の人口は、国勢調査で2000年の106,462人が最も多く、 直近の2020年は101,096人でした。 2050年の推計値78,294人は、2000年と比べて−26.5%にあたります。

人口のピークは2000年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより5.0%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では3.8%減っています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では2.4%減りました。

72,00081,70091,400101,000110,70019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年105,059人国勢調査
2000年106,462人国勢調査+1.3%
2005年106,208人国勢調査−0.2%
2010年105,070人国勢調査−1.1%
2015年103,608人国勢調査−1.4%
2020年101,096人国勢調査−2.4%
2040年85,320人将来推計−15.6%
2050年78,294人将来推計−8.2%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

鹿屋市の社会増減(転入 − 転出)

鹿屋市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が25,822人、転出が27,546人、 差し引き−1,724人でした。 直近の2024年は267人の転出超過(6年連続)です。 この6年はすべて転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年4,517人4,943人−426人
2020年4,372人4,733人−361人
2021年4,245人4,364人−119人
2022年4,438人4,541人−103人
2023年4,157人4,605人−448人
2024年4,093人4,360人−267人

6年間すべてが転出超過で、流出が続いています。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。直近2024年の転入は4,093人、転出は4,360人で、人口1,000人あたりでは41.5人と44.2人にあたります。住民の入れ替わりは多めです。転入・転出の絶対数が大きく、地区ごとの差も出ます。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

鹿屋市の死亡数と相続の発生ペース

鹿屋市の死亡数は、2023年で1,535人でした。 2024年の人口98,626人に対して、1,000人あたり15.6人にあたります。 2018年の1,355人と比べると+13.3%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、鹿屋市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年1,355人
2019年1,291人
2020年1,261人
2021年1,380人
2022年1,448人
2023年1,535人

相続の発生件数が多い規模です。2割台の人口減のもとでは、相続された家の一部は市場に戻る余地が残ります。直近2023年の死亡数は1,535人、人口1,000人あたりでは15.6人で、全国平均に近い水準です。2018年と比べると死亡数は13.3%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・鹿児島県内での位置づけ

鹿屋市の2024年→2050年の増減率は−20.6%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1298位(減少率が大きいほうから約68%の位置)で、 人口が保たれる順では600位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、鹿屋市はこれより 減少率が4.9ポイント大きくなっています。

鹿児島県内では、43市区町村のうち減少率が大きい順で39位です。 鹿児島県全体の増減率は−24.9%で、県内で最も減少率が大きいのは南大隅町(−57.4%)、 最も人口が保たれるのは龍郷町(−15.4%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

減少率が小さいほうから3分の1に入ります。鹿児島県のなかでは人口が保たれるほうに位置します。鹿児島県全体(−24.9%)と比べれば、減り方は小さいほうです。2割台の減少なら、立地のよい住宅の需要は残る可能性があります。ピークから3割程度の減少なら、住宅ストックの過剰は限定的にとどまります。

いまの空き家の半分前後は行き先が決まっていない住宅で、人口減はそこに上乗せされます。空き家率が19.3%に達しており、住宅の余剰は表面化しています。空き家の11.3%で腐朽・破損が確認されており、傷んだ住宅は少ないほうです。総人口が減っても世帯数がしばらく増えることがあります。増減率が近い和歌山県和歌山市(−20.6%)は空き家率も19.9%と近く、置かれた状況はよく似ています。

鹿屋市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

2割台の減少なら、条件次第で売却も賃貸も現実的です。空き家率が2割に迫る地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくほうが進みます。似た条件の物件と比較されることが前提になります。2040年時点の減少は1割台半ばで、急ぐほどの状況ではありません。住宅が55,480戸ある地域では、比較対象が多く、条件の詰め方が結果を分けます。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・鹿児島県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。