空き家率の上昇幅ランキング|1位は福岡県大刀洗町(+13.9ポイント)・全国は+0.2ポイント(2018→2023年)

総務省「令和5年(2023年)住宅・土地統計調査」をもとに、2018年から2023年にかけて空き家率がどれだけ上がったかを市区町村別に一覧にしました。表の「上昇幅」が自分の市区町村の欄と同じ見方です(プラスが大きいほど上がった)。

全国の空き家率の上昇幅(2018→2023年)

+0.2ポイント

13.6% → 13.8%

上昇幅が最も大きい市区町村

+13.9ポイント

福岡県 大刀洗町

空き家率が下がった市区町村

365市区町村

公表されている1,057市区町村のうち

空き家率が上がったこと自体は、賃貸の空室が増えただけの地域と、相続などで住宅が放置され始めた地域の両方で起こります。上がり方が大きい市区町村ほど、いま何が起きているかを早めに確認する価値があります。

2018年から2023年にかけて、空き家率が最も上がったのは福岡県大刀洗町で、+13.9ポイント(7.4%→21.3%)でした。全国平均の上昇幅は+0.2ポイント(13.6%→13.8%)です。
※ 上昇幅が大きい自治体には、直近の市町村合併で区域が変わった、総住宅数が少なく数百戸の増減でも率が大きく動く、といった事情が混じることがあります。各市区町村ページで空き家の内訳・推移を確認できます。

上昇幅が大きい市区町村(2018→2023年)

2018年から2023年にかけて空き家率が上がった幅が大きい順に、上位40市区町村を掲載しています。

順位 市区町村 2018年 2023年 上昇幅
1 福岡県 大刀洗町 7.4% 21.3% +13.9pt
2 岡山県 高梁市 21.8% 34.4% +12.6pt
3 長崎県 壱岐市 13.7% 25.5% +11.8pt
4 岩手県 八幡平市 24.8% 36.1% +11.3pt
5 徳島県 三好市 26.7% 37.6% +10.9pt
6 鳥取県 大山町 10.1% 19.9% +9.8pt
7 高知県 土佐清水市 30.3% 39.5% +9.2pt
8 福島県 会津美里町 11.4% 20.5% +9.1pt
9 高知県 宿毛市 19.8% 28.4% +8.6pt
10 三重県 尾鷲市 27.1% 35.1% +8.0pt
11 岩手県 宮古市 14.3% 22.2% +7.9pt
12 高知県 須崎市 19.5% 27.3% +7.8pt
13 福岡県 川崎町 23.2% 31.0% +7.8pt
14 佐賀県 吉野ヶ里町 11.9% 19.7% +7.8pt
15 沖縄県 北中城村 4.3% 12.1% +7.8pt
16 北海道 三笠市 31.6% 39.3% +7.7pt
17 山形県 庄内町 8.0% 15.7% +7.7pt
18 高知県 いの町 17.9% 25.6% +7.7pt
19 鹿児島県 さつま町 21.3% 29.0% +7.7pt
20 兵庫県 香美町 14.0% 21.6% +7.6pt
21 岐阜県 中津川市 15.1% 22.5% +7.4pt
22 京都府 宮津市 27.4% 34.5% +7.1pt
23 島根県 浜田市 15.7% 22.8% +7.1pt
24 石川県 内灘町 11.6% 18.6% +7.0pt
25 北海道 七飯町 11.0% 17.8% +6.8pt
26 兵庫県 佐用町 24.6% 31.4% +6.8pt
27 北海道 中標津町 11.5% 18.2% +6.7pt
28 長野県 辰野町 17.0% 23.7% +6.7pt
29 岡山県 備前市 22.3% 29.0% +6.7pt
30 広島県 竹原市 24.5% 31.1% +6.6pt
31 京都府 京丹後市 13.7% 20.1% +6.4pt
32 岐阜県 御嵩町 7.6% 13.8% +6.2pt
33 三重県 志摩市 24.8% 31.0% +6.2pt
34 香川県 綾川町 8.8% 15.0% +6.2pt
35 秋田県 三種町 15.2% 21.3% +6.1pt
36 兵庫県 相生市 21.1% 27.2% +6.1pt
37 島根県 江津市 22.2% 28.3% +6.1pt
38 徳島県 阿南市 16.6% 22.7% +6.1pt
39 大分県 津久見市 20.2% 26.3% +6.1pt
40 大分県 豊後高田市 20.7% 26.8% +6.1pt

下がった市区町村・長い期間で見た上昇幅

すべての市区町村で空き家率が上がったわけではありません。公表されている1,057市区町村のうち365市区町村では、2018年から2023年にかけて空き家率が下がりました。最も下がったのは熊本県益城町で、-10.6ポイントです。

2008年から2023年までの15年間で見ると、上昇幅が最も大きいのは石川県能登町で、+21.7ポイントです(2008年に空き家率のデータが公表されている市区町村のなかで)。都道府県別では、2018年から2023年の上昇幅が最も大きいのは大分県の+2.3ポイント(16.8%→19.1%)でした。

上昇幅の見方・注意点

  • 住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。総住宅数が少ない小規模な町村ほど、住宅の増減が数百戸あるだけで空き家率が大きく動くことがあります。上位の市区町村ほど、この標本の変動を含んでいる可能性があります。
  • 市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが現在の区域と一致しない場合があります。
  • 空き家率には賃貸用の空室や別荘(二次的住宅)も含まれるため、上昇幅が大きいことがそのまま管理されていない空き家の増加を意味するわけではありません。各市区町村ページで空き家の内訳を確認できます。

出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

空き家率の推移は総務省統計局「住宅・土地統計調査」各年(平成20年・平成25年・平成30年・令和5年)の居住世帯の有無別住宅数より、空き家数÷総住宅数で算出。上昇幅・順位は上記の公表値をもとに当サイトが算出したものです。

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