相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

札幌市厚別区(北海道)の将来推計人口

北海道札幌市厚別区の人口は、2024年の住民基本台帳で123,293人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に92,876人となり、 2024年と比べて−24.7%(−30,417人)と見込まれています。

札幌市厚別区の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−24.7%

2024年 123,293人 → 2050年 92,876人(−30,417人)

2050年までに減少全国 1179位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)札幌市10区中 2位

札幌市厚別区の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
123,293人
2040年の推計人口
105,791人
2050年の推計人口
92,876人
2024年→2050年の増減率
−24.7%
2024年→2050年の増減数
−30,417人
全国順位(減少率が大きい順)
1179位 / 1,897市区町村
札幌市内の順位(減少率が大きい順)
2位 / 10区
札幌市全体の増減率
−10.7%

2割台の減少が見込まれ、全国的にはやや大きめの減り方です。減少は2040年以降に強く出る形で、当面の10年余りは比較的緩やかです。2050年の人口は92,876人という規模です。123,293人という規模では、総数の変化より年齢構成の変化のほうが先に現れます。2万人を超える減少で、都市機能の規模そのものが見直しの対象になります。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

札幌市厚別区の人口の推移(1995年〜2050年推計)

札幌市厚別区の人口は、国勢調査で2005年の129,720人が最も多く、 直近の2020年は125,083人でした。 2050年の推計値92,876人は、2005年と比べて−28.4%にあたります。

人口のピークは2005年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより3.6%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では1.9%増えています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では2.1%減りました。

85,40097,800110,200122,500134,90019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年122,738人国勢調査
2000年127,718人国勢調査+4.1%
2005年129,720人国勢調査+1.6%
2010年128,492人国勢調査−0.9%
2015年127,767人国勢調査−0.6%
2020年125,083人国勢調査−2.1%
2040年105,791人将来推計−15.4%
2050年92,876人将来推計−12.2%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

札幌市厚別区の社会増減(転入 − 転出)

札幌市厚別区では2019年から2024年までの6年間で、 転入が36,601人、転出が35,374人、 差し引き+1,227人でした。 直近の2024年は534人の転入超過(2年連続)です。 この6年のうち2年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年6,532人6,270人+262人
2020年5,953人6,152人−199人
2021年6,207人5,843人+364人
2022年5,906人5,927人−21人
2023年6,055人5,768人+287人
2024年5,948人5,414人+534人

6年間の社会増は人口1,000人あたり10.0人(差し引き1,227人)で、人を集めているほうの地域です。直近2024年の転入は5,948人、転出は5,414人で、人口1,000人あたりでは48.2人と43.9人にあたります。住民の入れ替わりは多めです。転入・転出の絶対数が大きく、地区ごとの差も出ます。6年のうち2年が転出超過で、年によって向きが変わります。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

札幌市厚別区の死亡数と相続の発生ペース

札幌市厚別区の死亡数は、2023年で1,665人でした。 2024年の人口123,293人に対して、1,000人あたり13.5人にあたります。 2018年の1,268人と比べると+31.3%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、札幌市厚別区ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年1,268人
2019年1,320人
2020年1,360人
2021年1,496人
2022年1,594人
2023年1,665人

2018年と比べると死亡数は31.3%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。直近2023年の死亡数は1,665人、人口1,000人あたりでは13.5人で、全国の中位付近にあたります。相続の発生件数が多い規模です。2割台の人口減のもとでは、相続された家の一部は市場に戻る余地が残ります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・北海道内での位置づけ

札幌市厚別区の2024年→2050年の増減率は−24.7%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1179位(減少率が大きいほうから約62%の位置)で、 人口が保たれる順では719位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、札幌市厚別区はこれより 減少率が8.9ポイント大きくなっています。

札幌市全体の増減率は−10.7%で、10区のなかで札幌市厚別区は 減少率が大きい順に2位です。 札幌市で最も減少率が大きいのは札幌市南区(−30.8%)、 最も人口が保たれるのは札幌市中央区(+3.9%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では人口が保たれるほうから約38%の位置にあり、減り方は平均より小さめです。札幌市の10区のなかでは2番目の減り方です。2割台の減少なら、立地のよい住宅の需要は残る可能性があります。ピークから3割程度の減少なら、住宅ストックの過剰は限定的にとどまります。北海道全体(−24.3%)とほぼ同じ水準の減り方です。

空き家の18.4%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、まだ市場が回っています。いまの空き家は賃貸の空室が中心で、人口が減れば空室が埋まるまでの期間が延びる形で表れます。空き家の76.4%は賃貸の空室で、人口減の影響は賃貸市場に集中します。空き家率は10.4%で、まだ余裕のある水準です。増減率が近い大阪府大阪市生野区(−25.0%)の空き家率は22.8%で、人口の見通しが同じでも住宅の余り方は異なります。

札幌市厚別区で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

2割台の減少なら、条件次第で売却も賃貸も現実的です。行き先未定の空き家が少ない地域では、売る・貸すの判断はつけやすいほうです。直近年の転入超過は大きく、賃貸需要は比較的しっかりしています。空き家が多くない地域では、競合する物件も限られます。似た条件の物件と比較されることが前提になります。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・北海道内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。