相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

神戸市須磨区(兵庫県)の将来推計人口

兵庫県神戸市須磨区の人口は、2024年の住民基本台帳で154,928人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に114,946人となり、 2024年と比べて−25.8%(−39,982人)と見込まれています。

神戸市須磨区の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−25.8%

2024年 154,928人 → 2050年 114,946人(−39,982人)

2050年までに減少全国 1141位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)神戸市9区中 4位

神戸市須磨区の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
154,928人
2040年の推計人口
130,387人
2050年の推計人口
114,946人
2024年→2050年の増減率
−25.8%
2024年→2050年の増減数
−39,982人
全国順位(減少率が大きい順)
1141位 / 1,897市区町村
神戸市内の順位(減少率が大きい順)
4位 / 9区
神戸市全体の増減率
−17.4%

3割前後の減少という水準です。154,928人という規模では、区や地区ごとに事情がまったく異なります。兵庫県は全国的には人口が保たれるほうの都道府県です。2050年の人口は114,946人という規模です。2万人を超える減少で、都市機能の規模そのものが見直しの対象になります。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

神戸市須磨区の人口の推移(1995年〜2050年推計)

神戸市須磨区の人口は、国勢調査で1995年の176,507人が最も多く、 直近の2020年は158,719人でした。 2050年の推計値114,946人は、1995年と比べて−34.9%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより10.1%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では2.3%減りました。

105,800125,200144,700164,100183,60019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年176,507人国勢調査
2000年174,056人国勢調査−1.4%
2005年171,628人国勢調査−1.4%
2010年167,475人国勢調査−2.4%
2015年162,468人国勢調査−3.0%
2020年158,719人国勢調査−2.3%
2040年130,387人将来推計−17.9%
2050年114,946人将来推計−11.8%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

神戸市須磨区の社会増減(転入 − 転出)

神戸市須磨区では2019年から2024年までの6年間で、 転入が35,525人、転出が36,504人、 差し引き−979人でした。 直近の2024年は359人の転出超過(3年連続)です。 この6年のうち4年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年6,093人6,256人−163人
2020年6,523人6,366人+157人
2021年6,174人6,133人+41人
2022年5,753人6,016人−263人
2023年5,520人5,912人−392人
2024年5,462人5,821人−359人

社会増減の内訳は地区ごとにまったく異なります。6年間の社会減は人口1,000人あたり6.3人(差し引き979人)で、全国的には中位の水準です。6年のうち4年が転出超過でした。直近2024年の転入は5,462人、転出は5,821人で、人口1,000人あたりでは35.3人と37.6人にあたります。人の動きは活発なほうです。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

神戸市須磨区の死亡数と相続の発生ペース

神戸市須磨区の死亡数は、2023年で2,156人でした。 2024年の人口154,928人に対して、1,000人あたり13.9人にあたります。 2018年の1,776人と比べると+21.4%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、神戸市須磨区ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年1,776人
2019年1,774人
2020年1,816人
2021年1,916人
2022年2,058人
2023年2,156人

2018年と比べると死亡数は21.4%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。相続をめぐる取引が地域の不動産市場を動かす規模です。直近2023年の死亡数は2,156人、人口1,000人あたりでは13.9人で、全国の中位付近にあたります。3割前後の減少が見込まれる地域では、相続のたびに使われない家が増える可能性があります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・兵庫県内での位置づけ

神戸市須磨区の2024年→2050年の増減率は−25.8%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1141位(減少率が大きいほうから約60%の位置)で、 人口が保たれる順では757位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、神戸市須磨区はこれより 減少率が10.1ポイント大きくなっています。

神戸市全体の増減率は−17.4%で、9区のなかで神戸市須磨区は 減少率が大きい順に4位です。 神戸市で最も減少率が大きいのは神戸市北区(−28.8%)、 最も人口が保たれるのは神戸市中央区(+7.5%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では人口が保たれるほうから約40%の位置にあり、減り方は平均より小さめです。神戸市の9区のなかでは4番目の減り方です。兵庫県全体(−19.2%)より減少率は大きめです。ピークから3割程度の減少なら、住宅ストックの過剰は限定的にとどまります。3割前後の減少は、住宅の買い手・借り手が同じ割合で減っていくということです。

いまの空き家は賃貸の空室が中心で、人口が減れば空室が埋まるまでの期間が延びる形で表れます。市全体の数字と自分の住む地区の実感がずれることも珍しくありません。空き家の32.5%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、残りは市場に出ています。空き家の10.2%で腐朽・破損が確認されており、傷んだ住宅は少ないほうです。増減率が近い大阪府大阪市平野区(−25.8%)の空き家率は16.4%で、人口の見通しが同じでも住宅の余り方は異なります。

神戸市須磨区で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割前後減る地域では、貸す場合の借り手も同じ割合で減っていきます。同じ市内でも地区によって結果がまったく違います。放置型の空き家は多くなく、周囲に似た事情の家はそれほどありません。住宅が82,460戸ある地域では、同種の物件との競合を前提にする必要があります。空き家率が平均を下回る地域では、条件の整った家は目立ちます。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・兵庫県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。