相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

大阪市住之江区(大阪府)の将来推計人口

大阪府大阪市住之江区の人口は、2024年の住民基本台帳で117,229人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に85,058人となり、 2024年と比べて−27.4%(−32,171人)と見込まれています。

大阪市住之江区の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−27.4%

2024年 117,229人 → 2050年 85,058人(−32,171人)

2050年までに減少全国 1085位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)大阪市24区中 3位

大阪市住之江区の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
117,229人
2040年の推計人口
97,639人
2050年の推計人口
85,058人
2024年→2050年の増減率
−27.4%
2024年→2050年の増減数
−32,171人
全国順位(減少率が大きい順)
1085位 / 1,897市区町村
大阪市内の順位(減少率が大きい順)
3位 / 24区
大阪市全体の増減率
−12.5%

3割前後の減少という水準です。大阪府は全国的には人口が保たれるほうの都道府県です。2050年の人口は85,058人という規模です。117,229人という規模では、総数の変化より年齢構成の変化のほうが先に現れます。2万人を超える減少で、都市機能の規模そのものが見直しの対象になります。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

大阪市住之江区の人口の推移(1995年〜2050年推計)

大阪市住之江区の人口は、国勢調査で1995年の138,944人が最も多く、 直近の2020年は120,072人でした。 2050年の推計値85,058人は、1995年と比べて−38.8%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより13.6%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では2.4%減りました。

78,30094,800111,400127,900144,50019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年138,944人国勢調査
2000年135,437人国勢調査−2.5%
2005年130,627人国勢調査−3.6%
2010年127,210人国勢調査−2.6%
2015年122,988人国勢調査−3.3%
2020年120,072人国勢調査−2.4%
2040年97,639人将来推計−18.7%
2050年85,058人将来推計−12.9%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

大阪市住之江区の社会増減(転入 − 転出)

大阪市住之江区では2019年から2024年までの6年間で、 転入が31,236人、転出が31,054人、 差し引き+182人でした。 直近の2024年は484人の転入超過(3年連続)です。 この6年のうち3年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年5,032人5,105人−73人
2020年4,977人5,323人−346人
2021年4,976人5,275人−299人
2022年5,298人5,245人+53人
2023年5,392人5,029人+363人
2024年5,561人5,077人+484人

6年間の社会増は人口1,000人あたり1.6人(差し引き182人)で、人を集めているほうの地域です。直近2024年の転入は5,561人、転出は5,077人で、人口1,000人あたりでは47.4人と43.3人にあたります。住民の入れ替わりは多めです。転入・転出の絶対数が大きく、地区ごとの差も出ます。転出超過と転入超過がほぼ半々で、方向が定まっていません。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

大阪市住之江区の死亡数と相続の発生ペース

大阪市住之江区の死亡数は、2023年で1,682人でした。 2024年の人口117,229人に対して、1,000人あたり14.3人にあたります。 2018年の1,400人と比べると+20.1%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、大阪市住之江区ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年1,400人
2019年1,469人
2020年1,535人
2021年1,559人
2022年1,696人
2023年1,682人

2018年と比べると死亡数は20.1%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。直近2023年の死亡数は1,682人、人口1,000人あたりでは14.3人で、全国の中位付近にあたります。相続の発生件数が多い規模です。3割前後の減少が見込まれる地域では、相続のたびに使われない家が増える可能性があります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・大阪府内での位置づけ

大阪市住之江区の2024年→2050年の増減率は−27.4%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1085位(減少率が大きいほうから約57%の位置)で、 人口が保たれる順では813位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、大阪市住之江区はこれより 減少率が11.7ポイント大きくなっています。

大阪市全体の増減率は−12.5%で、24区のなかで大阪市住之江区は 減少率が大きい順に3位です。 大阪市で最も減少率が大きいのは大阪市大正区(−37.1%)、 最も人口が保たれるのは大阪市北区(+7.5%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では人口が保たれるほうから約43%の位置にあり、減り方は平均より小さめです。大阪市の24区のなかでは3番目の減り方です。大阪府全体(−17.2%)と比べても、減り方はかなり大きい部類です。3割前後の減少は、住宅の買い手・借り手が同じ割合で減っていくということです。ピーク時の6割強という水準まで下がると、住宅の需給は明確に緩みます。

空き家の7.7%で腐朽・破損が確認されており、建物の状態はまだ保たれているほうです。いまの空き家は賃貸の空室が中心で、人口が減れば空室が埋まるまでの期間が延びる形で表れます。空き家の26.5%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、残りは市場に出ています。空き家の67.0%は賃貸の空室で、人口減の影響は賃貸市場に集中します。増減率が近い静岡県静岡市清水区(−26.9%)は空き家率も14.9%と近く、置かれた状況はよく似ています。

大阪市住之江区で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割前後減る地域では、貸す場合の借り手も同じ割合で減っていきます。直近年の転入超過は大きく、賃貸需要は比較的しっかりしています。放置型の空き家は多くなく、周囲に似た事情の家はそれほどありません。似た条件の物件と比較されることが前提になります。転入が続く地域では、賃貸に回す選択肢も現実的です。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・大阪府内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。