相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

神戸市西区(兵庫県)の将来推計人口

兵庫県神戸市西区の人口は、2024年の住民基本台帳で231,386人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に171,586人となり、 2024年と比べて−25.8%(−59,800人)と見込まれています。

神戸市西区の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−25.8%

2024年 231,386人 → 2050年 171,586人(−59,800人)

2050年までに減少全国 1138位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)神戸市9区中 3位

神戸市西区の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
231,386人
2040年の推計人口
196,307人
2050年の推計人口
171,586人
2024年→2050年の増減率
−25.8%
2024年→2050年の増減数
−59,800人
全国順位(減少率が大きい順)
1138位 / 1,897市区町村
神戸市内の順位(減少率が大きい順)
3位 / 9区
神戸市全体の増減率
−17.4%

3割前後の減少という水準です。2050年の人口は171,586人という規模です。231,386人という規模では、区や地区ごとに事情がまったく異なります。兵庫県は全国的には人口が保たれるほうの都道府県です。2万人を超える減少で、都市機能の規模そのものが見直しの対象になります。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

神戸市西区の人口の推移(1995年〜2050年推計)

神戸市西区の人口は、国勢調査で2010年の249,298人が最も多く、 直近の2020年は238,877人でした。 2050年の推計値171,586人は、2010年と比べて−31.2%にあたります。

人口のピークは2010年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより4.2%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では7.5%増えています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では2.8%減りました。

157,900183,200208,600233,900259,30019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年222,163人国勢調査
2000年235,758人国勢調査+6.1%
2005年243,637人国勢調査+3.3%
2010年249,298人国勢調査+2.3%
2015年245,782人国勢調査−1.4%
2020年238,877人国勢調査−2.8%
2040年196,307人将来推計−17.8%
2050年171,586人将来推計−12.6%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

神戸市西区の社会増減(転入 − 転出)

神戸市西区では2019年から2024年までの6年間で、 転入が44,598人、転出が50,490人、 差し引き−5,892人でした。 直近の2024年は947人の転出超過(6年連続)です。 この6年はすべて転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年7,866人8,793人−927人
2020年7,740人8,752人−1,012人
2021年7,249人8,206人−957人
2022年7,504人8,272人−768人
2023年7,153人8,434人−1,281人
2024年7,086人8,033人−947人

6年間すべてが転出超過で、流出が続いています。社会増減の内訳は地区ごとにまったく異なります。6年間の社会減は人口1,000人あたり25.5人(差し引き5,892人)で、全国のなかでは転出が多いほうです。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

神戸市西区の死亡数と相続の発生ペース

神戸市西区の死亡数は、2023年で2,468人でした。 2024年の人口231,386人に対して、1,000人あたり10.7人にあたります。 2018年の2,068人と比べると+19.3%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、神戸市西区ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年2,068人
2019年2,116人
2020年2,187人
2021年2,339人
2022年2,523人
2023年2,468人

直近2023年の死亡数は2,468人、人口1,000人あたりでは10.7人で、全国的に見て低いほうです。2018年と比べると死亡数は19.3%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。相続をめぐる取引が地域の不動産市場を動かす規模です。3割前後の減少が見込まれる地域では、相続のたびに使われない家が増える可能性があります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・兵庫県内での位置づけ

神戸市西区の2024年→2050年の増減率は−25.8%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1138位(減少率が大きいほうから約60%の位置)で、 人口が保たれる順では760位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、神戸市西区はこれより 減少率が10.1ポイント大きくなっています。

神戸市全体の増減率は−17.4%で、9区のなかで神戸市西区は 減少率が大きい順に3位です。 神戸市で最も減少率が大きいのは神戸市北区(−28.8%)、 最も人口が保たれるのは神戸市中央区(+7.5%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では人口が保たれるほうから約40%の位置にあり、減り方は平均より小さめです。神戸市の9区のなかでは3番目の減り方です。兵庫県全体(−19.2%)より減少率は大きめです。ピークから3割程度の減少なら、住宅ストックの過剰は限定的にとどまります。3割前後の減少は、住宅の買い手・借り手が同じ割合で減っていくということです。

空き家の20.6%は売りにも貸しにも出ていない住宅で、まだ市場が回っています。空き家の2.9%で腐朽・破損が確認されており、建物の状態はまだ保たれているほうです。いまの空き家は賃貸の空室が中心で、人口が減れば空室が埋まるまでの期間が延びる形で表れます。死亡数の水準が低いことは、相続が発生するペースも緩やかであることを示します。増減率が近い大阪府大阪市平野区(−25.8%)の空き家率は16.4%で、人口の見通しが同じでも住宅の余り方は異なります。

神戸市西区で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割前後減る地域では、貸す場合の借り手も同じ割合で減っていきます。行き先未定の空き家が少ない地域では、売る・貸すの判断はつけやすいほうです。相続の発生が緩やかな地域では、似た事情の物件が一度に出ることは多くありません。同じ市内でも地区によって結果がまったく違います。住宅が117,040戸ある地域では、立地と状態の差がそのまま条件に響きます。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・兵庫県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。