相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

能美市(石川県)の将来推計人口

石川県能美市の人口は、2024年の住民基本台帳で49,704人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に42,084人となり、 2024年と比べて−15.3%(−7,620人)と見込まれています。

能美市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−15.3%

2024年 49,704人 → 2050年 42,084人(−7,620人)

2050年までに減少全国 1458位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)石川県内 15位 / 19市区町村

能美市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
49,704人
2040年の推計人口
44,708人
2050年の推計人口
42,084人
2024年→2050年の増減率
−15.3%
2024年→2050年の増減数
−7,620人
全国順位(減少率が大きい順)
1458位 / 1,897市区町村
石川県内の順位(減少率が大きい順)
15位 / 19市区町村
石川県全体の増減率
−18.3%

2割弱の減少で、全国平均に近い減り方といえます。全国の合計(−15.7%)との差は0.4ポイントで、全国より人口が保たれる側です。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は2.4%の増加で、直近では減少が止まっています。石川県は全国的には人口が保たれるほうの都道府県です。2040年までの減り方は1割程度です。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

能美市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

能美市の人口は、国勢調査で2015年の48,881人が最も多く、 直近の2020年は48,523人でした。 2050年の推計値42,084人は、2015年と比べて−13.9%にあたります。

人口のピークは2015年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより0.7%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では15.4%増えています。

38,70041,90045,20048,40051,70019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年42,033人国勢調査
2000年45,077人国勢調査+7.2%
2005年47,207人国勢調査+4.7%
2010年48,680人国勢調査+3.1%
2015年48,881人国勢調査+0.4%
2020年48,523人国勢調査−0.7%
2040年44,708人将来推計−7.9%
2050年42,084人将来推計−5.9%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

能美市の社会増減(転入 − 転出)

能美市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が9,895人、転出が9,284人、 差し引き+611人でした。 直近の2024年は211人の転入超過(4年連続)です。 この6年のうち1年が転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年1,778人1,598人+180人
2020年1,553人1,617人−64人
2021年1,606人1,487人+119人
2022年1,664人1,548人+116人
2023年1,636人1,587人+49人
2024年1,658人1,447人+211人

6年間の社会増は人口1,000人あたり12.3人(差し引き611人)で、人を集めているほうの地域です。転出超過だった年は1年だけです。周辺町村からの流入と大都市への流出が同時に起きます。3〜4年連続で同じ向きが続いており、単年の振れではありません。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

能美市の死亡数と相続の発生ペース

能美市の死亡数は、2023年で493人でした。 2024年の人口49,704人に対して、1,000人あたり9.9人にあたります。 2018年の463人と比べると+6.5%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、能美市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年463人
2019年467人
2020年462人
2021年461人
2022年518人
2023年493人

直近2023年の死亡数は493人、人口1,000人あたりでは9.9人で、全国的に見て低いほうです。2018年と比べると死亡数は6.5%増えています。2割弱の減少にとどまる地域では、相続後の住宅にも一定の需要が見込めます。相続の件数が多く、司法書士や不動産会社の扱う件数も相応です。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・石川県内での位置づけ

能美市の2024年→2050年の増減率は−15.3%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1458位(減少率が大きいほうから約77%の位置)で、 人口が保たれる順では440位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、能美市はこれより 減少率が0.4ポイント小さくなっています。

石川県内では、19市区町村のうち減少率が大きい順で15位です。 石川県全体の増減率は−18.3%で、県内で最も減少率が大きいのは能登町(−56.9%)、 最も人口が保たれるのは野々市市(+1.4%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

減少率が小さいほうから3分の1に入ります。石川県内では人口が保たれるほうから3分の1に入ります。石川県全体(−18.3%)と比べれば、減り方は小さいほうです。2割弱の減少は全国の平均像に近く、住宅需要も緩やかに細っていく形です。ピークからの落差が小さく、住宅の需給も大きくは崩れていません。

いまの空き家は区分が分散しており、人口減の影響も一様には出ません。死亡数の水準が低いことは、相続が発生するペースも緩やかであることを示します。空き家の12.0%で腐朽・破損が確認されており、傷んだ住宅は少ないほうです。社会増があることは、推計より人口が保たれる方向に働きます。増減率が近い神奈川県厚木市(−15.3%)は空き家率も12.5%と近く、置かれた状況はよく似ています。

能美市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

2割弱の減少にとどまる地域では、急いで手放す必要性は高くありません。相続の発生が緩やかな地域では、似た事情の物件が一度に出ることは多くありません。直近年の転入超過は大きく、賃貸需要は比較的しっかりしています。転入が続く地域では、賃貸に回す選択肢も現実的です。2040年までの減り方は1割程度にとどまります。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・石川県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。