京都府京都市右京区の人口は、2024年の住民基本台帳で190,590人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に174,995人となり、 2024年と比べて−8.2%(−15,595人)と見込まれています。
京都市右京区の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)
−8.2%
2024年 190,590人 → 2050年 174,995人(−15,595人)
1割前後の減少にとどまり、減り方は緩やかなほうです。2040年までの減少は2.4%にとどまり、ごくわずかです。2050年の人口は174,995人という規模です。190,590人という規模では、区や地区ごとに事情がまったく異なります。全国の合計(−15.7%)との差は7.6ポイントで、全国より人口が保たれる側です。
2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。
京都市右京区の人口は、国勢調査で1995年の204,680人が最も多く、 直近の2020年は202,047人でした。 2050年の推計値174,995人は、1995年と比べて−14.5%にあたります。
人口のピークは1995年で、その後は増えた回を挟みながら2020年にはピークより1.3%低い水準になりました。直近の国勢調査(2015年→2020年)では1.1%減りました。
| 年 | 人口 | 区分 | 前の時点からの増減率 |
|---|---|---|---|
| 1995年 | 204,680人 | 国勢調査 | — |
| 2000年 | 202,259人 | 国勢調査 | −1.2% |
| 2005年 | 202,356人 | 国勢調査 | +0.0% |
| 2010年 | 202,943人 | 国勢調査 | +0.3% |
| 2015年 | 204,262人 | 国勢調査 | +0.6% |
| 2020年 | 202,047人 | 国勢調査 | −1.1% |
| 2040年 | 185,938人 | 将来推計 | −8.0% |
| 2050年 | 174,995人 | 将来推計 | −5.9% |
国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。
京都市右京区では2019年から2024年までの6年間で、 転入が50,901人、転出が51,603人、 差し引き−702人でした。 直近の2024年は248人の転出超過(3年連続)です。 この6年のうち4年が転出超過でした。
| 年 | 転入者数 | 転出者数 | 社会増減 |
|---|---|---|---|
| 2019年 | 8,698人 | 8,623人 | +75人 |
| 2020年 | 8,469人 | 8,504人 | −35人 |
| 2021年 | 8,640人 | 8,500人 | +140人 |
| 2022年 | 8,199人 | 8,712人 | −513人 |
| 2023年 | 8,525人 | 8,646人 | −121人 |
| 2024年 | 8,370人 | 8,618人 | −248人 |
社会増減の内訳は地区ごとにまったく異なります。6年間の社会減は人口1,000人あたり3.7人(差し引き702人)で、全国的には中位の水準です。直近2024年の転入は8,370人、転出は8,618人で、人口1,000人あたりでは43.9人と45.2人にあたります。住民の入れ替わりは多めです。6年のうち4年が転出超過でした。
社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。
京都市右京区の死亡数は、2023年で2,328人でした。 2024年の人口190,590人に対して、1,000人あたり12.2人にあたります。 2018年の1,987人と比べると+17.2%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、京都市右京区ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。
| 年 | 死亡数 |
|---|---|
| 2018年 | 1,987人 |
| 2019年 | 2,069人 |
| 2020年 | 2,076人 |
| 2021年 | 2,182人 |
| 2022年 | 2,394人 |
| 2023年 | 2,328人 |
直近2023年の死亡数は2,328人、人口1,000人あたりでは12.2人で、全国のなかでは低めの水準です。相続をめぐる取引が地域の不動産市場を動かす規模です。1割前後の減少であれば、相続した家の引き受け手は比較的見つかります。2018年と比べると死亡数は17.2%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。
死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。
京都市右京区の2024年→2050年の増減率は−8.2%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1647位(減少率が大きいほうから約87%の位置)で、 人口が保たれる順では251位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、京都市右京区はこれより 減少率が7.6ポイント小さくなっています。
京都市全体の増減率は−9.7%で、11区のなかで京都市右京区は 減少率が大きい順に6位です。 京都市で最も減少率が大きいのは京都市西京区(−19.0%)、 最も人口が保たれるのは京都市下京区(+3.7%)です。
将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。
人口が保たれるほうから2割以内に位置します。京都市の11区のなかでは6番目の減り方です。1割前後の減少にとどまるなら、住宅市場の縮み方も限定的です。京都府全体(−16.0%)と比べれば、減り方は小さいほうです。ピークからの落差が小さく、住宅の需給も大きくは崩れていません。
2040年までの減少は2.4%にとどまり、当面の変化は小さめです。いまの空き家は区分が分散しており、人口減の影響も一様には出ません。市全体の数字と自分の住む地区の実感がずれることも珍しくありません。住宅ストックは110,090戸で、余剰の絶対量が他の自治体と桁で違ってきます。増減率が近い北海道札幌市東区(−8.1%)の空き家率は14.4%で、人口の見通しが同じでも住宅の余り方は異なります。
使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。
1割前後の減少であれば、時間をかけて条件を探る余地もあります。2040年までの減少は2.4%にとどまり、当面は落ち着いて検討できます。同じ市内でも地区によって結果がまったく違います。住宅が110,090戸ある地域では、立地と状態の差がそのまま条件に響きます。空き家が多くない地域では、競合する物件も限られます。
出典
将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」
住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」
いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201
https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp
将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・京都府内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。