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京都市右京区(京都府)の空き家率

京都府京都市右京区の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で10.2%です。 空き家数は11,240戸、総住宅数は110,090戸です。

京都市右京区の空き家率(2023年)

10.2%

空き家 11,240戸 / 総住宅数 110,090戸

全国平均より 3.6pt 低い京都市11区中 11位(高い順)

京都市右京区の空き家データ

空き家率
10.2%
空き家数
11,240戸
総住宅数
110,090戸
全国平均(13.8%)との差
-3.6ポイント
京都市の空き家率(12.5%)との差
-2.3ポイント
京都市内の順位(高い順)
11位 / 11区
全国の行政区での順位(高い順)
121位 / 175区
京都府の空き家率(13.1%)との差
-2.9ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による京都市右京区の空き家11,240戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
5,170戸
賃貸用の空き家
4,840戸
売却用の空き家
750戸
二次的住宅(別荘等)
490戸

京都市右京区の空き家11,240戸は、その他の空き家5,170戸・賃貸用4,840戸・売却用750戸と、特定の区分に大きく偏らない構成です。放置されている住宅と市場に出ている住宅が、同じくらいの規模で並んでいます。売却用は6.7%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。空き家の43.1%が賃貸用の空室で、賃貸の需給が数字に反映されています。その他の空き家は、面での取り組みが前提になる量です。総住宅数は110,090戸で、空き家率1ポイントは1,101戸に相当します。率の小さな差が数千戸の違いになります。

腐朽・破損がある空き家

京都市右京区の空き家11,240戸のうち、腐朽・破損があるものは3,100戸で、空き家全体の27.6%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
3,100戸
空き家数に占める割合
27.6%

27.6%で腐朽・破損が確認され、傷んだ住宅がまとまった塊になっています。傷んだ空き家は実数で3,100戸あり、全国的に見ても大きな老朽ストックです。人口の減り方が緩やかな地域では、住宅の状態を保っておく価値は残ります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

京都市右京区の空き家率の推移(2008〜2023年)

京都市右京区の空き家率は2008年の13.0%から 2023年には10.2%へ、 15年間で−2.8ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、京都府全体は±0.0ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回より1.1ポイント下がり、それまでの上昇がいったん止まりました。同じ期間の全国平均(+0.7ポイント)と比べると、明らかに抑えられた動きです。2008年と比べた変化は−2.8ポイントで、当時より水準ははっきり下がりました。区分が分散しているため、率が動いた要因も一つには絞れません。いまの10.2%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

10%11.3%12.5%13.8%15%2008201320182023
京都市右京区京都府平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年13.0%−0.1ポイント
2013年11.5%−1.5ポイント−2.0ポイント
2018年11.3%−0.2ポイント−2.3ポイント
2023年10.2%−1.1ポイント−3.6ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

京都市右京区の人口の見通し

京都市右京区の人口は、2024年の190,590人から2050年には174,995人(2024年比 −8.2%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

京都市右京区の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

京都市・全国の行政区のなかでの位置づけ

京都市右京区の空き家率は10.2%で、京都市全体の12.5%より 2.3ポイント低くなっています。 京都市の11区のなかでは、空き家率が高い順で11位です。 京都市で空き家率が最も高いのは京都市東山区(16.4%)、最も低いのは京都市右京区(10.2%)です。

全国の政令指定都市にある175の行政区を空き家率が高い順に並べると121位(高いほうから約69%の位置)で、低い順では55位にあたります。 全国平均の13.8%とは3.6ポイント、京都府全体の13.1%とは2.9ポイントの差です。 空き家率には賃貸用の空室も含まれるため、集合住宅が多い区ほど高く出やすい点に注意してください。

下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。京都市の11区のなかでは最も低い区です。全国平均を3.6ポイント下回り、住宅が余っている地域とは言いにくい水準です。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。おおよそ住宅10戸に1戸が空き家という計算になります。2050年の推計人口は2024年比−8.2%で、人口はおおむね保たれる見通しです。

全国有数の住宅数を抱える地域として、空き家の絶対量は小さな自治体と比べものになりません。27.6%が傷んでいる状況では、建物より土地として見られる場面が増えます。11,240戸の空き家がある地域では、売り出しても比較対象が多く並びます。内訳が分散している地域では、空き家率の水準そのものより、自分の家がどの区分に入るかを見たほうが判断の材料になります。空き家率がほぼ同じ神奈川県横浜市神奈川区(10.2%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で下がった地域でも、母数が減ったことによる見かけ上の低下という可能性は残ります。

京都市右京区で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

区分が分散している地域では、一般論よりも自分の家の状態に合わせた判断が要ります。人口がおおむね保たれる見通しであることは、貸す・売るのいずれにも追い風です。全国有数の住宅数を抱える地域では、条件の近い物件がいくつも並びます。傷んだ住宅の比重が高い地域では、解体して土地として扱う選択肢も並べて考える場面が増えます。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・京都府内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。