相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

名寄市(北海道)の将来推計人口

北海道名寄市の人口は、2024年の住民基本台帳で24,742人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に17,272人となり、 2024年と比べて−30.2%(−7,470人)と見込まれています。

名寄市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−30.2%

2024年 24,742人 → 2050年 17,272人(−7,470人)

2050年までに減少全国 994位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)北海道内 152位 / 189市区町村

名寄市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
24,742人
2040年の推計人口
20,372人
2050年の推計人口
17,272人
2024年→2050年の増減率
−30.2%
2024年→2050年の増減数
−7,470人
全国順位(減少率が大きい順)
994位 / 1,897市区町村
北海道内の順位(減少率が大きい順)
152位 / 189市区町村
北海道全体の増減率
−24.3%

3割前後の減少という水準です。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は9.3%の減少で、推計より速いペースで進んでいる可能性があります。2040年までの減少幅は全体の6割弱で、後半にかけて減り方が増します。2040年時点では1割台半ばの減少という推計です。北海道全体の減り方は、全国では中の上あたりです。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

名寄市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

名寄市の人口は、国勢調査で1995年の34,664人が最も多く、 直近の2020年は27,282人でした。 2050年の推計値17,272人は、1995年と比べて−50.2%にあたります。

人口のピークは1995年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより21.3%低い水準です。直近の国勢調査(2015年→2020年)では6.1%減りました。

15,90020,90026,00031,00036,10019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年34,664人国勢調査
2000年33,328人国勢調査−3.9%
2005年31,628人国勢調査−5.1%
2010年30,591人国勢調査−3.3%
2015年29,048人国勢調査−5.0%
2020年27,282人国勢調査−6.1%
2040年20,372人将来推計−25.3%
2050年17,272人将来推計−15.2%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

名寄市の社会増減(転入 − 転出)

名寄市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が7,235人、転出が9,023人、 差し引き−1,788人でした。 直近の2024年は407人の転出超過(6年連続)です。 この6年はすべて転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年1,285人1,450人−165人
2020年1,256人1,331人−75人
2021年1,309人1,541人−232人
2022年1,252人1,689人−437人
2023年1,094人1,566人−472人
2024年1,039人1,446人−407人

6年間の社会減は人口1,000人あたり72.3人(差し引き1,788人)で、転出の多さが際立ちます。6年間すべてが転出超過で、流出が続いています。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。直近2024年の転入は1,039人、転出は1,446人で、人口1,000人あたりでは42.0人と58.4人にあたります。住民の入れ替わりは多めです。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

名寄市の死亡数と相続の発生ペース

名寄市の死亡数は、2023年で348人でした。 2024年の人口24,742人に対して、1,000人あたり14.1人にあたります。 2018年の349人と比べると−0.3%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、名寄市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年349人
2019年318人
2020年297人
2021年343人
2022年372人
2023年348人

2018年と比べると死亡数はほとんど変わっていません。直近2023年の死亡数は348人、人口1,000人あたりでは14.1人で、全国の中位付近にあたります。相続の発生は毎年まとまった件数にのぼります。3割前後の減少が見込まれる地域では、相続のたびに使われない家が増える可能性があります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・北海道内での位置づけ

名寄市の2024年→2050年の増減率は−30.2%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 994位(減少率が大きいほうから約52%の位置)で、 人口が保たれる順では904位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、名寄市はこれより 減少率が14.5ポイント大きくなっています。

北海道内では、189市区町村のうち減少率が大きい順で152位です。 北海道全体の増減率は−24.3%で、県内で最も減少率が大きいのは歌志内市(−67.6%)、 最も人口が保たれるのは月形町(−8.1%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国のちょうど真ん中あたりの減り方です。北海道内では人口が保たれるほうから3分の1に入ります。北海道全体(−24.3%)より減少率は大きめです。ピークの半分という水準は、住宅の数が世帯数を大きく上回ることを意味します。3割前後の減少は、住宅の買い手・借り手が同じ割合で減っていくということです。

いまの空き家は賃貸の空室が中心で、人口が減れば空室が埋まるまでの期間が延びる形で表れます。転出超過の大きさは、将来推計が前提とする減り方を裏づけています。空き家の24.6%で腐朽・破損が確認されており、人口減はここに重なります。現時点の空き家は2,360戸で、人口減はこの上に積み増されます。増減率が近い岐阜県池田町(−30.2%)の空き家率は11.0%で、人口の見通しが同じでも住宅の余り方は異なります。

名寄市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割前後減る地域では、貸す場合の借り手も同じ割合で減っていきます。転出が続く地域では、待っていて需要が戻る見込みは大きくありません。直近年も大きな転出超過で、需要が戻る兆しは見えていません。住宅が14,330戸ある地域では、比較される物件も限られます。空き家が多い地域では、売り出しても比較対象が並びます。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・北海道内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。