相続登記は 2024年4月 から義務化。正当な理由なく3年以内に登記しないと最大10万円の過料対象です

伊賀市(三重県)の将来推計人口

三重県伊賀市の人口は、2024年の住民基本台帳で84,603人です。 国立社会保障・人口問題研究所の令和5年推計では、2050年に60,581人となり、 2024年と比べて−28.4%(−24,022人)と見込まれています。

伊賀市の人口の増減率(2024年 → 2050年推計)

−28.4%

2024年 84,603人 → 2050年 60,581人(−24,022人)

2050年までに減少全国 1058位 / 1,897市区町村(減少率が大きい順)三重県内 15位 / 29市区町村

伊賀市の人口データ

2024年の人口(住民基本台帳)
84,603人
2040年の推計人口
70,033人
2050年の推計人口
60,581人
2024年→2050年の増減率
−28.4%
2024年→2050年の増減数
−24,022人
全国順位(減少率が大きい順)
1058位 / 1,897市区町村
三重県内の順位(減少率が大きい順)
15位 / 29市区町村
三重県全体の増減率
−22.6%

3割前後の減少という水準です。2050年の人口は60,581人という規模です。84,603人という規模では、総数の変化より年齢構成の変化のほうが先に現れます。2040年までの減少幅は全体の6割弱で、後半にかけて減り方が増します。2020年の国勢調査から2024年までの4年間は4.7%の減少で、推計の前提と大きくは離れていません。

2024年の値は住民基本台帳人口、2040年・2050年の値は2020年国勢調査を出発点にした将来推計人口で、 作成方法が異なります。増減率は上記の公表値どうしを機械的に比べたものです。

伊賀市の人口の推移(1995年〜2050年推計)

伊賀市の人口は、国勢調査で2000年の101,527人が最も多く、 直近の2020年は88,766人でした。 2050年の推計値60,581人は、2000年と比べて−40.3%にあたります。

人口のピークは2000年で、以降の国勢調査では一貫して減り続け、直近はピークより12.6%低い水準です。国勢調査でたどれる1995年から2020年までの実績では12.5%減っています。直近の国勢調査(2015年→2020年)では2.0%減りました。

55,70068,20080,70093,100105,60019952000200520102015202020402050
国勢調査(実績)将来推計(2040・2050年)2024年 住民基本台帳
人口区分前の時点からの増減率
1995年101,435人国勢調査
2000年101,527人国勢調査+0.1%
2005年100,623人国勢調査−0.9%
2010年97,207人国勢調査−3.4%
2015年90,581人国勢調査−6.8%
2020年88,766人国勢調査−2.0%
2040年70,033人将来推計−21.1%
2050年60,581人将来推計−13.5%

国勢調査は5年ごとの全数調査です。令和5年推計は2020年国勢調査を出発点にしているため、 2020年の実績値と推計値は連続しています。2024年の住民基本台帳人口は作成方法が異なるため、 グラフでは線ではつながず単独の点として示しています。 市町村合併があった自治体は、合併前の年の数値が現在の区域と一致しない場合があります。

伊賀市の社会増減(転入 − 転出)

伊賀市では2019年から2024年までの6年間で、 転入が14,671人、転出が17,632人、 差し引き−2,961人でした。 直近の2024年は675人の転出超過(6年連続)です。 この6年はすべて転出超過でした。

0201920202021202220232024
転入超過(人口が流入)転出超過(人口が流出)
転入者数転出者数社会増減
2019年2,595人3,135人−540人
2020年2,362人2,978人−616人
2021年2,477人2,767人−290人
2022年2,601人2,965人−364人
2023年2,465人2,941人−476人
2024年2,171人2,846人−675人

6年間すべてが転出超過で、流出が続いています。6年間の社会減は人口1,000人あたり35.0人(差し引き2,961人)で、全国のなかでは転出が多いほうです。6年間ずっと同じ向きで、構造的な動きといえます。転入・転出の絶対数が大きく、地区ごとの差も出ます。

社会増減は転入者数から転出者数を引いた値で、出生・死亡による増減(自然増減)は含みません。 一般に、転出が転入を上回る状態が続く地域では、住宅の借り手や買い手が見つかるまでの期間が 長くなる傾向があります。実際の需要は物件の立地・状態・価格によって大きく異なります。

伊賀市の死亡数と相続の発生ペース

伊賀市の死亡数は、2023年で1,414人でした。 2024年の人口84,603人に対して、1,000人あたり16.7人にあたります。 2018年の1,277人と比べると+10.7%です。 死亡はそのまま相続の発生につながるため、伊賀市ではおおむねこの規模の相続が毎年起きている計算になります。

死亡数
2018年1,277人
2019年1,208人
2020年1,257人
2021年1,275人
2022年1,360人
2023年1,414人

直近2023年の死亡数は1,414人、人口1,000人あたりでは16.7人で、全国的には高めの水準です。相続の発生件数が多い規模です。2018年と比べると死亡数は10.7%増えています。相続の発生も同じペースで増えていきます。3割前後の減少が見込まれる地域では、相続のたびに使われない家が増える可能性があります。

死亡数は人口動態の公表値です。相続の件数そのものではありませんが、相続が発生する規模の目安になります。 2024年4月から相続登記が義務化され、不動産を相続したことを知った日から3年以内の登記申請が必要です。 手続きをしないまま次の相続が重なると、相続人が増えて話し合いが難しくなります。

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全国・三重県内での位置づけ

伊賀市の2024年→2050年の増減率は−28.4%です。 全国1,897市区町村(政令指定都市の行政区を含む)を減少率が大きい順に並べると 1058位(減少率が大きいほうから約56%の位置)で、 人口が保たれる順では840位にあたります。 掲載している市区町村を合計した全国の増減率は−15.7%で、伊賀市はこれより 減少率が12.7ポイント大きくなっています。

三重県内では、29市区町村のうち減少率が大きい順で15位です。 三重県全体の増減率は−22.6%で、県内で最も減少率が大きいのは南伊勢町(−67.3%)、 最も人口が保たれるのは朝日町(−2.5%)です。

将来推計人口はあくまで一定の仮定にもとづく見通しであり、実際の人口は転入・転出の動きや政策によって変わります。ただし、人口が減る見通しの地域では住宅を必要とする世帯も減っていくため、相続した家や空き家をどうするかを決めておく意味は大きくなります。

全国では人口が保たれるほうから約44%の位置にあり、減り方は平均より小さめです。三重県内の順位は下位半分で、県内では減り方が小さいほうです。三重県全体(−22.6%)より減少率は大きめです。3割前後の減少は、住宅の買い手・借り手が同じ割合で減っていくということです。ピーク時の6割強という水準まで下がると、住宅の需給は明確に緩みます。

いまの空き家の半分前後は行き先が決まっていない住宅で、人口減はそこに上乗せされます。空き家率が20.6%に達しており、住宅の余剰は表面化しています。総人口が減っても世帯数がしばらく増えることがあります。現時点の空き家は9,230戸で、人口が減る前から大きな量を抱えています。増減率が近い鹿児島県屋久島町(−28.4%)と並べても、人口の見通しだけでは住宅の余り方までは分かりません。

伊賀市で家を相続した・空き家を持っている場合

使っていない家は、持っているだけで固定資産税と管理の手間がかかります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得は、以下の無料ツールで試算できます。

3割前後減る地域では、貸す場合の借り手も同じ割合で減っていきます。空き家率が2割に迫る地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくほうが進みます。似た条件の物件と比較されることが前提になります。直近年の転出超過は小さくなく、借り手探しには時間がかかりがちです。買い手・借り手の側に強い選択権があります。

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出典

将来推計人口(2040年・2050年):国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」

住民基本台帳人口・転入者数・転出者数・死亡数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」

総人口(1995〜2020年):総務省統計局「国勢調査」

いずれも e-Stat「社会・人口統計体系 市区町村データ A 人口・世帯」(統計表ID 0000020201)経由で取得しました。

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0000020201

https://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson23/t-page.asp

将来推計人口は令和5年(2023年)推計です。増減率・増減数・全国順位・三重県内順位は、 上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。推計値は一定の仮定にもとづく見通しであり、 将来の人口を保証するものではありません。