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岡山市東区(岡山県)の空き家率

岡山県岡山市東区の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で15.0%です。 空き家数は6,620戸、総住宅数は44,020戸です。

岡山市東区の空き家率(2023年)

15.0%

空き家 6,620戸 / 総住宅数 44,020戸

全国平均より 1.2pt 高い岡山市4区中 2位(高い順)

岡山市東区の空き家データ

空き家率
15.0%
空き家数
6,620戸
総住宅数
44,020戸
全国平均(13.8%)との差
+1.2ポイント
岡山市の空き家率(14.5%)との差
+0.5ポイント
岡山市内の順位(高い順)
2位 / 4区
全国の行政区での順位(高い順)
33位 / 175区
岡山県の空き家率(16.5%)との差
-1.5ポイント
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空き家の内訳

総務省の区分による岡山市東区の空き家6,620戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
3,880戸
賃貸用の空き家
2,250戸
売却用の空き家
450戸
二次的住宅(別荘等)
50戸

岡山市東区の空き家6,620戸の内訳では「その他の空き家」が3,880戸(58.6%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。空き家の34.0%が賃貸用の空室で、入居者を募集している住宅が一定数あります。全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。別荘等はほとんど計上されていません。総住宅数は44,020戸で、空き家率1ポイントは440戸に相当します。率が1ポイント動けば数百戸規模の増減です。

腐朽・破損がある空き家

岡山市東区の空き家6,620戸のうち、腐朽・破損があるものは1,520戸で、空き家全体の23.0%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,520戸
空き家数に占める割合
23.0%

23.0%で腐朽・破損が確認され、傷んだ住宅がまとまった塊になっています。傷んだ空き家は実数で1,520戸あり、住宅ストックの更新そのものが論点になります。行き先の決まっていない住宅が半分前後ある以上、放置される期間が延びれば傷んだ住宅は増えていきます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

岡山市東区の空き家率の推移(2013〜2023年)

岡山市東区の空き家率は2013年の10.1%から 2023年には15.0%へ、 15年間で+4.9ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.3ポイント、岡山県全体は+0.7ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から3.2ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。全国平均(+0.3ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。岡山県全体(+0.7ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。平均を上回る水準に入り、空き家の増加が住宅市場に影響し始める段階にあります。

10%12.5%15%17.5%20%201320182023
岡山市東区岡山県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2013年10.1%−3.4ポイント
2018年11.8%+1.7ポイント−1.8ポイント
2023年15.0%+3.2ポイント+1.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

岡山市東区の人口の見通し

岡山市東区の人口は、2024年の91,180人から2050年には73,106人(2024年比 −19.8%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

岡山市東区の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

岡山市・全国の行政区のなかでの位置づけ

岡山市東区の空き家率は15.0%で、岡山市全体の14.5%より 0.5ポイント高くなっています。 岡山市の4区のなかでは、空き家率が高い順で2位です。 岡山市で空き家率が最も高いのは岡山市北区(15.3%)、最も低いのは岡山市南区(11.7%)です。

全国の政令指定都市にある175の行政区を空き家率が高い順に並べると33位(高いほうから約19%の位置)で、低い順では143位にあたります。 全国平均の13.8%とは1.2ポイント、岡山県全体の16.5%とは1.5ポイントの差です。 空き家率には賃貸用の空室も含まれるため、集合住宅が多い区ほど高く出やすい点に注意してください。

高いほうから2割以内に位置し、全国的にも空き家が多い地域です。市内の区のなかでは下位半分で、突出した水準ではありません。岡山県内で最も高い高梁市(34.4%)とは19.4ポイントの差があります。岡山県全体をやや下回ります。平均をわずかに上回る程度で、差が意味を持つほどの開きではありません。2050年の推計人口は2024年比−19.8%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

23.0%が傷んでいる状況では、建物より土地として見られる場面が増えます。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。3,880戸という滞留は、地域の住宅市場の吸収力を超えかねない量です。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ北海道札幌市北区(15.1%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

岡山市東区で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。傷んだ住宅の比重が高い地域では、解体して土地として扱う選択肢も並べて考える場面が増えます。6割前後が行き先未定という地域では、放置している家が特別ではありません。44,020戸の住宅がある地域では、価格や条件の差が結果を左右します。市場に出ている住宅が半分に満たない地域では、動かせる家とそうでない家の差が出ます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・岡山県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。