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尾張旭市(愛知県)の空き家率

愛知県尾張旭市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で9.6%です。 空き家数は3,580戸、総住宅数は37,480戸です。

尾張旭市の空き家率(2023年)

9.6%

空き家 3,580戸 / 総住宅数 37,480戸

全国平均より 4.2pt 低い全国 911位 / 1,059市区町村(高い順)

尾張旭市の空き家データ

空き家率
9.6%
空き家数
3,580戸
総住宅数
37,480戸
全国平均(13.8%)との差
-4.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
911位 / 1,059市区町村
愛知県内の順位(高い順)
35位 / 50市区町村
愛知県の空き家率(11.8%)との差
-2.2ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による尾張旭市の空き家3,580戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,710戸
賃貸用の空き家
1,440戸
売却用の空き家
290戸
二次的住宅(別荘等)
140戸

尾張旭市の空き家3,580戸は、その他の空き家1,710戸・賃貸用1,440戸・売却用290戸と、特定の区分に大きく偏らない構成です。放置されている住宅と市場に出ている住宅が、同じくらいの規模で並んでいます。売却用は8.1%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。空き家の40.2%が賃貸用の空室で、賃貸の需給が数字に反映されています。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の47.8%で、内訳のおおむね半分を占めます。空き家率が1割前後の地域では、内訳の偏りより戸数の少なさのほうが効いてきます。

腐朽・破損がある空き家

尾張旭市の空き家3,580戸のうち、腐朽・破損があるものは500戸で、空き家全体の14.0%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
500戸
空き家数に占める割合
14.0%

14.0%という水準は、全国の真ん中あたりにあたります。総住宅数に対しては1.3%が傷んだ空き家にあたり、まちなみのなかではあまり目立ちません。区分が分散しているため、傷みの有無は建物の築年数や管理の状況によって分かれます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

尾張旭市の空き家率の推移(2008〜2023年)

尾張旭市の空き家率は2008年の9.4%から 2023年には9.6%へ、 15年間で+0.2ポイント変化しました。直近の調査ではほぼ横ばいです。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、愛知県全体は+0.8ポイント動いています。

直近の2023年は前回とほぼ同じ水準で、ここ5年は横ばいのまま推移しています。2008年と比べた変化は+0.2ポイントで、水準は当時とあまり変わっていません。2008年時点では9.4%と、低い部類にありました。区分が分散しているため、率が動いた要因も一つには絞れません。いまの9.6%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
尾張旭市愛知県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年9.4%−3.7ポイント
2013年11.2%+1.8ポイント−2.3ポイント
2018年9.5%−1.7ポイント−4.1ポイント
2023年9.6%+0.1ポイント−4.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

尾張旭市の人口の見通し

尾張旭市の人口は、2024年の83,782人から2050年には75,084人(2024年比 −10.4%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

尾張旭市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・愛知県内での位置づけ

尾張旭市の空き家率は9.6%で、全国平均の13.8%より 4.2ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると911位(高いほうから約86%の位置)で、低い順では149位にあたります。

愛知県内では、50市区町村のうち空き家率が高い順で35位です。 愛知県全体の空き家率は11.8%で、尾張旭市はこれより2.2ポイント低くなっています。 愛知県で空き家率が最も高いのは南知多町(22.7%)、最も低いのは東郷町(6.2%)です。

低いほうから2割以内に入り、全国的には空き家の少ない地域です。愛知県内では低いほうから3分の1に入ります。全国平均を4.2ポイント下回り、住宅が余っている地域とは言いにくい水準です。愛知県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。2050年の推計人口は2024年比−10.4%と、減り方は全国的に見れば緩やかです。

全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。傷みのある住宅が一定数あるため、状態を保っているかどうかが比較の分かれ目になります。37,480戸の住宅を抱える規模では、率の1ポイントが375戸の重みを持ちます。内訳が分散している地域では、空き家率の水準そのものより、自分の家がどの区分に入るかを見たほうが判断の材料になります。空き家率がほぼ同じ東京都杉並区(9.5%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。横ばいが続く地域では、増加が止まったのか調査の誤差に埋もれているのかを次回で確かめることになります。

尾張旭市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

区分が分散している地域では、一般論よりも自分の家の状態に合わせた判断が要ります。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。人口の減り方が限定的なら、需要が急に消えるわけではありません。一定数は傷んだ住宅があるため、点検して状態を示せると有利です。37,480戸の住宅がある地域では、価格や条件の差が結果を左右します。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・愛知県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。