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一宮市(愛知県)の空き家率

愛知県一宮市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で9.9%です。 空き家数は16,800戸、総住宅数は169,980戸です。

一宮市の空き家率(2023年)

9.9%

空き家 16,800戸 / 総住宅数 169,980戸

全国平均より 3.9pt 低い全国 886位 / 1,059市区町村(高い順)

一宮市の空き家データ

空き家率
9.9%
空き家数
16,800戸
総住宅数
169,980戸
全国平均(13.8%)との差
-3.9ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
886位 / 1,059市区町村
愛知県内の順位(高い順)
29位 / 50市区町村
愛知県の空き家率(11.8%)との差
-1.9ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による一宮市の空き家16,800戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
7,740戸
賃貸用の空き家
8,240戸
売却用の空き家
640戸
二次的住宅(別荘等)
180戸

一宮市の空き家16,800戸では、賃貸用の空室が8,240戸(49.0%)と最も多い区分です。募集中の空室が目立つ一方で、行き先が決まっていない住宅も一定数あり、賃貸市場の状況と住宅の放置が混じった内訳になっています。保養目的の住宅は1.1%で、無視できる範囲です。実数では7,740戸が売りにも貸しにも出ていない住宅で、全国でも上位の量です。募集中の賃貸空室について見ると、都市部ならではの規模です。総住宅数は169,980戸で、空き家率1ポイントは1,700戸に相当します。率の小さな差が数千戸の違いになります。

腐朽・破損がある空き家

一宮市の空き家16,800戸のうち、腐朽・破損があるものは5,000戸で、空き家全体の29.8%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
5,000戸
空き家数に占める割合
29.8%

空き家の29.8%に傷みがあり、老朽化の進み方が課題になります。傷んだ空き家は実数で5,000戸あり、全国的に見ても大きな老朽ストックです。募集中の空室が多いぶんだけ、最低限の手入れがされた住宅の比率も高くなります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

一宮市の空き家率の推移(2008〜2023年)

一宮市の空き家率は2008年の10.3%から 2023年には9.9%へ、 15年間で−0.4ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、愛知県全体は+0.8ポイント動いています。

2013年の12.1%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。2008年と比べた変化は−0.4ポイントで、水準は当時とあまり変わっていません。2008年時点では10.3%と、低い部類にありました。募集中の空室が多いぶん、アパートの新築や取り壊しでも率は動きます。いまの9.9%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
一宮市愛知県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年10.3%−2.8ポイント
2013年12.1%+1.8ポイント−1.4ポイント
2018年10.6%−1.5ポイント−3.0ポイント
2023年9.9%−0.7ポイント−3.9ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

一宮市の人口の見通し

一宮市の人口は、2024年の376,861人から2050年には321,749人(2024年比 −14.6%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

一宮市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・愛知県内での位置づけ

一宮市の空き家率は9.9%で、全国平均の13.8%より 3.9ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると886位(高いほうから約84%の位置)で、低い順では174位にあたります。

愛知県内では、50市区町村のうち空き家率が高い順で29位です。 愛知県全体の空き家率は11.8%で、一宮市はこれより1.9ポイント低くなっています。 愛知県で空き家率が最も高いのは南知多町(22.7%)、最も低いのは東郷町(6.2%)です。

低いほうから2割以内に入り、全国的には空き家の少ない地域です。愛知県内の順位は下位半分にあたり、目立つ水準ではありません。全国平均を3.9ポイント下回り、住宅が余っている地域とは言いにくい水準です。愛知県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。2050年の推計人口は2024年比−14.6%にとどまる見通しです。

29.8%が老朽化しているもとでは、解体を含めた検討が現実的な選択肢になります。全国有数の住宅数を抱える地域として、空き家の絶対量は小さな自治体と比べものになりません。16,800戸という空き家は全国でも上位の量で、需給の緩さがそのまま条件に響きます。募集中の空室と行き先未定の住宅が併存する地域では、貸すか売るかで結果が分かれやすくなります。空き家率がほぼ同じ東京都東村山市(9.9%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

一宮市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

貸すか売るかで結果が分かれやすい地域なので、両方の試算を並べてから決めると失敗が減ります。老朽化した住宅が多い地域では、建物を残す前提を一度外して考えたほうが選択肢は広がります。全国有数の住宅数を抱える地域では、条件の近い物件がいくつも並びます。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。減り方が中位にとどまる見通しなら、急いで手放す必要性は高くありません。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・愛知県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。