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大府市(愛知県)の空き家率

愛知県大府市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で10.9%です。 空き家数は4,420戸、総住宅数は40,580戸です。

大府市の空き家率(2023年)

10.9%

空き家 4,420戸 / 総住宅数 40,580戸

全国平均より 2.9pt 低い全国 811位 / 1,059市区町村(高い順)

大府市の空き家データ

空き家率
10.9%
空き家数
4,420戸
総住宅数
40,580戸
全国平均(13.8%)との差
-2.9ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
811位 / 1,059市区町村
愛知県内の順位(高い順)
21位 / 50市区町村
愛知県の空き家率(11.8%)との差
-0.9ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による大府市の空き家4,420戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,670戸
賃貸用の空き家
2,490戸
売却用の空き家
210戸
二次的住宅(別荘等)
50戸

大府市の空き家4,420戸のうち2,490戸、全体の56.3%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。保養目的の住宅は1.1%で、無視できる範囲です。売買・賃貸に出ている住宅は空き家の61.1%で、動いている住宅が多数派です。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の37.8%で、ほかの区分と分け合う配分になります。空き家率が1割前後の地域では、内訳の偏りより戸数の少なさのほうが効いてきます。

腐朽・破損がある空き家

大府市の空き家4,420戸のうち、腐朽・破損があるものは560戸で、空き家全体の12.7%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
560戸
空き家数に占める割合
12.7%

12.7%という水準は、全国の真ん中あたりにあたります。人口が増える見通しの地域では、傷んだ住宅も建て替えや売却で入れ替わる余地が残ります。総住宅数に対しては1.4%が傷んだ空き家にあたり、まちなみのなかではあまり目立ちません。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

大府市の空き家率の推移(2008〜2023年)

大府市の空き家率は2008年の8.4%から 2023年には10.9%へ、 15年間で+2.5ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、愛知県全体は+0.8ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から2.1ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。出発点の8.4%は全国的にも低く、当時は空き家がほとんど問題にならない水準でした。全国平均(+0.7ポイント)をやや上回るペースで水準が上がりました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。いまの10.9%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
大府市愛知県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年8.4%−4.7ポイント
2013年10.5%+2.1ポイント−3.0ポイント
2018年8.8%−1.7ポイント−4.8ポイント
2023年10.9%+2.1ポイント−2.9ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

大府市の人口の見通し

大府市の人口は、2024年の93,014人から2050年には94,007人(2024年比 +1.1%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

大府市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・愛知県内での位置づけ

大府市の空き家率は10.9%で、全国平均の13.8%より 2.9ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると811位(高いほうから約77%の位置)で、低い順では249位にあたります。

愛知県内では、50市区町村のうち空き家率が高い順で21位です。 愛知県全体の空き家率は11.8%で、大府市はこれより0.9ポイント低くなっています。 愛知県で空き家率が最も高いのは南知多町(22.7%)、最も低いのは東郷町(6.2%)です。

下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。愛知県内では21位で、上位半分に位置します。愛知県は47都道府県のなかで空き家率が最も低いグループに属します。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。おおよそ住宅9戸に1戸が空き家という計算になります。人口は2050年に向けて増える見通し(2024年比+1.1%)で、住宅を必要とする世帯が減る地域とは前提が異なります。

61.1%が売買・賃貸の対象で、流通は活発なほうです。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。傷みのある住宅が一定数あるため、状態を保っているかどうかが比較の分かれ目になります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ東京都足立区(10.9%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

大府市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。人口が増える見通しであることは、貸す・売るのどちらにとっても有利に働きます。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。市場に出ている住宅が多数を占める地域では、価格や賃料の相場も比較的つかみやすくなります。行き先未定が3分の1を超える環境では、決め手は建物の状態になります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・愛知県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。