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熊取町(大阪府)の空き家率

大阪府熊取町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で9.9%です。 空き家数は1,940戸、総住宅数は19,560戸です。

熊取町の空き家率(2023年)

9.9%

空き家 1,940戸 / 総住宅数 19,560戸

全国平均より 3.9pt 低い全国 882位 / 1,059市区町村(高い順)

熊取町の空き家データ

空き家率
9.9%
空き家数
1,940戸
総住宅数
19,560戸
全国平均(13.8%)との差
-3.9ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
882位 / 1,059市区町村
大阪府内の順位(高い順)
34位 / 38市区町村
大阪府の空き家率(14.2%)との差
-4.3ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による熊取町の空き家1,940戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
940戸
賃貸用の空き家
740戸
売却用の空き家
260戸
二次的住宅(別荘等)
データなし

熊取町の空き家1,940戸は、その他の空き家940戸・賃貸用740戸・売却用260戸と、特定の区分に大きく偏らない構成です。放置されている住宅と市場に出ている住宅が、同じくらいの規模で並んでいます。売却用は13.4%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。空き家の38.1%が賃貸用の空室で、入居者を募集している住宅が一定数あります。その他の空き家は、周辺の市町村と比べても目立つ量ではありません。空き家の戸数としては、地区ごとの対応でも扱える水準です。

腐朽・破損がある空き家

熊取町の空き家1,940戸のうち、腐朽・破損があるものは370戸で、空き家全体の19.1%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
370戸
空き家数に占める割合
19.1%

19.1%が傷んだ状態で、修繕の要否を分ける段階に入った住宅が目立ちます。傷んだ空き家は実数で370戸あり、地区単位の点検で回せる大きさです。区分が分散しているため、傷みの有無は建物の築年数や管理の状況によって分かれます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

熊取町の空き家率の推移(2008〜2023年)

熊取町の空き家率は2008年の5.8%から 2023年には9.9%へ、 15年間で+4.1ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、大阪府全体は−0.2ポイント動いています。

直近の2023年調査では前回から3.2ポイント上がっており、5年のあいだに水準そのものが一段切り替わった形です。大阪府全体(−0.2ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。全国平均(+0.7ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。区分が分散しているため、率が動いた要因も一つには絞れません。いまの9.9%なら、住み替えや建て替えに伴う空きの範囲で説明がつきます。

5%8.8%12.5%16.3%20%2008201320182023
熊取町大阪府平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年5.8%−7.3ポイント
2013年7.1%+1.3ポイント−6.4ポイント
2018年6.7%−0.4ポイント−6.9ポイント
2023年9.9%+3.2ポイント−3.9ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

熊取町の人口の見通し

熊取町の人口は、2024年の42,544人から2050年には33,329人(2024年比 −21.7%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

熊取町の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・大阪府内での位置づけ

熊取町の空き家率は9.9%で、全国平均の13.8%より 3.9ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると882位(高いほうから約83%の位置)で、低い順では178位にあたります。

大阪府内では、38市区町村のうち空き家率が高い順で34位です。 大阪府全体の空き家率は14.2%で、熊取町はこれより4.3ポイント低くなっています。 大阪府で空き家率が最も高いのは柏原市(20.8%)、最も低いのは島本町(6.3%)です。

低いほうから2割以内に入り、全国的には空き家の少ない地域です。大阪府内では低いほうに位置します。大阪府全体(14.2%)と比べても4.3ポイント低く、同じ都道府県のなかでは低い側の代表格です。全国平均を3.9ポイント下回り、住宅が余っている地域とは言いにくい水準です。1割前後の空き家率は、住み替えや建て替えに伴う自然な空きの範囲に収まります。2050年の推計人口は2024年比−21.7%です。世帯数が減るぶんだけ、いま埋まっている住宅にも空きが出る余地が広がります。

1,940戸の空き家があれば、地区ごとの状況の違いも大きく出ます。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。940戸が売りにも貸しにも出ていない状態で、周辺の需要に対しては小さくない数です。内訳が分散している地域では、空き家率の水準そのものより、自分の家がどの区分に入るかを見たほうが判断の材料になります。空き家率がほぼ同じ千葉県市川市(9.9%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。直近で水準が跳ねた地域では、次の調査までの5年の動きが読みにくくなります。

熊取町で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

区分が分散している地域では、一般論よりも自分の家の状態に合わせた判断が要ります。需給が大きく崩れていない地域では、価格の付け方次第で結果が変わります。中規模の自治体では、駅や中心部からの距離で条件が大きく変わります。傷んだ住宅が目立つ地域では、リフォームして貸すか現況で売るかの比較が要ります。減少が前提の地域では、いつ動くかで結果が変わってきます。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・大阪府内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。