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泉南市(大阪府)の空き家率

大阪府泉南市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で13.5%です。 空き家数は3,650戸、総住宅数は27,050戸です。

泉南市の空き家率(2023年)

13.5%

空き家 3,650戸 / 総住宅数 27,050戸

全国平均より 0.3pt 低い全国 602位 / 1,059市区町村(高い順)

泉南市の空き家データ

空き家率
13.5%
空き家数
3,650戸
総住宅数
27,050戸
全国平均(13.8%)との差
-0.3ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
602位 / 1,059市区町村
大阪府内の順位(高い順)
18位 / 38市区町村
大阪府の空き家率(14.2%)との差
-0.7ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による泉南市の空き家3,650戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,690戸
賃貸用の空き家
1,810戸
売却用の空き家
70戸
二次的住宅(別荘等)
80戸

泉南市の空き家3,650戸では、賃貸用の空室が1,810戸(49.6%)と最も多い区分です。募集中の空室が目立つ一方で、行き先が決まっていない住宅も一定数あり、賃貸市場の状況と住宅の放置が混じった内訳になっています。二次的住宅が2.2%あり、居住目的以外の住宅も少し混じります。売却用は1.9%で、売買に出ている住宅は多くありません。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の46.3%で、内訳のおおむね半分を占めます。空き家の戸数としては、個別対応より面での取り組みが前提になる量です。

腐朽・破損がある空き家

泉南市の空き家3,650戸のうち、腐朽・破損があるものは420戸で、空き家全体の11.5%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
420戸
空き家数に占める割合
11.5%

傷みが出ている住宅は11.5%で、多くは外観上の大きな問題がない状態です。傷んだ空き家は実数で420戸あり、地区単位の点検で回せる大きさです。募集中の空室が多いぶんだけ、最低限の手入れがされた住宅の比率も高くなります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

泉南市の空き家率の推移(2008〜2023年)

泉南市の空き家率は2008年の10.8%から 2023年には13.5%へ、 15年間で+2.7ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、大阪府全体は−0.2ポイント動いています。

4回の調査すべてで前回を上回っており、途中で頭打ちになった時期がありません。大阪府全体(−0.2ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。全国平均(+0.7ポイント)をやや上回るペースで水準が上がりました。募集中の空室が多いぶん、アパートの新築や取り壊しでも率は動きます。13.5%はほぼ全国平均並みで、次の調査で節目を超えるかが焦点です。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
泉南市大阪府平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年10.8%−2.3ポイント
2013年12.2%+1.4ポイント−1.3ポイント
2018年13.1%+0.9ポイント−0.5ポイント
2023年13.5%+0.4ポイント−0.3ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

泉南市の人口の見通し

泉南市の人口は、2024年の58,145人から2050年には40,136人(2024年比 −31.0%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

泉南市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・大阪府内での位置づけ

泉南市の空き家率は13.5%で、全国平均の13.8%より 0.3ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると602位(高いほうから約57%の位置)で、低い順では458位にあたります。

大阪府内では、38市区町村のうち空き家率が高い順で18位です。 大阪府全体の空き家率は14.2%で、泉南市はこれより0.7ポイント低くなっています。 大阪府で空き家率が最も高いのは柏原市(20.8%)、最も低いのは島本町(6.3%)です。

低いほうから見れば約43%の位置で、平均をやや下回ります。大阪府内では18位で、上位半分に位置します。大阪府は全国的には空き家率の低いほうの都道府県です。大阪府内で最も高い柏原市(20.8%)とは7.3ポイントの開きです。全国平均との差はごくわずかで、実質的には同水準とみてよい範囲です。2050年の推計人口は2024年比−31.0%で、住宅の需要そのものが縮んでいきます。

傷んだ住宅が11.5%にとどまるぶん、手入れされた家との差はつきにくくなります。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。3,650戸規模になると、空き家は個別の事情というより地域の傾向として現れます。募集中の空室と行き先未定の住宅が併存する地域では、貸すか売るかで結果が分かれやすくなります。空き家率がほぼ同じ熊本県菊池市(13.5%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。一貫して上がってきた地域では、この流れが止まる材料があるかどうかが見どころです。

泉南市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

貸すか売るかで結果が分かれやすい地域なので、両方の試算を並べてから決めると失敗が減ります。傷みのある住宅が少ないぶん、状態のよさは当たり前とみなされやすくなります。人口が明確に減る地域では、決断が遅れるほど買い手・借り手の母数は細っていきます。全国平均並みの地域では、他の物件との違いを説明できるかが効いてきます。この規模の自治体では、同じ条件の物件と比較されることを前提にしたほうが現実的です。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・大阪府内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。