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和泉市(大阪府)の空き家率

大阪府和泉市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で11.4%です。 空き家数は9,580戸、総住宅数は83,900戸です。

和泉市の空き家率(2023年)

11.4%

空き家 9,580戸 / 総住宅数 83,900戸

全国平均より 2.4pt 低い全国 777位 / 1,059市区町村(高い順)

和泉市の空き家データ

空き家率
11.4%
空き家数
9,580戸
総住宅数
83,900戸
全国平均(13.8%)との差
-2.4ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
777位 / 1,059市区町村
大阪府内の順位(高い順)
31位 / 38市区町村
大阪府の空き家率(14.2%)との差
-2.8ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による和泉市の空き家9,580戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
3,020戸
賃貸用の空き家
5,990戸
売却用の空き家
480戸
二次的住宅(別荘等)
90戸

和泉市の空き家9,580戸のうち5,990戸、全体の62.5%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の31.5%で、内訳のなかでは控えめな比重です。放置型の比重は全国の平均像より軽く、市場に出ている住宅の割合が高めです。保養目的の住宅は0.9%で、無視できる範囲です。総住宅数は83,900戸で、空き家率1ポイントは839戸に相当します。同じ率でも戸数の絶対量は大きくなります。

腐朽・破損がある空き家

和泉市の空き家9,580戸のうち、腐朽・破損があるものは1,560戸で、空き家全体の16.3%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
1,560戸
空き家数に占める割合
16.3%

16.3%で傷みが確認されています。傷んだ空き家は実数で1,560戸あり、住宅ストックの更新そのものが論点になります。賃貸用の空室が中心の場合、管理会社が入っている住宅も多く、傷みの割合は低めに出やすい傾向があります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

和泉市の空き家率の推移(2008〜2023年)

和泉市の空き家率は2008年の11.2%から 2023年には11.4%へ、 15年間で+0.2ポイント変化しました。直近の調査ではほぼ横ばいです。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、大阪府全体は−0.2ポイント動いています。

2013年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。2008年と比べた変化は+0.2ポイントで、水準は当時とあまり変わっていません。最初の5年間(2008年→2013年)の動きは−0.9ポイントで、残りの期間で+1.1ポイント動きました。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。全国平均をやや下回る位置まで来ており、次の一段の上昇には注意が要ります。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
和泉市大阪府平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年11.2%−1.9ポイント
2013年10.3%−0.9ポイント−3.2ポイント
2018年11.4%+1.1ポイント−2.2ポイント
2023年11.4%±0.0ポイント−2.4ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

和泉市の人口の見通し

和泉市の人口は、2024年の182,481人から2050年には151,940人(2024年比 −16.7%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

和泉市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・大阪府内での位置づけ

和泉市の空き家率は11.4%で、全国平均の13.8%より 2.4ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると777位(高いほうから約73%の位置)で、低い順では283位にあたります。

大阪府内では、38市区町村のうち空き家率が高い順で31位です。 大阪府全体の空き家率は14.2%で、和泉市はこれより2.8ポイント低くなっています。 大阪府で空き家率が最も高いのは柏原市(20.8%)、最も低いのは島本町(6.3%)です。

下位3分の1にあたり、空き家率としては低めです。大阪府内では低いほうから3分の1に入ります。大阪府全体より2.8ポイント低い水準です。平均より2.4ポイント低い位置で、全国の標準よりは落ち着いています。大阪府は全国的には空き家率の低いほうの都道府県です。2050年の推計人口は2024年比−16.7%にとどまる見通しです。

都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。9,580戸の空き家がある地域では、売り出しても比較対象が多く並びます。67.5%が売買・賃貸の対象で、流通は活発なほうです。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ千葉県成田市(11.4%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

和泉市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。放置型が少数派の地域なら、周囲に似た事情の家はそれほど多くありません。都市部では、空き家であっても立地次第で需要は残ります。市場に出ている住宅が多数を占める地域では、価格や賃料の相場も比較的つかみやすくなります。全国平均をやや下回る地域では、周辺の相場を見ながら条件を決めることになります。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・大阪府内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。