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安城市(愛知県)の空き家率

愛知県安城市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で8.3%です。 空き家数は6,590戸、総住宅数は79,370戸です。

安城市の空き家率(2023年)

8.3%

空き家 6,590戸 / 総住宅数 79,370戸

全国平均より 5.5pt 低い全国 979位 / 1,059市区町村(高い順)

安城市の空き家データ

空き家率
8.3%
空き家数
6,590戸
総住宅数
79,370戸
全国平均(13.8%)との差
-5.5ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
979位 / 1,059市区町村
愛知県内の順位(高い順)
46位 / 50市区町村
愛知県の空き家率(11.8%)との差
-3.5ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による安城市の空き家6,590戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,820戸
賃貸用の空き家
3,940戸
売却用の空き家
760戸
二次的住宅(別荘等)
70戸

安城市の空き家6,590戸のうち3,940戸、全体の59.8%は賃貸用の空き家、つまり入居者を募集している空室です。アパートや賃貸マンションの空室が空き家数の中心を占めており、この場合の空き家率は住宅の放置よりも賃貸市場の需給を映した数字に近くなります。売却用は11.5%で、比較的多く、住宅が市場に出やすい地域と読めます。売りにも貸しにも出ていない住宅は空き家の27.6%で、内訳のなかでは控えめな比重です。全国の内訳(その他の空き家42.8%)と比べると、放置型の比重はかなり小さい構成です。空き家率8.3%という低さのもとでは、この内訳の差が住宅事情を大きく左右することはありません。

腐朽・破損がある空き家

安城市の空き家6,590戸のうち、腐朽・破損があるものは480戸で、空き家全体の7.3%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
480戸
空き家数に占める割合
7.3%

腐朽・破損が確認された住宅は1割未満で、全国的には少ないほうです。総住宅数に対しては0.6%が傷んだ空き家にあたり、住宅全体から見ればごく一部にとどまります。人口の減り方が緩やかな地域では、住宅の状態を保っておく価値は残ります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

安城市の空き家率の推移(2008〜2023年)

安城市の空き家率は2008年の9.2%から 2023年には8.3%へ、 15年間で−0.9ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、愛知県全体は+0.8ポイント動いています。

2018年をいちばん低い時点として、下がってから上がる形で推移しており、単純な右肩上がりではありません。2008年と比べた変化は−0.9ポイントで、当時より水準は下がっています。出発点の9.2%は全国的にも低く、当時は空き家がほとんど問題にならない水準でした。賃貸用の空室が中心なので、率の上下には賃貸物件の供給や募集状況の変化も影響します。現在の水準は全国的に見ても低く、空き家がまちの課題として前面に出る段階ではありません。

5%7.5%10%12.5%15%2008201320182023
安城市愛知県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年9.2%−3.9ポイント
2013年9.5%+0.3ポイント−4.0ポイント
2018年7.0%−2.5ポイント−6.6ポイント
2023年8.3%+1.3ポイント−5.5ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

安城市の人口の見通し

安城市の人口は、2024年の187,665人から2050年には176,290人(2024年比 −6.1%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

安城市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・愛知県内での位置づけ

安城市の空き家率は8.3%で、全国平均の13.8%より 5.5ポイント低くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると979位(高いほうから約92%の位置)で、低い順では81位にあたります。

愛知県内では、50市区町村のうち空き家率が高い順で46位です。 愛知県全体の空き家率は11.8%で、安城市はこれより3.5ポイント低くなっています。 愛知県で空き家率が最も高いのは南知多町(22.7%)、最も低いのは東郷町(6.2%)です。

全国1,059市区町村のうち低いほうから1割以内という少なさです。愛知県内では低いほうに位置します。全国平均を5.5ポイント下回っており、空き家の少なさは全国的にも際立ちます。8.3%という空き家率は、住宅が足りている状態に近いといえます。住宅12戸のうち1戸が空き家という割合にあたります。2050年の推計人口は2024年比−6.1%で、人口はおおむね保たれる見通しです。

建物の傷みが少ない地域なので、状態のよい家は比較的評価されやすいといえます。71.3%が市場に出ており、空き家の多さがそのまま放置の多さを意味しない地域です。都市部の住宅ストックでは、集合住宅の空室が率を押し上げる要因になりやすくなります。賃貸用の空室が中心の地域では、新たに貸し出すときに既存の空室と競合します。周辺の募集状況を先に見ておくと見通しが立てやすくなります。空き家率がほぼ同じ神奈川県愛川町(8.3%)も賃貸用の空室が中心で、率だけでなく内訳の形も似ています。上下を繰り返してきた地域では、単年の数字より長い期間の傾向で見たほうが実態に近くなります。

安城市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

募集中の空室が多い地域では、貸し出す場合に既存の物件と条件で比べられます。建物の傷みが少ない地域なので、現状のまま貸す・売る選択も取りやすいといえます。空き家率が低い地域なので、条件が整えば動きは早いほうです。人口がおおむね保たれる見通しであることは、貸す・売るのいずれにも追い風です。流通の活発な地域では、同じような物件が並ぶぶん、条件の差が結果に直結します。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・愛知県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。