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小浜市(福井県)の空き家率

福井県小浜市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で20.8%です。 空き家数は3,140戸、総住宅数は15,090戸です。

小浜市の空き家率(2023年)

20.8%

空き家 3,140戸 / 総住宅数 15,090戸

全国平均より 7.0pt 高い全国 174位 / 1,059市区町村(高い順)

小浜市の空き家データ

空き家率
20.8%
空き家数
3,140戸
総住宅数
15,090戸
全国平均(13.8%)との差
+7.0ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
174位 / 1,059市区町村
福井県内の順位(高い順)
1位 / 11市区町村
福井県の空き家率(15.6%)との差
+5.2ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分による小浜市の空き家3,140戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,940戸
賃貸用の空き家
1,010戸
売却用の空き家
10戸
二次的住宅(別荘等)
180戸

小浜市の空き家3,140戸のうち1,940戸、全体の61.8%は、賃貸にも売却にも出されていない「その他の空き家」です。相続や転居のあとに手つかずで残った住宅がこの区分の中心で、市場に出ている物件よりも、持ち主が使い道を決めかねている住宅の比重が大きい構成といえます。空き家の32.2%が賃貸用の空室で、入居者を募集している住宅が一定数あります。全国平均(42.8%)を大きく上回り、放置型に強く偏った内訳です。売却用は0.3%で、売り物件として出ている住宅は統計上ほとんどありません。総住宅数は15,090戸で、空き家率1ポイントは151戸に相当します。率の細かい上下は幅を持って見る必要があります。

腐朽・破損がある空き家

小浜市の空き家3,140戸のうち、腐朽・破損があるものは660戸で、空き家全体の21.0%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
660戸
空き家数に占める割合
21.0%

21.0%の空き家に傷みがあり、管理の手が回っていない住宅が相当数あります。総住宅数に対しては4.4%が傷んだ空き家にあたり、景観や防災の面でも意識される比率です。「その他の空き家」が大半を占めるだけに、この区分の住宅がそのまま古くなるかどうかが今後の戸数を左右します。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

小浜市の空き家率の推移(2008〜2023年)

小浜市の空き家率は2008年の14.6%から 2023年には20.8%へ、 15年間で+6.2ポイント変化しました。直近の調査では上がり続けています。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、福井県全体は+0.6ポイント動いています。

4回の調査すべてで前回を上回っており、途中で頭打ちになった時期がありません。福井県全体(+0.6ポイント)を大きく超えて動いており、県内でも変化の大きい部類です。全国平均(+0.7ポイント)を大きく超える上がり方で、変化の速さが際立ちます。内訳では行き先未定の住宅が中心のため、上昇分はそのまま管理されない住宅の増加につながりやすい構成です。20.8%になると、住宅ストックの余剰が意識される段階に入ります。

10%13.8%17.5%21.3%25%2008201320182023
小浜市福井県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年14.6%+1.5ポイント
2013年17.8%+3.2ポイント+4.3ポイント
2018年19.8%+2.0ポイント+6.2ポイント
2023年20.8%+1.0ポイント+7.0ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

小浜市の人口の見通し

小浜市の人口は、2024年の27,644人から2050年には21,212人(2024年比 −23.3%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

小浜市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・福井県内での位置づけ

小浜市の空き家率は20.8%で、全国平均の13.8%より 7.0ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると174位(高いほうから約16%の位置)で、低い順では886位にあたります。

福井県内では、11市区町村のうち空き家率が高い順で1位です。 福井県全体の空き家率は15.6%で、小浜市はこれより5.2ポイント高くなっています。 福井県で空き家率が最も高いのは小浜市(20.8%)、最も低いのは永平寺町(10.8%)です。

高いほうから2割以内に位置し、全国的にも空き家が多い地域です。福井県のなかでは最も空き家率が高い自治体です。全国平均を7.0ポイント引き離しており、誤差の範囲では説明できない差です。20.8%では住宅は選ばれる側になり、条件の悪い物件は動きにくくなります。福井県内のほかの自治体はすべてこれより低い水準にあります。2050年の推計人口は2024年比−23.3%という減り方が見込まれています。

15,090戸という住宅ストックでは、率だけの比較には限界があります。流通している住宅は32.5%にとどまり、動いていない住宅が多数を占めます。全国で最も空き家率が高い軽井沢町(70.4%)とは大きく離れた位置にあります。行き先の決まっていない住宅が中心の地域では、売る・貸す・解体するのいずれを選ぶにしても、判断を先送りするほど選べる幅は狭まりやすくなります。空き家率がほぼ同じ栃木県矢板市(20.8%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。一貫して上がってきた地域では、この流れが止まる材料があるかどうかが見どころです。

小浜市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

行き先未定の住宅が多い地域では、同じ状態の家が周囲にも並びます。動くかどうかは状態と価格の差で決まります。この水準の地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくと話が進みます。母数の小さい地域では、周辺の成約事例が少なく相場がつかみにくくなります。流通が細い地域では、査定や募集の反応を見ながら条件を決めることになります。6割前後が行き先未定という地域では、放置している家が特別ではありません。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・福井県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。