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あわら市(福井県)の空き家率

福井県あわら市の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で16.0%です。 空き家数は1,900戸、総住宅数は11,900戸です。

あわら市の空き家率(2023年)

16.0%

空き家 1,900戸 / 総住宅数 11,900戸

全国平均より 2.2pt 高い全国 422位 / 1,059市区町村(高い順)

あわら市の空き家データ

空き家率
16.0%
空き家数
1,900戸
総住宅数
11,900戸
全国平均(13.8%)との差
+2.2ポイント
全国順位(空き家率が高い順)
422位 / 1,059市区町村
福井県内の順位(高い順)
4位 / 11市区町村
福井県の空き家率(15.6%)との差
+0.4ポイント
名義が親のままでも相談できるのか — 相続した家の査定で何を聞かれるか築40年でも値段が付くのか — 空き家買取で断られる条件・断られない条件売れないのは値段のせいではないかもしれない — 再建築不可・共有持分・事故物件の出口

空き家の内訳

総務省の区分によるあわら市の空き家1,900戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。

その他の空き家(長期不在・取り壊し予定など)
1,010戸
賃貸用の空き家
780戸
売却用の空き家
70戸
二次的住宅(別荘等)
50戸

あわら市の空き家1,900戸の内訳では「その他の空き家」が1,010戸(53.2%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。空き家の41.1%が賃貸用の空室で、賃貸の需給が数字に反映されています。売りにも貸しにも出ていない住宅は、周辺の市町村と比べても目立つ量ではありません。総住宅数は11,900戸で、空き家率1ポイントは119戸に相当します。率の細かい上下は幅を持って見る必要があります。

腐朽・破損がある空き家

あわら市の空き家1,900戸のうち、腐朽・破損があるものは590戸で、空き家全体の31.1%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。

腐朽・破損あり
590戸
空き家数に占める割合
31.1%

空き家の31.1%に傷みがあり、老朽化の進み方が課題になります。総住宅数に対しては5.0%が傷んだ空き家にあたり、全国的に見て高い比率です。行き先の決まっていない住宅が半分前後ある以上、放置される期間が延びれば傷んだ住宅は増えていきます。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。

あわら市の空き家率の推移(2008〜2023年)

あわら市の空き家率は2008年の16.2%から 2023年には16.0%へ、 15年間で−0.2ポイント変化しました。直近の調査では下がりました。 同じ期間に全国平均は+0.7ポイント、福井県全体は+0.6ポイント動いています。

2013年の17.1%がこの期間の最高で、その後は下がっています。増え続けているタイプではありません。2008年と比べた変化は−0.2ポイントで、水準は当時とあまり変わっていません。調査開始時点で16.2%あり、最近になって始まった問題ではありません。「その他の空き家」の比重が高いだけに、率の上昇は放置される住宅の増加と結びつきやすくなります。16.0%という水準では、既存住宅の使い方を見直す局面に入っています。

10%12.5%15%17.5%20%2008201320182023
あわら市福井県平均全国平均
調査年空き家率前回調査比全国平均との差
2008年16.2%+3.1ポイント
2013年17.1%+0.9ポイント+3.6ポイント
2018年17.1%±0.0ポイント+3.5ポイント
2023年16.0%−1.1ポイント+2.2ポイント

住宅・土地統計調査は5年ごとの標本調査です。市町村合併があった自治体は、合併前の年のデータが 現在の区域と一致しない場合があります。空き家率には賃貸用の空室や別荘も含まれるため、 率が高いことがそのまま管理されていない空き家の多さを意味するわけではありません。

あわら市の人口の見通し

あわら市の人口は、2024年の26,306人から2050年には17,958人(2024年比 −31.7%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。

あわら市の将来推計人口(2040年・2050年)と人口推移を見る

全国・福井県内での位置づけ

あわら市の空き家率は16.0%で、全国平均の13.8%より 2.2ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると422位(高いほうから約40%の位置)で、低い順では638位にあたります。

福井県内では、11市区町村のうち空き家率が高い順で4位です。 福井県全体の空き家率は15.6%で、あわら市はこれより0.4ポイント高くなっています。 福井県で空き家率が最も高いのは小浜市(20.8%)、最も低いのは永平寺町(10.8%)です。

高いほうから約40%の位置にあり、平均をやや上回ります。福井県内では4位で、上位半分に位置します。全国平均との差は2.2ポイントあり、平均より多いことがはっきり出ています。16.0%という水準では、買い手・借り手より住宅のほうが多い状態になります。福井県内で最も高い小浜市(20.8%)とは4.8ポイントの開きです。2050年の推計人口は2024年比−31.7%で、住宅の需要そのものが縮んでいきます。

31.1%が老朽化しているもとでは、解体を含めた検討が現実的な選択肢になります。11,900戸という住宅ストックでは、率だけの比較には限界があります。1,900戸の空き家があれば、地区ごとの状況の違いも大きく出ます。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ福岡県北九州市(16.0%)は賃貸用の空室が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。いったんピークを打った地域では、除却や再利用が進んだかどうかが次の焦点になります。

あわら市で空き家を所有している場合にできること

空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。

使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。老朽化した住宅が多い地域では、建物を残す前提を一度外して考えたほうが選択肢は広がります。人口が明確に減る地域では、決断が遅れるほど買い手・借り手の母数は細っていきます。母数の小さい地域では、周辺の成約事例が少なく相場がつかみにくくなります。空き家率が高い地域では、売る・貸す・解体するのどれもすぐには決まらない前提で動くほうが安全です。

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出典

総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計

統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421

腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)

https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631

調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・福井県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。